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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

京都ハリストス教会

1998年のだから随分前のフィルム写真です。

京都ハリストス教会へ行ったのでした。
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普段は非公開の寺院。
外から全体像をこの時は撮れなかった。

内部の装飾など。
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この日は雨が降ったりやんだり。
蝋燭の炎が揺らいでとても綺麗でした。

イコン。イメージ (14)

時々再訪したいと思ってもいる。

京を描く 洛中洛外図の世界 2

昨日の続き。
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延々と細かいことを書きすぎたので今回は簡単な感想にしたい。

洛中洛外図屏風(歴博甲本) 国立歴史民俗博物館 室町時代後期 最古の洛中洛外図屏風である。1の上方に三十三間堂。左に霊山。視線を流すと金閣に極楽寺。妙心寺の左手には双ヶ岡らしき山の絵がある。近くに肉弾三勇士の木彫のある船岡温泉が作られるのは昭和の話。

原本:狩野派 洛中洛外図屏風模本(東博模本) 東京国立博物館 江戸時代※原本:室町時代後期 ハキハキした絵で山口晃の先達ぽい。

原本:狩野永徳 洛中洛外図屏風(上杉本)【複製】国立歴史民俗博物館 現代 ※原本:室町時代後期 肉筆複製 最近はデジタル複製が主力だが、やはりこのように肉筆複製というのはいいものだとも思う。
観客、皆楽しく眺めている。

狩野派 洛中洛外図屏風(歴博乙本) 国立歴史民俗博物館 室町時代後期 清水寺、三十三間堂が上下に並ぶ辺りから始まる。ちんまりしていて可愛い。
「西のみやこ、東のみやこ」展で見たときの感想はこちら。
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元信印 洛中洛外図帖 奈良県立美術館 室町時代後期 金地で人も小さ目。鞍馬、賀茂競馬、祇園、四条大橋の鳥居、神輿が渡る様子、天龍寺、嵯峨釈迦堂、金閣のあたりは秋になり、小野あたりまで出たのが前期。
後期は一条、立売、百万遍、誓願寺、東寺など。

狩野永徳 洛外名所遊楽図屏風  室町時代後期 建物が非常にきっちりと描かれている。
宇治まで描かれている。

狩野松栄 釈迦堂春景図屏風  京都国立博物館 室町時代後期~桃山時代 桜が咲き、鷹匠も歩く。

土佐派の足利将軍歴代の肖像画下絵があるが、こちらはパスとしたい。

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第3章 変貌する京と洛中洛外図

聚楽第行幸図屏風 堺市博物館 江戸時代 金型雲。僧と若い男が対し合うのを見る女たち。妙にフジョシ風。

狩野探幽 探幽縮図 聚楽第行幸図屏風縮模 東京藝術大学大学美術館 江戸時代前期 実に多くの縮図があった。
この縮図帖はやっぱりすごいなといつも思う。ほかのも見たがどれもこれもいい。
信玄、弁慶と牛若丸、平家物語等々。メモも書かれている。狩野派のシステムだけでなく個人的な研鑽としての縮図。

洛中洛外図屏風 尼崎市教育委員会 江戸時代  金雲が靄のように広がる。道は見えない。四条大橋には犬もいる。黒谷さんもみえる。
初めて見る分。

長谷川派 醍醐花見図屏風 国立歴史民俗博物館 桃山時代  右端に釜の支度がある。茶室には女がいてにこにこ。螺鈿の台が見える。細竹がいい感じにはめられている。
そこへ向かうご一行。

狩野派 洛中洛外図屏風 京都国立博物館 桃山時代  衰えた感じもある屏風だが、内容が大変いい。面白いことに屋根の端が全て跳ね上がっている。鞍馬でも北野でも同じ。

洛中洛外図屏風 堺市博物館 桃山~江戸時代前期  こちらもいい。ぎちぎちに人が描かれている。けっこう大きめの人々。三十三間堂と大仏殿の下に大きな耳塚がある。そして右4に清水、5に塔、と目を左へ向けてゆくと、いきなり河原に畜生塚が!!!台形の大きな塚。びっくりした。リアルタイムなんだなあ。どちらも秀吉の関連。
こんなの初めて見た。というより、耳塚はわりによく見るが、畜生塚はこの屏風以外に見たことがない。ほかにもあるかもしれないが、わたしは「見ていない」。
びっくりしたなあ。

岩佐又兵衛 洛中洛外図屏風(舟木本) 東京国立博物館 桃山~江戸時代前期
2010年に東博での展示があり、そのときに屏風の模造品も購入。当時の感想はこちら。賀茂競馬、北野踊り、東寺まで。

岩佐又兵衛周辺 誓願寺門前図屏風 京都文化博物館 桃山~江戸時代前期  出ました、「誓願寺」!!大きな橋が目立つ。中央やや左に三条。寺の戸の前に二人の女。これを見て伊勢絵を思い出した。にぎやかな門前。寺町らしい。久しぶりにこのあたりを歩くか。
  
洛中洛外図屏風 八坂神社 桃山~江戸時代前期  剥落してるが、いい感じ。方広寺と耳塚。下方に祇園祭。
八坂神社には三宅凰白の祇園のお稚児さんの絵もある。
一度八坂神社所蔵名画展など開催してほしい。

洛中洛外図屏風(歴博D本) 国立歴史民俗博物館 江戸時代前期  耳塚、朱色の方広寺、裸で泳ぐ人々が目立つ。腕を左右から引かれる人もいるし、宗匠みたいな人もいる。
 
洛中洛外図屏風模本 東京藝術大学大学美術館 元禄十年(1697) ※原本:江戸時代前期  左6の端に、少年の肩に掴まる爺さんに家から声をかける男がいる。何をいうんだか。
さらりと彩色。大きな牛がいた。人もくっきりしている。
誓願寺、黒谷、吉田などなど。おお、苔寺や壬生寺まであるがな。
絵の感じが山口晃ぽいのが楽しい。

京都地図屏風 江戸時代前期  お土居を墨でくっきりと描く。地図ですな。聚楽第もある。左端には東寺、右端が鷹が峰という北が右になる構図。ブラタモリのお土居の散歩を思い出すわ。

聚楽第周辺出土金箔瓦(上京中学校・新町小学校出土) 京都市考古資料館 桃山時代  なかなかええ瓦を使っていたのがよくわかる。
そうそう、ここで今いい展覧会が開催されている。

第4章 京の平和と人々

洛中洛外図屏風 江戸時代前期  右1、2に方広寺、耳塚、三十三間堂というだけでなく東寺も見えましたな。左に二条城が大きく描かれる。

洛中洛外図屏風(歴博C本)国立歴史民俗博物館 江戸時代前期 金閣寺と西本願寺が目立つ。人はやや大きめ。これくらいから段々と面白くなくなってくる。

洛中洛外図屏風(歴博E本)国立歴史民俗博物館 江戸時代前~中期  右1に宇治で餅つきする女たち、右6には目やみ地蔵と座頭。左には歌舞伎男子、糺の森で水浴び。

住吉具慶 洛中洛外図屏風 江戸時代前~中期  川床もある。
金閣寺や二条城行幸。3には小倉山。銀色の月も昇る。

洛中洛外図屏風(歴博F本)国立歴史民俗博物館 江戸時代前~中期  今まであんまり関心がなかったことだが、獅子舞は関東の方のだったのか。ここに一人獅子舞が描かれていることで、この屏風は東国で作られたというのがわかるそうな。
緑色の竜面ですなあ。

海北友竹 京名所図屏風 江戸時代前~中期  上品な絵。左には下鴨、北野など。

洛中洛外図屏風 柳谷観音楊谷寺 江戸時代中期  建物がとてもはっきりくっきり。伏見から描かれている。三十三間堂、御影堂、東寺・・・あら、南禅寺もある。堀川通りの商店街まで。
所蔵のお寺の楊谷寺は一度は行きたいところ。
それにしても江戸も半ばになると南禅寺も現れるのだなあ。

京都名所祭礼図押絵貼屏風 国立歴史民俗博物館 江戸時代前期  白い着物の人が多い。上から見たぽい。お稲荷さんや。

寛永行幸図巻 国立歴史民俗博物館 江戸時代前期  よく塗られている。版もいい。顔つきもみんな一人一人違う。

十二ヶ月都風俗絵巻 国立歴史民俗博物館 江戸時代前~中期  正月は萬歳、八月には七夕。

職人尽絵 国立歴史民俗博物館 江戸時代前期  これは色も鮮やかだし人々の働く様が生き生きしているので好きな作品。毛皮扱うところ、虎の皮まであるが、ほんまかいな。

職人風俗図巻 国立歴史民俗博物館 江戸時代前~中期  いろんな職人というか芸能者がいるけど、中に一人獅子舞がいて、獅子やなくシシ=鹿のような竜のような・・・
犬の喧嘩もあるけど、これはなんだろう。

諸国名所図手鑑 国立歴史民俗博物館 江戸時代前~中期 色紙:三十五面  ちまちましてて可愛いし、手元に置きたいね。


第5章 京の真景

洛中洛外図屏風 寂光院 江戸時代中期  右1に方広寺で外に鐘がある。例の言いがかりをつけるあれね。八坂神社の門が青銅色。吉田山もある。左の小野の鳥居も青銅色。おお、鉄製なのね。←ほんまかいな。

洛中洛外図屏風(松居本) 江戸時代後期  色鮮やか。草木はちょっと伸びすぎ、こちらも青銅色があちこち。四条では櫓がたつ。鳥居は朱塗りも。淀が大きいな。

洛中洛外図屏風 江戸時代後期  名所MAP風。きれいが面白味には欠ける。南座、北座。黒谷に吉田。相国寺もある。三千院に太秦の広隆寺まで!
ただし賀茂競馬も祇園祭もないのですよ・・・

洛中洛外図屏風 西福寺 江戸時代後期  鳥瞰図。
ところでこの西福寺は何処の西福寺だろう。
ちょっと調べただけでも「泉州の雷と耳の寺」「北摂の若冲の襖絵のある寺」「敦賀の勅願寺で勝運の寺」「魚沼の雲蝶の彫刻のある寺」などなど。

松川龍椿 京都名所図屏風 国立歴史民俗博物館 江戸時代後期  線のよさ。安井金毘羅宮、だん王さんまで。
これは「西のみやこ、東のみやこ」展で初めて見たもの。絵師は景文の弟子。

原在中 東山三十六峯図巻 京都府立総合資料館(京都文化博物館管理) 享和三年(1803)  紫式部の墳墓、大文字、大原。手前の庭園では花ショウブ。

村上松堂 三条油小路町西側・東側町並図巻 京都府立総合資料館 文政三年(1820)  にぎやかで楽しい。こういうずらりと両岸(!)を描くのは現代でも商店街案内によくある。この時代にパターンが決まったのかもしれない。

一酔斎泉蛙 天保踊図屏風 京都文化博物館 天保十年(1839)頃  仮装して踊る。蝶々や鋏や大原女、蟹に臼、猿、犬、雷神などなど。躍動する人々。

一酔斎泉蛙 蝶々踊図屏風 国立歴史民俗博物館 天保十年(1839)頃  楽しそう。狐、山伏、目かつらを付けた人、天狗コスプレ、ナマズを付けたり…

横山華山 花洛一覧図 国立歴史民俗博物館 文化五年(1808) リアルな。下方に愛宕や嵯峨野を。中に洛中、上に山。

五雲亭貞秀 京都一覧図画 国立歴史民俗博物館 元治元年(1864)  御土居を藪で表現した鳥瞰図ぽいもの。

終章 近代京都と新たな名所
森寛斎 京都新名所四季図屏風 京都府立総合資料館(京都文化博物館管理) 明治六年(1873)  四条大橋が鉄橋になってる!!

谷口香嶠 朝賀・平安京相地図 京都府立総合資料館(京都文化博物館管理)明治後期
「朝賀」とは?という問いにはこの英訳の方が今では伝わりやすい。
“New Years Greeting Ceremony at the Imperial Palace in Heian Period”
古語より英訳がストレートに腑に落ちる(この表現も古いな)ものだ。

ほかに大正時代の写真などもあり、本当に見応えがあった。

四月一日にわたしはなにをしていたか。

新年度になったことだし、四月一日に自分は何をしていたかを、過去を追って書きだしてみたいと思う。

もともと日記をつけていたのでデータは残っている。
そこからの抽出と抜粋。

1981 春休み子ども劇場で東映動画「シンドバットの冒険」みる。前日には「わんわん忠臣蔵」を見ている。今再放映してくれたらやっぱり見るぞ。

1982 前日に「地獄の黙示録」をTVで見ている。

1983 「魔界転生」をTVで見る。翌日には映画「クラッシャージョウ」を見に行く。前日にはアイスランドサガ「エギルのサガ」読了。

1984 九州半周修学旅行から帰りぐったりしている。

1985 木原敏江「夢の碑」にハマっている。

1986 宮沢賢治「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」読了。

1987 前日から琵琶湖一泊。三井寺へ。

1988 佐藤さとる「小さな人の昔の話」佐野洋子「おれはねこだぜ」サンリオの映画の本「くるみ割り人形」ケストナー「飛ぶ教室」読了。
この頃非常に多くの本を購入している。天牛書店が近くに開店したことで購入した本も多い。また児童書専門の木馬館での購入も多い。

1989 十日ほど前に大丸でコクトー展を観た際に応募したポスターが当選。現在も自室に飾っている。
佐藤春夫「エンコの六」読了。

1990 大阪三越で小倉遊亀展。嵐圭史主演「子午線の祀り」を中座で観劇。法善寺横丁に初めて行く。
前日には神戸市立博物館で手塚治虫展を観たが、これは公立ミュージアム初のマンガの展覧会だったそうだ。里見弴「安城家の兄弟」入手。

1991 「幕末太陽傳」シナリオ読了。前夜TVで「ラストエンペラー」みる。

1992 連載中の近藤ようこ「妖霊星」、ようやく読む。二か月に一度の連載で時折休載があるので、非常にせつなかった。
西条八十「トミノの地獄」に言及。
この頃、三世市川猿之助一座のスーパー歌舞伎「オグリ」に熱狂中。

1993 ル・グィン「ゲド戦記 最後の書」読了。

1994 ニュースで「バーンズ・コレクション」展の待ち時間が6時間か7時間になったと知り、前週に見たときの戦略が当たったことを思う。
庄司陽子「聖域」に夢中。TV「闇の狩人」みる。

1995 思文閣「井砂利彦 用の美」展―泉屋博古館「日本書画と中国青銅器」展。村上開新堂でロシアケーキ購入。安彦良和「神武」5巻読了。

1996 新田たつお「サラ忍マン」にハマる。映画「モーリス」ハガキ当選。
THEBOOM「ジャパネスカ」CDをエンドレスで聴いていた。

1997 会社の近所で花見。オムレツと永谷園のトッピーにハマる。
前日には柴田錬三郎「御家人斬九郎」入手。

1998 聖アグネス教会―京都ハリストス教会見学。村上開新堂ロシアケーキ二年ぶりに購入。前回は偶然、今回は勧められて買いに行き、驚く。
今橋の大阪美術倶楽部「大阪の物故作家」展、まぐろ亭、映画「グッドウィル・ハンティング」見る。

1999 「サライ」購読開始。柴島の花見。水道記念館見学。朧月夜。
前日武井武雄「あるき太郎」読了。子母澤寛「突っかけ侍」読み始める。
熱中する。

2000 花見のバーベキュー。平野町・王府。映画「二十歳の恋」みる。
翌日は疎水ツアー、藤井有鄰館、京文博「異国の風」展を観る。

2001 前夜から近江今津へ一泊。ザゼンソウを見る。
この頃キンスキー大会と「ハンニバル」とが上映されていて、何度も見に行く。

2002 やたらと花見をしている。連日花見。森本梢子「ごくせん」ハマっている。

2003 翌日に有元利夫展

2004 萬野閉館し、多くが相国寺へというニュースを知る。
翌日、TV「砦なきもの」みる。阪神が開幕戦で巨人を3タテし狂喜する。

2005 特に記載なし。ただこの月からブログを開始している。

2006 西ノ京・氷室神社花見 スコットランド国立美術館展

2007 前日におまけ行進曲 メーカーvsコレクター 展。
この頃「天牌」に熱中。

2008 特に記載なし。近所で花見。

2009 この頃から「ベルセルク」に熱狂する。

2010以降は4/1が平日なら出社し休みなら展覧会を見るばかりで、特に特徴のない四月一日を送るようになっている。
2012には薬師寺花会式と大和文華館に行ったくらいであとは特にない。

今後も日々是遊行とゆきたいものですが、存外平日は大人しく暮らしているのでした。

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