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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

2019.11東京ハイカイ録

11月末と12月初にまたがる土日に例によって東京ハイカイ。
二週間前には日帰りしたのだけど、この日も色々と忙しくてね。
母親の具合はまあよくはないけど(わるくもないと思いたい)とにかく出かけた。
品川で下車。そう、「オープンしなけん」に参加するのだよ。
イケフェス大阪のお仲間、今年で第二回目、一年に一度の日。

まずは大森へ。久しぶりに来たな。もしかすると十年ぶりかも??
先に大森貝塚見学。NTTの横の、線路から見える碑。

実はこちらは貝塚ならぬ貝墟という字。場所が確定されていないというか色々事情があるんだよ。


道を歩けばあちこちに蝸牛のマーク。これは品川の文化財関連のマークらしい。


途中見かけた。


品川歴史館の中にある松滴庵。ここは六窓庵の写し。



詳しくは別項で。

展覧会も見る。

なかなか興味深かった。名前からもわかるように日蓮宗のお寺で現存し、今は天妙国寺と言うそう。

次は五反田。自分の知ってるのとは逆の方向へ。
雉子神社

ここの天井絵を見に来た。


目黒へ向かう。
杉野邸に行くのに道を間違えて線路沿いを歩き、ドレメの建物に見降ろされながら延々と歩く。
なんか悔しいな。昔から目黒の地形は難しいんよ。
ようよう目黒川まで出てから坂を上る。ああ、無駄なことをして疲れた。

先に杉野学園服飾博物館へ。ここはまた神殿風な作り。昭和30年代なのだそう。


展示は今はルーマニア、ブルガリアの愛らしい民族衣装。可愛いなあ。
つい先日、民博の所蔵する「可愛い衣裳」を集めた展覧会を阪急で見た。
他にも神戸ファッション美術館でいいのを見たし、いいタイミングやわ。
あとは十二単も。学生さんたちの再現復元の仕事、いいなあ。


時間が来たのでそばの杉野邸へ。ここもまた後日じっくり挙げます。
杉野邸では館長さんのお話を伺い質問などもする。

誠に有意義。


出てから駅に戻り、今度は庭園美術館へ。
「アジア憧憬」…素敵だ。すばらしい。
これをみて思い出すのが山岸凉子さん「ドリーム」。
作中では明治の洋館だが、そこに日本の家具などを合わせる。
古い東洋の美を新しい洋館文化に。

陶然となりながら目黒から品川へ出て自分の入れてたロッカーを探すが、毎度毎度コリもせず迷う。えらい目に遭うわ。
東京駅では完全に決めてるからいいんだけど品川はなあ…
それでようよう落ち着いて、水山でうどんをたのんだが、黒酢あんかけうどんがいつのまにか(ここ限定か?)ラー油入りになってて、辛い辛い、つらいつらい。
うーーーーん、えーーーーーん、という感じ。
まあでも後口はマシか。びっくりしたなあ。今度紀伊国屋の店舗の方も確認しよう。

宿へ行って荷物置いてそれから上野へ。
東博「文化財よ永遠に」。これがもう実に良い。修復された仏像が並ぶのを見るわけだが、奈良や京都の仏像、鎌倉の仏像をみてる目には新鮮なのね。
特に東北の仏像は以前開催された「みちのくの仏たち」展でも衝撃を受けたが、やはりよろしい。
とはいえ今回は千手観音さんに癒された。奈良や滋賀の古い仏さんにはある種の親和性を感じるが、今回もそうだった。

常設を色々見てから退出。
そのまま稲荷町へ。寿湯につかりにゆく。ああごくらく…
途中見かけた。



朝。ホテルの送迎バスで東京に出てビッグサイト行きのバスに乗るが、なんでかしらんが、これがやたらと停まる普通のバスだった。
直行じゃないんだなあ。まぁそんな大きいイベントではないからか。
西館へ。並ぶ。あら、今回は11時入場か。好きなサイトさんのところで新作購入したりお話したり。
次は1/12大阪のインテでお会いしましょう。冬コミはわたしは行きません。

バスを待ってたがなかなか東京行きが来ないので門仲行きへ乗る。乗ったはいいが、やはり時間がかかる。
そして前回と同じ店に入るが、やはり今回も接客の感じが悪くて、もう行くのをやめることにする。
駅と直結したいい感じに古くて、わりに大きい店で味も良いけど、あれではだめだ。さよなら。

門仲から王子へ。けっこう高いな。
間違って北口に出たので親水公園へ。おお、なかなか。箕面を思い出す。



南口に移り、アスカルゴに乗り、ええ感じやないのと都電、新幹線、京浜東北線などを同時に見ようと少し待つ。
バスと地下鉄は諦めた。


飛鳥山資料館に入り、明治の古写真を見る。


常設室へ。これがなかなか面白かった。
一度くらい扇屋の玉子焼きを食べたいが、大阪人には合わないかもしれない。
カステラだと思いながら食べるか。


飛鳥山公園はなかなか…


浅草橋。


そろそろタイムアップ。宿に戻り荷をしまいなおし、またねとあいさつ。
三週間後なの。
東京駅についたらけっこう早かったのでいっそと新幹線の時間を変える。
ああ、こればかりはやはりEXIC様のおかげなりよ。
肩も首も手首も足もアウトだったが、2.5時間休んだおかげで回復し、乗り継ぎも巧く行って阪急にも早く乗れた。
帰宅してから色々と食べるものを拵える。母親の夜食とか明日のお弁当の支度とか諸々。
タフでないとどこにも行けないのでがんばるしかないのでした。


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2019.10月の東京ハイカイ(…ともいえないよなあ)録

のっけからなんだが、本当に最近ブログ更新がなかなか出来ない。
こういう思いつきのを書くのは別に手間取らないが、展覧会の感想や建築写真を挙げたりとかが、本当に出来ない。
これはあれだ、「時間がないんだ、青春は」…昭和の角川文庫のキャッチコピーか。
えーとそうじゃなくて、青春やなくてとっくに朱夏もこえて白秋になっただけに親がもう朦朧というか耄碌というかで、色々手がかかる掛かる。。
だからこれよ「時間がないんだ、白秋は」というのが今のわたくしですわな。

三連休は台風のせいで各地に甚大な被害が齎されたが、それもあって12日は完全自宅待機。
13日は午後から新幹線。14日は四時前の新幹線、の予定でした。
それが13日早朝に難儀なうちのバーさんがタバコが切れたせいでキレてわたくしに激しい暴言を浴びせるので、もう本当に厭になっていちいち箇条書きしておいたのだな。

ところが昼前に正気に戻った途端、そんなこと忘れ果ててこっちになんだかんだとしゃべりかけて来るので捨て置くことにしたのだ。こんな狂人の気随なのに合わせてられるか。こっちまでおかしくなるわ。
それでどうなろうと知らんわと家を出たのが正午過ぎ。
しかしあとあとこれが響いた。

東京に着いたのが5時前でそのまま上野に出ると、丁度科学博物館の恐竜博が入れそうだったのでそのままふいっと入館。



とまあこんな感じで楽しく恐竜の骨をみたのだよ。

さーて本日は東京国立博物館・平成館での「正倉院の世界」展の内覧会に行くために都内に来たのだ。
夜間での会なのでおにぎり、サンドイッチなどの軽食がレセプション会場に出たのもいいな。
でも紅茶が最初から作り置きなので味が落ちてた。以前のようにいれてくれたらなあ、と贅沢なことを思う。

正倉院の宝物だけでなく所蔵の法隆寺の宝物も共に並び、それがとても効果的だった。
正倉院の宝物の中でも特に知られているものだけでなく、まさかこれが来るかというものもあり、それが実は非常に印象的だった。それはいくつもの箱だった。

素晴らしい正倉院宝物を堪能した最後に「塵芥」がある。
奈良博の正倉院展では見ない、絵画、布、金属片などの「塵芥」である。
透明ボックスに納められたそれらを見て、天平勝宝の時代から令和の今日まで1260余年よく宝物が守られたことを、改めて奇跡的だと思う。凄い。



開幕したのでタネアカシ。

マジでびっくりしたわ。

ええものをたんとみせてもらい、機嫌よく定宿へ。

そして早朝、地元の交番から母親を保護したとの電話。
わたしがいないのでふらふらと出かけたらしい。
なんっって難儀なヒトなんだ。
わたしに向かって「出て行け、気分悪い」など様々な暴言はきまくってこれかい。
結局引き取りはムリなので隣家のオバに電話。
あああああ。

この日はなーこの日はなー、イベントがあるので出てきたんだぞーーーっ
東京駅からバスに乗ってビッグサイトへ。
ほぼ満足して予定より3時間早い新幹線で帰る。
オバとの電話、オジからのメールで今は母は買い物をして家で大人しくしているという。

夕方、バスで帰宅。疲れた。
それが母親がいない。おいおい。
隣家へ行くとまた妄想に基づく被害妄想を延々と…
お詫びとお礼のお菓子を渡す。

母親には適当な作り話をして納得させる。
鳩サブレを食べさせると大喜び。

しかしここまで。なんと内で長年可愛がっていたグレコさんがいなくなっていた。
近所に人間ではたどりつけない猫の国があるのだが、そこへ行ってしまったのか、わたしと母親がもめるのを見ていやになったか、ふらふらする母親を心配して追いかけたか、姿が見えない。
わたしも交番まで探しに出た。徒歩数分の近所。
が゛っくりした…

帰ってきてほしいが、わが家では出て行った猫は暫く待った後、猫戻しの呪文を唱え、それで帰らなかったら諦めることになっている…

東京にいると楽しいことだけだったが、自宅にいるとつらいことばかり。
現実がつらいので、やはりわたしは好きなことにのみ目を向けて行こうと思う。
なので来月もなんとか東京へ遊びに行く予定。

2019.9月の東京ハイカイ録

最近は家庭の事情で東京をハイカイするのも一泊二日がせいぜいだ。
それでもまあまだお出かけできるだけましと言うものだ。
来月は東博の正倉院展もあるしフジョシ活動もあるしで、やっぱり二日間都内にいる。

前夜まで意味不明な行動で困っていた母だがわたしが東京へ行く日の朝、わざわざ外まで「いってらっしゃい」とするのでとりあえず心配はやめて新幹線に乗った。
乗ったら寝てしまって、あっという間に東京ではないか。
ちょっと荷物の整理も出来ひんやないの。

いつものロッカーに荷物を放り込んでまずは日本橋で48時間チケット購入。これはEXIC会員特典。
来月からの値上げも今のところは関係なしだが、まあ次期には値上りだろうよ。

日本橋駅の定期券売り場近くの改札から浅草行きのに乗ると、上野でパンダ橋に行くのが楽。
ああ、確か天気予報は25度以下だったのに…

こんな空の下では夏に戻るしかないよなあ。

西洋美術館も科学博物館もヒトでぱんぱんっにふくれてましたわ。
とうとう恐竜博行かれへんかったなあ、残念なり。

というわけで都美。コートールド美術館展、実に98年以来の再会。
あの時は高島屋で見たのよ。当時はこんな展覧会も大丸や高島屋は開催できたんだよなあ。
まぁ今回はなんとか感想も書けそうなのでまた後日にね。

さてわたしはそこから根津へ向かいました。
根津駅の近くで昼ごはん食べてから弥生美術館へアンティーク着物を見に行く。
ここで面白いのは抒情画に描かれたとほぼ同じ着物の現物を、再現+別バージョンで展示と言う。
いい対比やったわ。
おくればせながらアンティーク着物万華鏡と大阪でのレトロモダンな着物の展覧会をまとめて挙げようと思う。

そこから今月5年ぶりにリニューアルオープンした大倉集古館へ。
一階で名品展、二階で蕪村・呉春を中心にした桃源郷展。
それを楽しんで建物もめでる。


裏手に遼三彩みたいなのがあったよ。

六本木一丁目駅改札前で泉ガーデンに入ってる舶来屋さんの安売りがあった。
チョコなんかは賞味期限が近いからやたらと安い。わたしはチョコとリンゴ麦茶、セーロン茶など購入。

さてここで大失敗。溜池山王から赤坂、荻窪経由で吉祥寺に行くはずが間違えて乗って高輪台へ。
こうなるともう仕方ない。庭園美術館に行くしかない。

建物パチパチ撮り倒しましたわ。
最後はこれ。


そこから目黒に出て晩ご飯食べて東京へ向かう。
ちょっと離れたところから見たらあのドーム部分が饕餮に似てるなと。


定宿に入り、ぐったりしつつ「不滅の恋人」見てから寝る。

さて朝になりました。
ホテルの朝食メニューがちょっと変わってた。
長らくキッチンで焼いてたクロワッサンがなくなったね。
当初のが素晴らしく美味しかったけどいつの間にかカサカサになり、そしてついに終わったのか。

昨日と同じロッカーに荷物を放り込んで、千葉へ。
千葉市美術館へは最近本八幡から京成八幡に出て千葉中央から徒歩というのがパターン化している。
これだとわたしでも間違いなく歩けるし、わかりやすい。
折角JR千葉が綺麗になったけど、あっち使うと本当に迷うんよ。
だからこれでいいや。
ところで…やたらと暑い。酷い暑さやな。とうとう暑さに負ける。

で、千葉市美な…いつもそうやとわかってるねんけど、ほんまにいつもいつも…
要するに、凄すぎるねん。
こんな異常に充実した内容の展示、知らんわ。
それも特別展だけと違う、所蔵品展が異常なんや。
これでもかこれでもか、と凄い展示見せて、こっちが大満足どころかキュウキュウになってエネルギー搾り取られて、ようよう所蔵品やラクしたろと思ったら、他のミュージアムでの企画展くらい濃い濃――――い内容が来るねんもん。
もぉ完全にノックアウト。
建物出た後はあれよ、「魂抜けてとぼとぼうかうか」
とんだ治兵衛よ。

さて表に出たら、えらいこと大風でよろめくよろめく。
日傘の傘袋とカチューシャが飛んで行ってしまった。
もったいな…
しかし探しに行くのももう無理。
惜しいことした。

サーモン丼など食べてから都内へ。
寝過ごして気づけば蔵前。浅草で乗り換えれず日本橋で乗り換えて三越前へ。
朝に母親と電話が通じたときに、晩御飯一緒にしようといったので、早く帰ることになったのだ。
だからもう芭蕉もフォルチュニィも諦める。惜しいことした…

三井で高麗茶碗。これだけ並んでるのは壮観。
根津で以前に井戸茶碗ばかりのを見たが、こういう展示は楽しいのよ。
古人と茶碗の逸話を知ったり、自分の好みを探したり。
今回分かったのは、自分は鴻池家伝来のが好きだということ。
「あ、これええな」がみんな鴻池さんとこの旧蔵品だったから。
楽焼見に行って「あ、光ってる」がノンコウばかりなのと同じで、自分の好きなものは一目でわかるのだよ。

ここでタイムアップ。帰ろう。
新幹線、満員御礼。
夕日きれいわ。

なんとか今回は感想を挙げたいと思っている。

2019.8月の東京ハイカイ録

今回の東京ハイカイはちょいと変則的なことになった。既にここでも記しているようにうちの母親の具合が良い日と悪い日があり、特に夏の間はほぼアウト。
それでもまあ一泊位ならなんとかなるなと思って出かけたものの、心配になって電話したら丸一日連絡がつかない。翌朝9時半にようやく連絡がつくと「高熱で寝込んでいた」という。なので予定より4時間早い帰阪となった。
結局帰宅したら洗濯していたというビックリな展開だったのだが、まあ家に意味不明な老人がいると怖いということですね。

さてわたくしの東京ハイカイ(一体いつまで続けられることやら)ですが、とにかく暑いのと台風の後なのとで、色々とたいへんな心持で出ていったのですが、お盆の最中の新幹線なので普段とらない席になりました。
つまりA席。東京へ向かうときはいつも通路側なのでこれはちょっと新鮮だった。
特に田舎の風景に関心がないわたくしですけど、天竜川をみたり、知らないトンネルを見るのは面白かったよ。
そのトンネルは新幹線に対し斜めな位置にあり、電車のものだと思うが、緑が濃かったからもしかすると廃線なのかもしれない。
品川区に入っても、この位置から大井町が見えるのかと知ったり、ここにこんなプールがあるのかと思ったり。

ところで今回は現地についてから自分の立てたルートがまずいというかイマイチだと気づいた。
いつものより少し遅めの新幹線なので東京に着くのが10時前、ロッカーで不慣れな人が手間取るのを手伝ったりその場を仕切ったりで結局いつもより30分も遅れたのだ。
どうにもならんこの仕切り屋・世話焼き体質…

日本橋駅へは丸善から地下に潜るのだが、その丸善で好ましい黒猫グッズを見て色々悩んだのも時間をかからせることになった。
実は変なことを言うが、大昔からわたしが丸善で何か雑貨を買うとトラブルに巻き込まれるというジンクスがある。
本はそうはならないが、どんな小さな雑貨・文具でもそうなるし、大阪・京都・東京と関係なしなので、ここの売り上げに関与できなくなった。
本は大丈夫なのになあ…1980年代からそうなので、筋金入りのトラブルメーカーだ。←自慢するな。

要するに上野から行動するのをやめて、三井記念美術館から動き始めたらよかったという話です。
ついうっかりここを後回しにしたおかげで色々つまらんミスがついて回ったよ。

三井行ってから上野に出たらよかったがそれに気づいたときには西洋美術館にいましたね。そしてここは大量の人が。チケット買うだけで20分待ちやてか。
幸いなことにチケットがございますんで中へ入りますがな。

松方コレクションの素晴らしさについてはまた書けたら後日詳細を挙げます。
数年前神戸市立博物館でも開催されたけど、あの時も内覧会にまで行ったのに書けずじまいだった苦い記憶が蘇る…
まあとりあえず言うたら展示方法がヨーロッパの美術館方式で、壁面上部のが見づらいということと、固めて配置した連作物がどれがとれかわからんという。
まあしかし名品がたんまり。見知った絵や彫刻だけでなく初見がかなりあって、それがまさかの「国立西洋美術館寄託」とかそんなのなので、いつか所蔵品室で見れるかなと期待。

台風の影響でゴアテックス履いたのが失敗で足が速くも痛くなる。サンダルにした方が良かったかな。
そんなこと思いながら今度はフィンランドの女性画家たちの作品展を見に行くと、4年前に藝大美術館でみたヘレン・シャルフベックの作品がたくさん。
ぱちぱち撮ったので、今度四年前のときのブログにプラスして挙げ直してもいいな。
というのはヘレンも自身の作品を数十年後にセルフカバーしてるから、それに倣おう。


さて昼ご飯をどうしようかと思いながら博物館へ向かう。こんな天気なら何か買ってきてベンチで食べでもさほど暑苦しくもなかったのに読めなかった。
仕方ない。それで結局子ども図書館で食べたよ。庭を見るカウンターにいたら、突然上から大きめの水滴がコップに直撃!!!びっくりした。入るもんやなあ。
ひえー

東博でちょっと展示を見てから時間の都合で三国志展の再訪はあきらめて、再びパンダ橋へ。
そう、最近わたしはこのルートなの。
そんで三井記念美術館で「日本の素朴絵」後期展示を楽しむ。前後期共々大変よろしい。
図録も可愛い。前回購入したままあえて開いていないが、数日内にはなんとか感想をまとめて挙げたい。
日本の素朴絵は楽しい。
こういうのが面白く感じられるのはやはり府中市美術館の毎年春の恒例・江戸絵画祭での啓蒙が功を奏していると思う。
巧い絵だけがよいのではないのよ。そういうことさ。

車内で見たもの

わたしは「修羅の刻」の中でも特に鬼一と、この狛彦・虎彦の双子譚が好きすぎるのよ。

駅構内で見たもの


次に出光へ向かう。
これでつくづく思うのは、この日は西洋・東博・三井・出光なんだけど、電車のルートやランチの選択を考えれば、三井・西洋・東博・出光でもよかったわけです。そしたら日比谷線一本で出光へ行けた。
まあ尤もこの日の夜間に森へ行くというのがあるからこその、この時間帯。

「唐三彩」をみる。
作品もいいが演出もよく、喜多郎「シルクロード」がアタマの中で再生中。
フィギュアたちの美、三彩の壺たちのよさ。
唐、遼、ペルシャの三彩。
思えばシルクロードの美を味わわせてくれたのは出光美術館大阪が最初だったのかもしれない。

急にマクドの揚げたアップルパイが食べたくなったが、あれは季節限定なのか、それともここにたまたまないのか知らんが、入った店舗になかったのは無念。
(のちに調べたら他の店舗にはある模様)
それでちょっと一時しのぎにして六本木へ。

進撃の巨人展ファイナル。
知らなかった、まさかの最後の室内以外は全撮影可能とは。
撮り倒したわ。あらためてこの「美しき残酷な世界」へのときめきが高まる。
映像がまた素晴らしい。アニメではなく、原画をピックアップしてエレンとライナーの進撃vs鎧の戦いを迫力いっぱいに動かし、見せてくれたわ。
ネームまで展示されてる…
エルヴィンがネームでもやたらはっきり眉毛だったりするし、リヴァイがやはり可愛いし。

そういえば最新刊のラストの嘘予告マンガ、みんなハンジのせいでゾンビになってたけど、リヴァイさんエルヴィン先生に噛まれてたな。エルリ尊い。

ショップでファイルなど購入し、カフェでリヴァイの紅茶とデザートを頼んだが、紅茶はよくなかったな。これは淹れ方の問題と砂糖の問題かな。
紅茶好きの兵長に叱られるぞ。


定宿でぐったり。しかし荷物ってさ、宿に行く前までロッカーに入れてて、宿で一晩の間だけおいて、あとまたロッカーなので、なにやら申し訳ないような。

翌日、ようやく母と連絡が取れたのでこれはもう早く帰るしかないなと。
それで14時台のを取った。これで行けなくなったのが庭園、太田、そんぽ。
残念なり。

時間配分の結果、案外出発が遅くて良くなり、第一試合の履正社をみる。
ご近所なので応援にも力が入るわ。

まずは汐留美術館でマイセン動物園。
楽しいわー。これもほぼ撮影可能。パチパチ。
にゃんこの仕草のリアルなこと…朝倉かー


その足でそのまま三田へ。駅前の焼き魚屋でおいしくカレイの白醤油漬け焼きをいただく。
味噌汁は良くないが魚はさすがに美味しかったよ。

慶應大学図書館一般公開。




それにしても暑い。
暑すぎてか、どういうわけかなかなか駅に戻れない。
そんな大きい町でもないのに迷う。やたらと中華料理店が多いのと、昭和の中国人家庭がそのまま活きてるような光景を見たりしたからか、アタマが回らなくなる。
ようよう乗り場を見つけた。
一体なんなんだろう。

三田からそのまま神保町へ。
これまた暑さのせいか方向性を見失う。コンパスも狂いがちかと思いきや、「えっ、このルート?」でたやすく到着。
どうなっているんだ、前回と違うぞ。
米沢記念図書館、三原順カラー原画展の後期。

受付にいらしたヤマダトモコさんと愛知からお越しの方のお話を横から聴いて、そこへくちばしをつっこむ。
色々と良いお話を伺えてよかった。

さーてタイムアップ、東京へ向かうぞとあの階段を一気に上がるが、上がった途端心臓ばくばく。
真夏に一気に上がる階段じゃないよな…
三楽病院の横を通り御茶ノ水駅へ。

早めの時間帯に変更して乗った新幹線、混んでたなあ。
わたしは今度は三連のCで気楽に帰阪。
あれだ、駅ナカでおかずとか買って帰る。

帰宅したらびっくりしたことに(以下略)
…洗濯物を取り込んで、買ってきたものに自分の拵えたものも足して晩ご飯。
それから綺麗に化粧していた母と共に夜の散歩。
タバコ屋へ行くと店主が喜んで母に挨拶し、立ち話。
ちょっと買い物してから近所の喫茶店で一休み。

パインジュースに紅茶を混ぜるのだ。美味しかったよ。

来月どうなることやら。
とりあえず今月の東京ハイカイはここまで。

2019.7月の東京ハイカイ録

まさかの台風予報の中、新幹線に搭乗し東上し登場。
いや、要するに疲れてるのです、わたしも。
いつものロッカーに荷物を放り込んでから上野へ。
今回はSuicaが故障中なのでICOCA使用。

地下鉄日本橋駅構内は工事中のためよくわからんことになっている。
少しうろついてから目的地に。
チケット購入してから上野広小路へ。
そう、蓮を見るのだよ。

今年は地元の蓮がイマイチでようやく不忍池の蓮で満足できましたわ。
やはり蓮は素晴らしい。
時折ベトナムがうらやましくなる。
蓮はベトナムの国花。水上人形も蓮を抱っこしたものがある。

さて弁天堂の方へ回り、そこから階段で上野のお山に。
道のりの関係上、先に上野の森美術館へ。
ここでは「金の船・金の星」展開催中。

例によって展覧会の感想は後日詳述する予定。

わたしは戦前の児童文学に多大な関心があるのでこの展示もとても楽しみにしていた。
出だしから心を掴まれる内容で、素晴らしかったなあ。
思っていた以上に面白く、良い内容。短期間なのが惜しい。
撮影コーナーもあり、パチパチ撮っていて気付いたが、戦前のエキゾチシズムとはアラビアンナイトだったのだ。
そうした作品が実際多い。
童謡・童画・童話。素晴らしい時代の素晴らしい作品群。
色々グッズも買ったわ。期間は7/28まで。

西洋美術館、科学博物館があまり大混雑で、中に入ったが展示を見るゆとりもランチも何もできなかった。
空きませんのであきまへんわー。
(ダジャレばっかり)
これはもう来月に夜間開館で見るしかない。諦めい。

台風はまだ影響が全然なくておかげでハレバレ。暑いわ。
上野を脱出することにして駅前まで戻ったら、JR上野公園口の建物の二階にあった「ぶんか亭」が消失しておる。
先般初めて入った時も空いててこれは楽だなと思ったが、空きすぎて成り立たなくなったのか。

パンダ橋を上り始めたとき、足がもつれて膝を打った。
ひえーーーー
もうあかんなあ、わたしも。
橋を渡ったところの駅構内の「のもの」で群馬のうどんを食べる。
前に群馬に行ったとき、食べようとして食べる機会がなかったのね。
うどんもキノコの天ぷらもごまだれもええねんけど、しょうゆベースのツユがアカン。
これは昆布を使ってないから仕方ない。そのために飽きるのが早くなる。
大阪の人間はやはり昆布が必要。鰹節だけではだめなの。

三井記念美術館。今回は「日本の素朴絵」展。
これがもうたいへんよくてね。数年前に日本民藝館でみた「つきしま」などの素朴なのが集まっていて、図録も手ごろで、喜んで展示を見、本を買うのも嬉しかった。
物語絵が好きなので、楽しいというのもある。
ああ、いいものを見た。

二時間かかったのでおなかがへり、高島屋の地下へ。
非常に久しぶりにキッシュを注文した。実に22年ぶりでしたわ。
オルセーの時計のところのカフェで食べて以来。

というわけで次は竹橋へ。
東近美。高畑勲展。
これは最初から覚悟を決めて見に来たのだが、混み具合は丁度良かった。
適度に見ていられる混雑ぶりだったのだ。
膨大な資料、高畑さん自身による企画書、「思考のプロセス」、恐るべき内容だった。
実際その仕事の概要をみ、改めて作品と向き合ううちにそのあまりに凄まじい実験精神に圧倒された。
最後の「かぐや姫の物語」に至っては完全に狂気の沙汰としか思えない。
だが、「狂気の沙汰ほど面白い」ともいう。
めまいがする内容であるからこそ、凄いのだ。

予定よりオーバーしたが、それでもまだ足りない。
しかしこの日は隅田川の花火大会を見ることにしていたので、ついに七時過ぎに退出。
三時間いても足りなかった。

宿に荷を置いてから浅草へ。
最初は駒形堂の辺りから見ていたが、押されて前へ前へ。
「前へ」といえば今は懐かしき明大ラグビー部監督・北島忠治さんの色紙に書く言葉は常に「前へ」だったな。
フォワードを重視しつつ、よいバックスのタレントが出た明大。

花火は放射線状のものからラムネをばらまいたようなものまで多種多様。
とても明るくて華やかできれいだった。

終了後、早い目に電車に乗れて人形町でごはん食べてから宿へ帰る。
今回一泊しかしないが、台風でどうなるかわからなかったからなあ。
そして真夜中三時半、結構大きな地震が来たのであった。


日曜、あまり寝てないが、いつものことなので別に何とも思わず起きる。
宿に荷を預けて西馬込へ直行。
久しぶりに大田区郷土資料館へ。
二階の大田区の考古遺跡からの出土品とか面白かったわ。郷土玩具の海関係のおもちゃも。
三階で文士たちの展示と渡邉版画店の展示をみたわけです。
スポット展示みたいなものだが、けっこうよく出ていた。
全然知らない絵師の版画もあったし、出てくると思わなかったものもあるし。
見に行って良かった。

三田で早めのランチ。しんぱち食堂で焼きハラス定食。おいしいよなあ、ハラス。
干物大好き。
しかしかなり脂が多かったので、あとあと苦しむ。

丁度来た三崎口行きに乗って横浜へ。
打った膝が痛いし、台風がどうなるかわからなかったので横須賀は諦めていた。
だって観音崎やん。予定から抜いた。
脂がまだよみがえるのでコーヒー牛乳で削ぐ。
分量は少なくていいので、店で飲むには量がこまるのよ。

みなとみらいで地上に上がるとやっぱりはればれ。
もう台風は来ない。
原三渓の美術展。
偉大なコレクターなのは知っていたが、本当にすごかった。
びっくりしたなあ。
西洋美術館の松方コレクションと言い、原のコレクションといい、凄いものをみせてくれてるわけだな。
なんしか知ってる作品がとても多い。
これらは原の手元から世に出たのだが、収まるところに収まって、いい名物としてその美術館の顔になる。
原の目の高さに感嘆するばかり。
本人の絵の巧さもよかったなあ。

所蔵品展ではキャパや沢田教一ら戦場カメラマンの写真が並び、そこにあった。
ブレッソンの収容所内で自分を密告した女を糾弾する写真を見る白人の母娘がいた。
母親はきちんと娘に説明していた。こうしたことをきちんと伝え続けるのはとても大切だ。

みなとみらいから銀座にゆくのに渋谷経由でなく中目黒経由にした。
というのは乗り換えがこちらの方がストレスがないからだ。

いよいよ松屋銀座での「ポーの一族」展へ。
入り口の贈花がまた素敵。
波津彬子さんのは「ポーの一族」に合わせたクラシックローズ、池田理代子さんのは蘭でした。
これだけ多くの「ポーの一族」原画を見せてもらえるとは思ってもいなかった。
ああ、70年代少女マンガの美の粋。

わたしは「ポーの一族」は大学になってから読んだ。
色々と理由があるけれど、「ポー」の熱心なファンではなかった。
萩尾さんの作品は「アロイス」から入り、「百億…」「スターレッド」「11人いる!」へ向かった。
今でも萩尾さんのSF作品は絵で表現するSFの至高だと思っている。

いくつか。
波津さんの提供した素敵な原画のうち、お姉さんの花郁さんのために萩尾さんが描いた作品がある。
花郁さんの若い死はせつない。
場内には宝塚歌劇の舞台衣装や小道具が展示されていた。
すばらしい。
グッズは阪急に巡回後に集めたいと思う。

ここでタイムアップ。宿に荷を取りに行き、また戻って日本橋から東京駅へ。
また来月までサラバ。

家の中のごたごたはまた別の話。
なんだかんだと忙しかったなあ。

また来月…
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