美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

6月22日はカニの日らしい。

色んな記念日があるもので、毎日感心している。
それで今日はカニの日ということで、ちょっと集めた。




猿蟹といえば講談社の絵本のカニ父子はどうも…猿やなくてもどつきたくなるところがある。
この考えなしめ、という腹立たしさがわくのだよなあ。

ちりめん本の猿蟹はこれは二次創作だよな、という話。
ひどい話だ。

そして芥川龍之介も猿蟹合戦を書いている。
これはギャグというかfarceなんだが、ラストが刺さる。

で、この芥川の話をどう解釈したのか、出所後の蟹を人に見立てて擁護する文を読み、ちょっとあれだなあと思ったことがある。
これはそういうのに使うものではないでしょうに。



高浮彫でカニ。凄いもんだ。
形から行くとワタリガニかな。

ワタリガニと言えば上海ガニもワタリガニらしい。
生島治郎「夢なきものの掟」で主人公・紅真吾が上海ガニをたらふく食べるシーンはいつ思い出してもヨダレがわく。

ヒトがカニ食べてるのはうらやましい限りだが、ナマナマしくヨダレが湧いたのはこの上海ガニとあともう一つ。
乱歩「孤島の鬼」終盤、洞窟の迷路に迷い込んだ二人がサワガニをみつけて大喜びで貪り食うシーン。あれも口の下半分にヨダレが湧いてくる…

わたしは大阪人なのでやっぱり松葉ガニがいちばん好きだが、その松葉ガニで面白い話がある。
こんな小話。
T取県が関西の仲間入りしたいという。
おたくさん中国地方ですやん、とやんわり断るとT取県の反撃が来た。
「うちで獲れたカニ、どこの県の方がいちばん食べてます?」
「…はい、大阪です」
「うちの20世紀ナシ、おいしいですよね」
「…はい」
「うちは温泉もたくさんありますけど、どこの県の方がいちばん浸かられます?」
「…はい、大阪です」
「うちが関西に入ることに何か支障でも?」
・・・好きな話だ。

実際、鳥取県のカニを楽しみにしている大阪人は多い。
越前から鳥取までの日本海のカニの素晴らしさ。
いやもう本当に冬の王者はカニだ。
とはいえ、大阪のオヤジはフグにいきよる方が多いか。

さてそのカニ。


佐伯の親族のヒト、食べたかっただろうなあ…

カニを食べる歓びは大きいが、カニに助けられる話もある。


この娘さんは蛇に魅入られ嫁入りを強要されたのだが、娘の危機を知ったカニたちが果敢に蛇と戦い、ついに蛇を倒すも死屍累々。それでカニ供養がこの蟹満寺で行われている。
扁額がカニなのは世界でもここだけ。

ところでなんでカニの日になったのかというと、かに道楽が色々理由を挙げている。
その中でかに座の初日ということもあるそうな。

かに座…巨蟹宮…そうなると黄金聖闘士よ。デスマスクですな。
拾いものの画像だけど。アリエスのムウ様と2ショットのところ。
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デッちゃんはけっこう好き。
アニメの方では田中亮一さんの声がすごく良く似合っていた。
久しぶりに通読するか…

カニの歌というのもいくつか。
・東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる 石川啄木『一握の砂』

・神これを 創り給へり 蟹歩む 山口誓子

古事記にも応神天皇が読んだ蟹の歌がある。

あと、カニといえば上田秋成が「無腸」という号をもっているが、これはカニの意味。

毛ガニ、タラバガニもいいが、食べるのは松葉ガニがいいなあ。
とはいえ、わたしはサンリツのカニパンも大好き。←カニのカタチしてるだけ。

工芸品も一つ。



いくらでも浮かんでくるがもうここまで。
そうそう、海遊館のタカアシガ二、あれはどう見ても宇宙で働く乗物。
というわけで終わり。

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おしらせ

現在、自宅PCでの更新がかないません。
ログインが出来ないからです。
それで別なPCでは出来るので、主に週末に近代建築の記事を挙げてゆきます。
今後どうなるかはまだ未定です。
本当に困ったことです。

なお現在gooでブログの更新を続けております。
「遊行七恵、道を尋ねて何かに出会う」

こちらで展覧会の感想などをいつも通り挙げておりますのでよろしくお願いします。

ここでの次の予定は2/4、2/5です。

早くログイン可能状態になってほしいもんです…

2017年もよろしくお願いします。

トリyearということで。イメージ (11)

今年もよろしくお願いします。


        遊行七恵

造幣局の通り抜け 2016 その2

続き。
黄桜の御衣黄。
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造幣局をバックに。
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タンポポも咲く。
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銀橋はいつみてもいいなあ。
また来年までサラバ。

造幣局の通り抜け 2016 その1

先週の木曜が造幣局の通り抜け最終日だった。
その時に例によって八重桜や黄桜などを楽しませていただいた。
毎年の大阪の春の楽しみである。
まだ八重桜は残っているが、これで盛春は終わり、いよいよ初夏へ向かう。

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夕方に見て歩いたので花影が濃い。

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橋と一緒に。

様々な種類の桜があるが、見惚れてばかりいたので名前がよくわかっていない。

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見上げて歩いて首が固まるが、キモチいい。
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