仏の国の落穂を拾い歩く
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予告を入れてアチコチ出かけると、それが制約になり誓約にもなる。
ほぼ達成、かな。あえて行かなかったところもある。
それは時間の問題もさることながら、次の違う予定日に組み込む方が、楽しいから。
奈良ツアーは仏の畑の落穂を拾って集めたような、気分。
だから今回の記事はタイトルどおり。
とにかく7/19は朝9時半には奈良にいて、二度目の奈良博『法隆寺金堂展』を見た。
一回目の感想はこちら。やっぱり仏は仏だけど、会期末だからか、すごい繁盛してました。
邪鬼は可愛いし、天蓋は凄いし、壁画には新たな発見があったし。
そう、わたしが好きなのは勢至菩薩と判明。
やっぱり再訪してよかった。
ほんでも前回と違い、残念ながら常設室・西新館は閉鎖されていて、本館の常設のみ。
坂本コレクションの古代中国青銅器は、いつもながら可愛い。饕餮くんたちがいっぱいおるだけでも、嬉しい。しかしこれは好き嫌いが分かれるようで、わたしみたいな人もいれば、「あーやめてやめて、パス」の人もいる。
関西では中国青銅器の名品に逢う機会がけっこう多いのだ。もっと仲良くしよう。
仏像は鎌倉時代の四天王が良かった。お地蔵さんはほっとする。しかし基本的に仏像はニガテなので、あんまりマジメに対峙出来ない。
狛犬は好きなので、そちらにはニコニコ。阿に可愛いのがいた。目にガラスが嵌ってる奴で、触れるなら撫でたくなるタイプ。
仏の国には蓮がある。奈良博の蓮。
やっと開いている蓮を見た。
お向かいの氷室神社には睡蓮池。
こちらは白がメイン。清楚でいいな。
続いて奈良県立美術館へ。このとき関西版のぐるパスを買う。千円で、9割が割引で、入場券は少ない。ただし三ヶ月の期間と応募者全プレなどの特典がある。
ここの展覧会の内容はまた別項で。
江戸時代の仏教・神道版画を見た後もまだまだ仏の落穂ひろいを続けねばならない。
石切神社に向かった。
ここはデンボの神様・ガンの神様として日本第一の神様。以前一度だけ訪ねたことがあるが、それは大人の遠足なので、わいわい話して歩いたから、距離感が思い出せなかった。
参道には色んなお店がある。冷やかして歩くには私にゆとりがない。
なにせ坂を下るのに適した足元ではなかった。サンダルの構造上、平地はともかく上り下りは大変まずいのである。しかし行くと決めた以上は必ず行く。
真昼にフラフラしながら神社へ向かうのは、こちらに信仰心が無くとも、誠意と執意があるからだろう。
本殿も立派だが、
それよりもお百度石が現役も現役なのだ。
「体調に合わせてお廻りください」とある。熱心な人々は大人から子供まで、真剣な面持ちでお百度をされていた。わたしはそこまで出来ない。一度だけ廻り、後は社務所で病気平癒の赤い小さなお札を購入した。
亀の池もある。
猛暑日であろうとそんなにくたばらないのだが、さすがにこの上がり下りはこたえた。
電車を待つ間、耳が遠くなっていた。
みなさん、あんまり暑いときにムチャは控えましょう。
生駒経由で吉田へ向かう。いつものレジェール・ソルティへ。
キンキンに冷えた電車は空いていて、それでかなり回復した。
ここのケーキは本当においしい。一番好きな味。
フルーツにはそれぞれ薄いジェレがかかり、スポンジは薄いチョコ生地とバニラとクリームで、中にラムレーズンが潜んでいる。生クリームに大葉が合うなんて知らなかった。
鮮烈に清澄。生グレープフルーツジュースは苦いまま飲むのが好き。
もう一つケーキを・・・と考えたが諦める。
吉田からまっすぐ谷町四丁目へ行き、大阪歴史博物館に。おお、陽炎が立っている。37度か。
ここでもまたホトケサマと会うことになる。
しかしそれは故意にではなく、『大阪府・大阪市指定文化財・特別展』と言うタイトルに惹かれたからの訪問だが、冷静に考えたらそんなもん、わたしmeetブツゾーなん、当たり前やんか。
大阪は古い土地なのだ。指定文化財の大半は仏教系でんがな。
というわけでタイトルは『大阪の祈り さまざまな美の形』
・・・これもまた後日に別項で記事を挙げる。
なんだかなー、本当に続くなぁ。
そこから難波に出て上方浮世絵館に行き、ここへはぐるパスの入場券で入る。
展示物はいいし、建物の構造も楽しいけれど、掃除しなさすぎる。あんまり厳しいことを書くのは避けてきたけど、二度と行く気がなくなるくらい穢い。しかもスタッフの始末が悪すぎる。(客は私一人だった)
ラストに大阪近代美術館(仮)で前田寛治の洋画を見た。感想はこれも別項。
ここは清潔なので安堵する。終りに洋画を見たことでなんとなくホッとした。
たぶん、仏像を見続けたことでわたしの中に薄い恐怖が拡がっていたのだと思う。
この日は随分遅く帰ったのでぐったり寝て、翌日京都へ出かけたが、色々思うところあり予定を変えた。暑いけれど大阪よりマシやわと思いながらバスにも乗らず歩く。
京都市役所の上には夏らしい雲が。
お昼は寺町御池のスマートで洋食を。去年の今頃も同じくここでランチした。
今回も似たものをたのむ。
白身魚フライとハンバーグ。
食後にアイスコーヒーを飲んだが、お料理はおいしいのに、ここのコーヒーはどうもわたしには合わない。やっぱり京都ではコーヒーはイノダがベストなのだ。
さて某大学病院に入院中の上司をお見舞いして、モモと昨日の石切さんの小さい赤いお札を差し上げた。やっぱり昨日たくさんのホトケサマに遭ったのは、お見舞いの後押しだったのかもしれない。どうもそんな気がするツアー。
帰宅したら何故かお出迎えは「当たり前田のクラッカー」だった。
- [2008/07/21 16:17]
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コメント
おはようございます。
先日ご覧いただきました秋野不矩創造の小径展のチラシに使っている《讚華》という作品は、
不矩さんがインドの寺院の境内で拾った花をモティーフにされたとのことですが、
遊行さんは奈良で落穂を拾われたのですね。
それはそうと、京都でのご予定を、「思うところあって」一部変更なされた由。
余計な提案したからかなあ・・・
私も先日、金堂展行ってきました〜♪
まだ記事にしてませんが・・・(^^ゞ
金堂壁画の菩薩様の像が大好きなので、何度も見て感動してました(^^)
四天王に踏まれている邪鬼も大きくて愛嬌がありますね。
それぞれの四天王さまの静かな表情がかえって凄みを感じさせるな〜と思いました。
・・・それにしても、遊行さんが仏像が苦手でいらっしゃるというのが、どうも意外な気がするのですが・・・(^^ゞ
博物館の前の池の蓮、私も「きれいだな〜」と思って眺めてました♪
上司様のお見舞いを申し上げます。
石切神社のお守り、喜んでいただけたことと思います。
一日も早いご退院をお祈りします(^^)
☆junさん こんばんは
とんだ落穂ひろいになりましたよ(笑)。
行く先々にホトケサマですし、なんとはなしにこのままヨミツアーになったら困るな、とかひとりごちておりました。
>余計な提案したからかなあ
すすす、すみません、メール見たのは昨日の朝なんです〜〜
「げげっわたし例のごとくまたもやチョンボか〜〜」
朝から騒ぎました。とほほ。
予定変更は、単にお見舞いの時間の都合なんです。
電話したら予定の時間は治療中やから、ということで。
それと高島屋のガレ展チケットがいきなり手に入ったのです。
えらいご心配おかけしたようで、却ってココロ苦しいです。
失礼いたしました〜
☆tanukiさん こんばんは
>仏像が苦手でいらっしゃるというのが
飛鳥から奈良まではいいんですが、鎌倉になるとどうも鉄槌下されそうで怖いんです。
監視されてる気分になるんですね。
目鼻のとろけた石仏のお地蔵さんとか町中の小さい祠はいいんですけど。
というか、日本の大佛系がニガテで、ガンダーラとかクメールとか、あと神像は好きなんです。
フラチな目で見るからかなーと自己反省です。
喜んでくれはりましたが、続けさまの面会で、却ってヨワキにさせてしまったようです。
「千羽鶴といいお守りといい、嬉しいけど、わしそないにみんなに心配かけてんねんなぁ」としょぼくれてしまったので、大いに焦りました。
お見舞いの時期というのも難しいなぁ、と思いました。
今日も猛暑日
遊行さま
おはようございます。今日も素敵にくそ暑いです。
遊行さんへのメール、ついうっかりお送りしてしまったのです。お電話するほどのことでもないし、あまりそういうことを申し上げても、手枷足枷になりそうだしと。
で、当日の朝、そうだったそうだった、遊行さんへのメールは、飛脚とほぼ同じ日数がかかると考えねばなりませんでしたのに・・・と後の祭りでした。
ん? 飛脚の方が早いか・・・
ま、それはともかく、河井寛次郎記念館に触書を回しておいたので、もし受付で名乗られたら、近くに住むたまえさんがご挨拶に馳せ参じるべく、手ぐすねひいていたようです。
またいらっしゃって下さいねということでした。
☆junさん こんばんは
色々お心遣いありがとうございます。
河井記念館は居心地の良い空間で、とても好きです。
夏はやっぱり日本の民家やわ〜と実感するようなええ処ですね。
登り窯の址もよろしいですし。
またゆかさせてもらおうと思っています。
メールのお返事も遅れています。すみません。
9/5のプランに乗り気になっています。
ちょっと気合があふれてきました。
一応ですから
遊行七恵さま
こんにちは。今日明日も暑いなか、展覧会へいらっしゃっているのでしょうね。
ええっと、かなり気合いが充満されてきたようですので、
一応、9月6日展覧会初日のお昼、セイホウオンブラージュを予約しておきました。
とはいえ、いつでもキャンセルも出来ますし、どうにでもなりますから、
お気遣いなくご予定をお考え下さいね。お知らせまで。
☆junさん こんばんは
ありがとうございます。どうせなら宮島ツアーもしたいので、一泊二日を考えております。
今から色々考えるのも楽しいです。
それとチケットまことにありがとうございます。
ただただ嬉しいばかりです。
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