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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

6月の東京ハイカイ録

今月もまた東京をハイカイしたが、最近面白いルートで動くようになった。
品川で新幹線を下りて荷物をロッカーにおいて、それから少し動いて、東急線に乗る。
こういうことをするのも案外楽しい。

上野毛へひさしぶりにきた。
五島美術館の近代日本画を見るため。大好きなので嬉しい。
内容は三年ほど前のと大体重複している。
だから貴重な再会となった。
こういうのもとても楽しい。

お庭に出ると紫陽花、羊歯、苔がみずみずしい。
ちょっとよろついたので早めに去ることにしたが、面白い石を見つけた。


そこから自由が丘経由で横浜へ。
お昼よばれてからみなとみらい線一日券で元町・中華街へ。
久しぶりに大佛次郎記念館へ向かおうとしたのだが、まずアメリカ山でつかまる。
すごく薔薇と紫陽花と他の花とがキラキラしていて、ここからなかなか出れない。
おーーーー元々このあたり好きなんだが、ますます好きだわー。





ひとさまにも親切して機嫌よく歩くと、今度は港の見える丘公園でこれまた素晴らしい花の饗宴が!!‼
あああ忘れてたわーここらはバラの名所なのよ。洋館と薔薇の美。
百合も咲いているし、紫陽花たわわやし、すばらしいのなんの…
これで結局時間がな…






ようよう記念館に行ったが、本当に良い時期に来たなあ。
むふふ。
記念館では大和和紀さん「ヨコハマ物語」の原画展。
入館料は通常200円だがファイル付のにして500円。



ああ、楽しかった。
そして大仏次郎のヒット作「霧笛」の初稿版と最終稿の違いを見て、最初の方が良かったのにと残念に思った。
急ぐのでいくつかをあきらめる。

花を見る楽しみに時間を取られすぎてしまったが、それはそれで必要なのだ。
次に日本大通りに出て横浜ユーラシア文化館へ行くが、目の端にユリの群生が。

チャイナドレスの展覧会を大いに楽しむ。
ブリヂストン美術館でも数年前に良いのを見たが、こちらはさすが中華街があるだけに、「家族の思い」がこもったドレスなどもあり、それもよかった。
そしてそれを楽しんでから県庁の方へ百合を見に行くが、これがまた素晴らしい。
ああ、ヨコハマって素敵だなあ。

開港資料館にも入る。明治の写真を見る。かなり古手のがあるのです。
自分としてはむしろ大正時代のが好みなので、明治の写真は資料として見るわけだよ。
二階からお向かいのビルを見る。
前から気になってた店。
ああ、良さそうだな。北欧か。


次に馬車道へ。というのは十番館でサバラン食べたいから。
すぐ忘れるが、勝烈庵の真裏なのだよなあ。
サバランとアールグレイ。


さて横浜駅に戻ってきました。
そごうなりよ。丁度六時になったのでついつい今は亡きIt’s a Small Worldを見上げてしまったわ。

「水木しげる 魂の漫画」横浜展開幕!

面白かったわ。
そしてここで初売りのファイルも購入。

動線がいいので龍谷で見たときより好ましかったよ。
あっという間に閉館時間。とても充実していた。

昼も夜もポルタの地下街で終わってしまったが、いつか崎陽軒のアフタヌーンティーしたいわ。
品川向けてGO!

定宿でぐったりしてここで初日終わり。

朝の間に清洲橋通りを歩き、紫陽花の状況を確かめる。残念ながら年々へってゆくねえ。


まずはたばこと塩の博物館。
マッチラベルの面白いのを見る。
中には「なんでやねん」なものもあり、理屈抜きで面白く眺める。

昼前に六本木一丁目へ。少し寒かったので杵屋に入るが、どうも麺が太すぎて食べづらい。
「半玉追加無料」をお断りしてよかった。

泉屋博古館分館で浴衣をみる。様々な浴衣の実物に浮世絵などに描かれた浴衣や湯文字。
これはいいわ。
チャイナドレス展といい浴衣展といい、こういうのを見るのは楽しい。

麻布十番から練馬まで。そこから中村橋へは一駅。こういうルートもある練馬区立美術館。
最終日「遊ぶ浮世絵」展を楽しむ。
くもんコレクション。何度か見ているが、やはりいいなあ。
立版古、双六が楽しくて仕方ない。
とかなんとかいううちにタイムアップ。
雨も降ってきたので東京へ。

今回はロッカーを使わず定宿に荷物を頼んでいたが、これがよかった。
まさかのSuicaアウト。接続ダメ。みどりの窓口で説明を受け、来月つくりかえ。
ひえー。
ひやひやしながら新幹線ホームへ。
今回はあれだ、特典のグリーン車なんだよ。
身体は楽だが気分が重い。

まぁ阪急に乗って帰りましたよ。
次は隅田川の花火の日に行きます。
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五月の東京ハイカイ録 その2

続き。

5/4になりました。
森下のA06から地上へ。
バスに乗り、ビッグサイトへ。
そう、イベントね、わたしは西2にゆくので、行列は限りなく建物に近くで、屋外とはいえ日差しを浴びるとなく楽に並べました。
いよいよ!

…大方は目的達成したけど、完売に負けたのもかなりあるよ…
色々と楽しかったです。

門前仲町行きのバスに乗る。
越中島はあんまり来ないところだが、東京海洋大学の佇まいなかなかいいな。

久しぶりの門仲。
90年代初頭はよく来たなあ。
2000年に清澄白河駅が開業したからこちらに来なくなったのもあるが、正直な話好きなところだった。
というか、住みたい町でもあった。

まあとりあえずすぐそばの純喫茶の二階に。
なかなか混んでるし雰囲気もいい。
ナポリタンとカフェオーレを頼んだら、カフェオーレが殆どウィンナコーヒーではないですか。
これで800円はいいなあ。



一旦宿に荷物を置いてから出かける。
今度は庭園美術館へキスリングを見に行く。
キスリングは三越で見たのがやっぱり90年代初頭か。
随分と昔なのだなあ。

満足してから再び宿へ戻る。雷ゴロゴロ鳴るし寒くなってきたので着替える。
早めに夕食してから再び上野へ。
「日本美術の名品」展を見たが、永徳の獅子には久しぶりの再会だが、永徳のひ孫の描いた若獅子が可愛くて可愛くて。
それから芦雪の雀にわんこ。破壊的な可愛さだぜ。
若冲の華鬘草も妖しげでポーの挿絵で有名なハリー・クラークの先達のようだった。
この妖しさの血脈の末に魔夜峰央も連なるわけだ。

今回もきっちり九時までいた。その後ホテルでなんだかんだしたので、やっぱり12時を越えて、それからの読書。ああ…

三日目終わり。

最終日は5/5端午の節句。
残念ながら柏餅も菖蒲湯も今年はアウト。ただ、柏餅はもう四月の半ばから何度か食べてるからよいかな。

いつものロッカーにあの大荷物がよくもまあ収納できたもんだ。
身軽になってまたもや上野。上野は本来なら一日にまとめるべきだったのだけど、色々と都合がありましてな。
それと72時間使用可能の都営・メトロのチケットが5/5am10:01までだったので、ここに行くのがいちばんスリリングかつ合理的なのだよ。
上野の改札出たとき、10:00でした。ぎりぎりー。

科学博物館で哺乳類展。剥製大量。江渡貝くぅぅん…
わたしは骨の方が好き。
日本館つまり本館でお昼食べたが、やっぱり本館はいいなあ。

しかしここでまた楽しくない出来事が来る。
実は佐倉へ向かう車内では、信州の妹一家がいきなり家に行くという連絡があり、わたしが不在なので母ではもう対応できなさそうだなと危惧していた。
母に連絡してもらい、その応答を教えてと頼んだのに連絡なし。わたしがどうなったのかと尋ねたら、もう帰途についているという。母の具合がよくなさそうなので直ぐ帰りました、という。
色々言いたいことがあるが、言わない。しかしこうした感情が堆積されてゆくのだなあ。
母に電話したが、彼らの滞在時間の短さもあり、彼らの来訪を覚えていなかった。

その後に今度は隣家のオジから、ちょっと何の意図だか読めない嫌な物言いのメールが来て、非常に不安になる。どうにもならないので明日の訪問を待つことにしたが、9時以降に来てくれとだけたのむ。あまりに早朝だとこちらも対応いたしかねる。
別なオジ、これは正真正銘の悪人だが、そちらとの面会の約束もあり、やっぱり五月の血縁関係は嫌なことばかりだと改めて思う。

しかしわたしがネットの世界の人になっていちばんよかったと思うのは、こういうとき。
つまり困っているわたしが偶然にみかけたツイートで、こうした時の心の対処法が紹介されていたからだ。
かなり気楽になる。
しかしこういうのも、うちの母などには内緒だ。必ず悪く言うからなあ。
「そんなことも一人で対応できないのか」うん、悪いけど他にもたくさん抱えたり背負ったりしてるんで。だからこそ自分の知らないことを知ったり、集合知とかそうしたものをみると少しばかり安堵する。
こういう自分の不安な気持ちの名前を知ることが出来て、それだけでもよかった。

弥生美術館へ。
制服の展覧会。明治の昔から平成の今までの流れ。
制服、奥が深いなあ。
わたしは学校生活と言うか学生時代は悩まされ続けたのであまり学校関係のことに関心が向かない。
マンガでも「学園もの」は正直に言うと大嫌い。特にラブコメとはもう本当に無縁でいたい。
学校に行くような世代のキャラの出るマンガで好きと言えば、それこそスポーツものだ。それ以外には本当に近づきたくない。

華宵、夢二のよいのも楽しみ、隣のカフェ港やでお茶。ほっとする。

どうも今回はいらんことを書いてしまっているな。
これでは東京ハイカイ録ではなく、心模様になっている。いかん。

二重橋へから三菱一号館へ。
ラファエル前派の絵を喜んでみてるわけだが、思えば彼らの作品を好きになったのは90年代初頭からだから、これも長いなあ。
今回の展示、一室丸ごと撮影可能コーナーなのがあり、ヒャッハーになったよ。
あべのではどうするんだろう。

そして東京駅に着いたのですが、ここでとんでもない事件が!
新幹線、日にち間違えて予約してた!!
がちょーーーーん
真っ暗になったわ。
でも駅員さんの指導を受け、日にち変更し、なんとか乗り込んだ。
特典でグリーン車なんだが、今回変更でも使えるのね。
あーほっとした…
くらくら…

いいハイカイになりました。

五月の東京ハイカイ録 その1

今年は日本初の10連休と言うわけで、色々と問題がある中で、申し訳ないけれどそれなりに楽しんで過ごしました。
5/2から四日間東京にいて、そこで何をしていたかを大まかに記す、いつものハイカイ録です。
正直なところ、完全に自分のための覚え書きなので誰のためにもならないし、その意味では面白くもおかしくもない内容です。

毎年この期間はポイントを使ってグリーン車で東海道を往来する。
どう考えてもすごい荷物になるからそうでないと無理というわけだ。
今回も気楽に乗りに行った。既に大荷物なのだよ。そう、四日もいるから靴の替えも持っていくから仕方ないのだ。
ホテルのロビー、ちょっとそこまで用のサンダルもあるからとんでもない多さになるのね。

とはいえまずは東京駅のいつものロッカーに荷物を入れる。ギリギリ入ったなあ。
丸の内線で新宿に出て、それから京王に乗り換え。そのまま東府中へ向かう。途中調布で乗り換えて到着。少しばかり遅れた。
公園内の藤棚もまだ花が残る。
へそまがり日本美術展。後期展示を楽しむ。
展覧会の個々の感想はまた後日。
今風に言うなら「それはまた別のお話」ということ。

大変楽しかった。出たら入場制限してたのにもびっくり。
今回は武蔵小金井に向かうのでそのバスに乗る。
乗ったはいいが、バス停を一つ間違えて終点の武蔵小金井に出てしまう。
まあそれでも15分ばかり歩けばいいのさ。
連雀通を歩いたが日差しが強くて、火が差してても…日傘してても暑い暑い。
どうでもいいけど、「日傘して」が「火が差して」に誤変換するのは暑くてかなんな。

はけの森カフェの入り口が見えた。そうか、一つ曲がって下るとこうなるのか。
大岡昇平「武蔵野夫人」の現場らしい。
二度目、このはけの森美術館に来るのは。
今回はあれだ、カフェになってる元々の中村研一のアトリエと茶室が登録有形文化財になった記念の展覧会なのね。
先に中村の洋画を見る。
アトリエを描きこんだ作品などがある。

Caféでお茶。ああ、ほんのり幸せ。外観を撮り倒す。


庭も緑が濃いのが好ましい。
うちのオバの家は同じ野川沿いでもちょっと離れてる。
武蔵小金井の住人にとって野川と言うのはとても大切な存在なのだろう。

ひとつイケズな思い出話を。
以前知り合った西宮の女性が非常に自慢たらたらの人で、自分は政治家もたくさん住まう阪神間の金持ちの町のエエ氏、あなたは企業のない北摂の人=住民税が無駄に高いが恩恵は少なかろうの意、とオモシロいことを言うていた。
さて彼女、脱関西人を目指していて、ついに東京に住まうことに。それが武蔵小金井のマンションだった。更に団子坂近くの某洋館のボランティアにもなったそうで、これまた自慢たらたら。
武蔵小金井の美点を延々と繰り返すのだが、それはみんなわたしも知ってることだし、それ以外のことと更に昔の話もわたしは詳しいので、話に割り込んでそれを話し出すとたちまち顔色が変わった。
うちのオバは武蔵小金井に半世紀ばかり住んでいるし、わたしも学校の休みに、オバのところにたびたび逗留したからなあ。
それっきり縁が切れた。
それであるとき、例の洋館に行って彼女はいますかと尋ねると、もうやめたという。なんとなく含みを感じる物言いで、それはそれで厭なものを感じた。

人間、自分を良く見せるために、他人より偉いみたいな顔してモノを言うのはやめないとね。
これはわたしも自戒をこめての話。

六本木へ。ムーミン展に行ったところ、他二つの展示に向かう人が大行列。それでムーミン展の招待券を係の人に出すと、「さあこちらの線上を上がってください」とのことで、すまぬがささっと上り、更にチケットの改札と言うのかあの場所でも「優先です」と言われましてな。ありがとうございます。

ああ、ムーミン展、やっぱり混んでるがなー
これまで何度もムーミン展を見てきたが、今回が一番原画の数が多いのと違うかな。
前回見たムーミン展は作者トーベ・ヤンソンその人を中心とした展示だった。

綺麗な夕日を見てから東京へ向かう。ロッカーの荷物を出してホテルの送迎バスに乗る。
着くと仲良しのフロントIOさんがいた。
わたしの誕生日番号の部屋を用意してくれている。
いつもありがとう。
初日終わり。

二日目は憲法記念日。
9条を守ろう。

佐倉についてバスを待ち、川村記念美術館へ。



わたしもコーネルの箱は好きなのですよ。
ただもうここに近代日本画がないのが淋しくて悲しい。

バスは歴博経由のに乗った。
助かるわ。そして新入りの猫の親子を見た。



青砥で乗り換えて本所吾妻橋へ。
たばこと塩の博物館。展示作品がいいのは当然ながら、購入当時の事情などの裏話が大変面白かった。

都美へ。クリムト展。これがもう本当に金と装飾に入れ込むような内容でね。
巧いタイミングで見れてよかった。



もう少しばかり時間もあったので東博の常設も見に行く。



東博でも良いものを堪能。
この日は金曜で東京では「きのう何食べた?」を見ることが出来た。
相変わらずケンジの内野さんが可愛い…
二日目終わり。

四月の東京ハイカイ録

大阪から静嘉堂に行こうという場合、新幹線で品川で下車、大井町なり五反田なりに出て東急大井町線に乗るのがいい。
大井町だと直行、五反田だと間に地下鉄を挟むが、とりあえずそれで二子玉川へ。
普通車だと途中旗の台辺りで急行に乗り換えも出来る。
そこからバスを待ち31系統の成育センター行きに乗る。
わたしはこれで9:26品川着で10:30静嘉堂入りが出来た。
開館と同時はさすがにしんどい。

備前の日本刀をメインにした展示で、初日から多くのお客さんが来ていた。
「刀剣乱舞」を知らないわたしには「刀は刀」なのだが、熱心にみつめる女性客の視線と姿勢にはこちらも熱くなった。
いい時代だ、その意味では。自分の好きなものを好きだと公に出来るのだ。
多くの女性客のときめきを想像して、刀コーナーを見て回った。

自然光の入る場所で曜変天目が鎮座ましましていた。
ただ、朝の明るすぎる時間帯が災いしたか、青みの美しさが堪能できなかった。
これは少しばかり残念。
曜変天目、三館同時開催を記念したクリアファイル購入。
いいものを出したなあ。こうして並べると、全く違う個性を持つのがよくわかる。

なお展覧会の個々の詳しい感想はおそらく後日に挙げます。
最近はわたしも大いに劣化して書けないことが多いので「一切の希望を捨てよ」じゃないけど、期待なんかしないでください。←誰もしてまへんがな。

花がまだまだ綺麗なので嬉しい。
花については後でまた集めよう。

さてわたしは二子玉川駅に戻り、エキナカのしぶそばで姫甘皮筍と菜の花天うどんを食べましたらやね、その姫甘皮筍がたいへん美味しかったのよ。これはええのう。
ああ、錦水亭は行ったから、今度は筍亭に行きたいよ…

松濤美術館で「女おんなオンナ」展を見た。
以前に猫、犬、とかな・漢字・カナの展覧会がここであったから、いずれは男おとこオトコ展もあるだろう。
浮世絵の展示。アルコーブが春画コーナーになっててよかった。
まあまあ面白いものを見たので満足。

そのまま半蔵門へ。
国立劇場の情報館で幕末の名優の浮世絵をみる。
三世豊国のいいのがたくさん出ていて楽しい。
天保から慶応まで。
こうして見るとそのもう一世代前の化政期はやっぱり凄いな…
いや、こちらもよいけど、なんせ向こうには五世幸四郎、三世菊五郎、五世半四郎らがいるからのう。
こちらは八世団十郎、四世小団次、三世田之助、五世菊五郎、後の九代目團十郎もいるが。

久しぶりに半蔵門ミュージアム。開館一周年らしい。早いなあ。
シアターで大日如来についての番組を見るが、その前に中村晋也の順陀像の映像などを見る。かなり画質がいい。
いよいよ展示。
「涅槃図」をみる。江戸時代中期のもの。ジャコウネコらしきのがいた。
ガンダーラ仏のよいのも見たし、機嫌よくそのまま麹町駅へ。
あっ「泉屋」の本店だ。忘れてた、ここにあったのだ。

東池袋に行き、少々買い物を済ませてから、洋菓子のタカセへ。
もうサバランはなかったが、他のケーキは少々。
三階に行きオムライスを頼んだついでにイチゴショートをたのむ。
もう六時過ぎなのでカフェインは困るのよ。
どちらも美味しくいただけました。よかった、これはいいな。

JRで上野に出て、ここで科学博物館のチケット忘れに気づく。しもた、来月に延期だ。
東博へ。
東寺の仏像大集合。仏像曼陀羅。
帝釈天は男前、ゾウは可愛い。

しかしながら常々思うことだが、こうした展示は本来あるはずの仏像への畏敬の念を失わせるものだなあ…
「美術品」との遭遇による感動はあるのだが。
そう、仏像と言う美術品。

初日ここまで。


二日目。
朝のうちに隅田川沿いを散歩。ソメイヨシノはほぼ散ったが、関山、普賢象などは盛り。

混みそうなのでまずは汐留のモロー展。
とてもよかった。パリのモロー美術館からこんなにも来てくれてうれしい。
そしてモローとルオーの師弟の心のつながりにも感動。

山種美術館では「花flower華」展、花を堪能。
そこから徒歩で國學院へ出て軍記物の比較を面白くみる。
山種に戻りカフェでおいしい和菓子をいただく。

出光美術館では「六古窯」展を見たが、先に山種で花の絵を見ていて本当に良かった。
心に残る花々が、出光の古くて大きなやきものに活けられるのを想像して、とても楽しい。




こういうコラボ、楽しい。

LIXILギャラリーで「吉田謙吉12坪の家」を面白くみる。
人間、いくらでも工夫が出来るものだ…

最後は高島屋に新しく出来た高島屋史料館東京で村野藤吾の高島屋増築の苦心をみる。
これもまた工夫と苦闘の話で、資料を見て胸が熱くなった。

日本橋さくら通りを通って少し残る桜をみる。
東京でも花見が出来て楽しい。

また来月までさらば。

2019.3月の東京ハイカイ録

三月の東京ハイカイ録。
二月、二回東京に行きましてな、このところスパンが短いのですが、次は四月二週目なのできちんと間が空くのでした。
なんしか東京に行くと面白いことが多いので仕方ない。
大阪も面白いが、刺激が足りない。

今回は色々あってロッカーを遣わず直で府中に向かったけれど、普段綿密な計画を立てているのに(というか、そうしないと時間の無駄)、少し予定を変えたらつまらないミスを犯してしまった。せんでええことをしたわけだ。無駄やわ…
でも10分遅れで府中についたからよしとしよう。

てくてくてくてく…まだ梅林も遠目に綺麗。大寒桜も満開。
恒例の春の江戸絵画祭り。日本二大春の祭りの一。
もう一つは春のパン祭。

府中市美術館「へそまがり日本美術」開幕!!
初日に来たよ。

たいへん良かったというのがまず出るね。
よくもこれだけ色んな絵をあちこちから集めてきたなあ。
全く感心するばかりなりよ。
家光の不思議などうぶつたち、破天荒な表現とそれに対比されるマジメな応挙先生。
挙句は蛭子さんのマンガまで。
「へそまがり」というよりこうなると不条理なのを集めたようにも見える一面も。

コレクション展は配置が換わり、牛島憲之の墨絵による役者絵がなくなったのが惜しいが、あとは見やすくなった気がする。

大寒桜も咲いていて綺麗だった。
どこで何を食べるか東府中、と思いながら歩くうちにふと思い立ったのがスーパーライフ。
ありましたありました。
トン汁をチンして焼きそばパンとかその他でおひる。これくらいの方が気楽でいいのよ。時間もないし。
隣の席の人とちょっとばかり話したり。日差しに負けたり。

浅草へ直行したが、やはりというか当然というかアンヂェラスは並んだ瞬間に完売。
御縁がなかったねえ。

宿に行き片づけたりなんだかんだしてたら4時になった。
早いなー。まあ「へそまがり」に時間がかかったからなあ。
それで上野に行った。

常設見ながらパチパチ撮ったり挙げたりして遊ぶうちにあっという間に7時。
これはいかん。一旦退出してJRの駅舎上のぶんか亭で天丼など食べる。
それで20分ほどで出るが、ここはあれだな、思ったよりずっと使いやすいんだね。
今度も行くか。

さて戻りまして「両陛下と文化交流」を見た。
岩佐又兵衛の小栗判官が出ていたねえ。
照手姫が常陸小萩としてよろづ屋で働くところ。百人遊女がそれぞれみんな綺麗に描かれていたなあ。

本当の意味での文化交流の方々なのですなあ…
一度葉山の美術館で偶然ご一緒になったことがあるが、完全にプライベートだったので、とてもくつろいでらしたなあ。

9時までいたが、結局東洋館へはたどりつけず。
今回は本館だけでせいいっぱい。

そのまま田原町へ。まさかの五月閉店の蛇骨湯に。
久しぶりやわ。けっこう引きも切らずにお客が来る。
沖縄から来た子となんやかんやと話す。
キモチいい黒湯。

湯冷めしないがぬくいのでガリガリ君など買った。
ようやく冷えてから寝る。

二日目。
早い目に出ていつものロッカーに荷物を放り込み、成城学園へ。
ここは来るの初めて。成城学園と言えばわたしの最古の記憶では立原正秋「冬の旅」の理一郎の家のあるところ。
関西でいえばここは藤白台と御影くらいかな。(阪急沿線しか知らないので他の比較ができない)

旧猪俣庭園へ。吉田五十八の設計。新・数寄屋の素晴らしさを堪能。
生活するにはこれはいいな。庭園も見事。

そこから旧中村家へ。これまた可愛らしい洋館で感じよかった。
どちらもパチパチ撮り倒しましたわ。

で、元へ戻ればよいものをついつい好奇心に駆られて急な坂を下る。
雲雀丘レベルの坂な。そしたら喜多見不動さかに出てしまい、滝を見る。
車販売店で親切な道案内を受け、再び坂を上る。ああ、今回はこんなことが多い。

何を食べようかと成城学園前まで来たが、箱根蕎麦がみえたのでそこへ入る。
かさごの天ぷらと桜エビのかきあげのうどんを食べる。

それから清川泰次のギャラリーへ。
これはいいなあ。昭和初期のボンボンがライカであちこち撮り歩き、楽しい旅ノートを拵えている。
そう言うの好きだなあ。
ここではハーブティーをいただいた。ありがとうございます。

白金台へ。
公園に河津桜と寒桜が咲いていた。





綺麗だったなあ。
椿も咲いていた。




庭園美術館で岡上淑子のシュールなコラージュ作品にしびれる。
これはすごいな。それだけに若いうちにやめてしまったのが残念。
詩とシュールなもの・抽象的なものは合うねえ。

最後は汐留ミュージアムで子どものための建築。
いいなあ。小学校や公園の遊具や「コドモノトモ」などの雑誌の紹介も。
こういうのは素敵だ。

タイムアップ。日本橋から東京駅へ。
東北の桜巡り弁当を買いましたわ。
おいしかった。

大阪へついて、自転車で帰宅。
ああ疲れました。
次は4/13かな…
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