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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

春の九州ツアー 柳川-中州

久しぶりに新幹線に乗り、これまた久しぶりに西に向いた。
今回のツアーは近代建築探訪がメインで、博多を根城に柳川・唐津・大宰府ハイカイの予定。
撮った写真は305枚だからとても公開は出来ない。建物の細部に拘る撮影とかするからヲタ向け内容に傾くし。とりあえず何をしたかだけでも書こう。

四人ツアーで財布係がわたし。この人数なら最初にある程度集金して同一行動の際に一人がまとめて支払うほうが、合理的で時間短縮も出来る。
年配の方々とのツアーなのでタクシーを多用した。
西鉄の「柳川・太宰府いちにち紀行」切符2800円を購入すると、往復の特急と柳川の川くだり、割引クーポンなどがついてたいへんおトク。

柳川といえば北原白秋。白秋の生家が記念館になっている。
舟に乗るのも記念館に行くのも後廻しに、うなぎの老舗・本吉屋の本店へ向かう。
茅葺屋根のあるいい佇まい、庭には枝垂梅満開で、風に乗り花弁が散る。
うなぎのせいろ蒸し。おいしい。sha 001

柳川はうなぎで有名なのよ。みんなうなぎ好きで大喜び。
そこから船着場へ出る。舳先に座れた。ああ、春を感じるなぁ。
船頭さんが楽しい話や綺麗なノドを披露してくれ、ぽかぽか陽気に満腹なので寝てしまいそうになる。
sha 008  狭い水路もス-イスイ。
客船・小舟に関わらずクルージングするの好き。
舟からあちこちに立つ詩碑が眺められた。
白秋だけでなく、檀一雄の碑もある。sha 015 

舟が着いて、白秋記念館へ行く。丁度今はお雛様の「さげもん」の時期だから、視界いっぱいに愛らしい縫い物・ヌイグルミ・人形が吊り下げられている。
これは柳川のあちこちま屋内で見られる風景なのだった。
sha 017

白秋の詩は好きなものが多い。そのうちの一篇から少し。

曼珠沙華
GONSHAN.GONSHAN.何處へゆく。
赤い、御墓の曼珠沙華、曼珠沙華、けふも手折りに來たわいな。
GONSHAN.GONSHAN.何本か。
地には七本、血のやうに、血のやうに、ちゃうど、あの兒の年の數。
・・・
白秋の詩の中でも殊に惹かれる詩。怖い詩だ。
白秋には『水郷柳河』という散文もあり、かつて柳川の川の字が河だと知った。

さて立花侯の「御花」へ向かう。ha 093

すばらしい白亜の御殿。柳川での我々の目的地。
地震のとき被害を受けたそうだが、修復されてよかったよかった。
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立花侯の姫君ゆかりの小さな雛道具なども別館で展示されている。
ここと唐津の旧高取邸がツアーの二枚看板。
併設レストランで立花さん自慢のみかんジュースを飲む。おいしい。
sha 089  瓶でなきゃ買いたかった。

博多に帰ってからは有名なラーメン屋さんに行った。マンガ「島耕作」で博多のラーメンを食べるシーンがあり、それを思い出しながら食べる。わたしには濃かったな。
思えばお店でラーメンを食べる機会が少ない私。sha 111


それから福岡文学館へ行く。
これは辰野金吾の設計した「いかにも辰野式」建物で、なかなか可愛いが、四人のうち辰野を批判しないのはわたしだけ。みんな色々言う。
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外観とか中とか辰野センセの建物だけで拵えた都市の絵とか。

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まあ中州の夜も少しは知ったし、一日目は早く休みましょう。

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