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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

大琳派展

琳派に関する展覧会で今回の「大琳派展」に匹敵する内容は、なかなかないように思う。
4年前東京国立近代美術館で近代の西洋絵画をも含めての「RIMPA」展が開催された。
あのときも素晴らしい内容だったが、今回は純然たる日本の美の世界で統一されている。
光琳350年記念という冠があるからだ。
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逸翁、畠山、細見、出光、香雪、大和文華館・・・これら錚々たる私立美術館も、しばしば所蔵品の内から、琳派と分類される麗しい絵画や古陶を並べて見せてくれる。
その度に煌く金泥、揺らめくたらし込み、優美な花鳥風月にときめきつづけてきた。
侘び寂びを愛する一方で、日本人は深く琳派の華やぎを愛しているのだった。
今回、出光、細見、大和文華館などから誉れの名品が、上野に出向いている。

とにかく大琳派展が連日大盛況だとわかってはいた。
夏の『対決』展も大概お客さんが来ていたが、今回もそう。それでもまだ好きな作品を再度眺めることが出来たのは、幸いだった。
わたしは展示換え?時期に見に行ったので、そのときに見たものだけを記す。
既にご覧になった方々は何度かに分けて(あるいは続編を)挙げられているが、そうもできそうにないわたしは、一篇にまとめることにした。
以下、たいへん長いかもしれないです。
光悦と宗達
和歌を連ねるその紙に、鹿や鶴などの下絵を入れて尚いっそう優美に造りだす・・・
二人のコラボで最も成功したのは、こうした作品ではないか。
この技法は何も彼らが創造したものではなく、平安時代の宝物・法華経扇面図にも既にその形は現れている。
あちらはフルカラーかモノクロで漢字の文章が麗々しく並び、こちらは淡彩に優美な行書で詩が綴られている。
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鹿下絵新古今集和歌巻断簡 俵屋宗達下絵・本阿弥光悦筆1幅
鶴下絵三十六歌仙和歌巻 俵屋宗達下絵・本阿弥光悦筆1巻
月に萩下絵新古今集和歌色紙1幅江戸時代慶長11年(1606) 京都・北村美術館

いつかどこかで見ている美しい様式。感嘆しつつわたしは、鶴とフラミンゴは似ている、と思う。

四季草花下絵古今集和歌巻 俵屋宗達下絵・本阿弥光悦筆1巻江戸時代17世紀 東京・畠山記念館
シルエット風で可愛い花。思えば光悦のいた時代は殺伐としていたはずなのだが。いやそれだからこそ、こんな優美なデザインが生まれえたのか。

色紙貼付桜山吹図屏風:伝俵屋宗達筆6曲1双江戸時代17世紀 東京国立博物館
これも以前からしばしば眺めているが、緑の地に色紙が貼られているのが、なにやら錦のモザイクのようで、印象的だった。

光悦謡本(特製本)「女郎花」「清経」2帖江戸時代17世紀東京・法政大学能楽研究所・法政大学鴻山文庫

光悦の謡本はこれまでにもしばしば見かけている。法大の鴻山文庫のそれではなく、個人所蔵家のそれ。
これも先に挙げた月に萩や鹿、鶴などを下絵にデザインしたセンスが生きた装丁で、優美そのものを体現している。

光悦謡本(色替り異装本)もまた美麗。触ることは出来ないが、表紙に使う紙の触感も想像ができる。指に微かな毛羽立ちと型押しの静かな凹凸が味わえるだろう、きっと。

光悦の作った楽茶碗のうち、いくつか。

赤楽茶碗銘 峯雲  まるで小野竹喬の描く夕日のようだ。
飴釉楽茶碗銘 紙屋  飴色は琥珀の色に似ている。

樵夫蒔絵硯箱 本阿弥光悦作1合江戸時代17世紀 静岡・MOA美術館
この樵夫はこれまで無名の人だと思っていたが、さにあらず、小町桜の関守関兵衛だったのだ。粗朶を背負う樵にも雅な正体が隠されている。関守関兵衛(実ハ大友黒主)という不思議な設定。

舟橋蒔絵硯箱 本阿弥光悦作1合江戸時代17世紀 東京国立博物館
歌文字が散らされていて、とても綺麗だった。なるほど国宝だけはある、と当たり前の感想が湧いてきた。凝っているから綺麗、と言うのだけでなく、造った人も頼んだ人も貰った人も、みんなこの綺麗さを願っていたのだ、と思った。

養源院の襖絵が来ていた。ちゃんと表も裏も楽しめるように設置されている。
血天井ばかり意識にあるが、宗達の襖絵も庭園もすばらしいのだ。
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唐獅子図・波に犀図杉戸 俵屋宗達筆2枚江戸時代17世紀 京都・養源院
白象図・唐獅子図杉戸 俵屋宗達筆2枚江戸時代17世紀
この白い象はいつ見ても妖しい尼さんに見える。白象尼。何より目つきが妖しいし、シナだれているようなのが・・・。
犀と言われたら犀に見えるし、麒麟と言われたらそうかもしれないという気になる。波に乗るのか雲に乗るのかも本当はわからない。
そしてその裏の唐獅子。これは唐獅子と言うより町中にいた越後獅子に似ている。逆立ちしているからそう思うのかもしれないが。
山科の旧鶴巻邸の襖絵の唐獅子も逆立ちしていた。この獅子をモデルにしたかどうかは知らないが、とてもよく似ている。
20世紀のデザイナーが選んだ獅子は、どうも遠祖にこの獅子を持っているように思えた。

源氏物語図・空蝉 伝俵屋宗達筆1幅江戸時代17世紀
源氏物語図・篝火 伝俵屋宗達筆1幅江戸時代17世紀
源氏物語図・夕霧 伝俵屋宗達筆1幅江戸時代17世紀
伊勢物語図色紙・芥川 伝俵屋宗達筆1幅江戸時代17世紀奈良・大和文華館
伊勢物語図色紙・芥川 伝俵屋宗達筆1面江戸時代17世紀
伊勢物語図色紙・水鏡 伝俵屋宗達筆1面江戸時代17世紀東京・サントリー美術館

これらのうち、伊勢色紙は昨秋、久保惣美術館の特別展で眺めた。『伊勢』の展覧会としては空前のスケールだったかもしれない。
この中で特に親しみがあるのは、やはり大和文華館の『芥川』だった。
女をおんぶする絵、と言われるとすぐにこの絵が思い浮かんでくる。
そして碁を打つ『空蝉』の表装は鳳凰の刺繍だった。これも贅沢なものだった。

平家物語忠度出陣図屏風 伝俵屋宗達筆6曲1隻江戸時代17世紀
薩摩守忠度が和歌の師匠・俊成に歌を託して去る情景が描かれている。この歌は源氏の世になったとき、はばかって「詠み人知らず」とされていた。
絵の中の忠度はきちんと鉄漿もつけ、きりっとしていた。少しレスリングの吉田さんに似ているようだった。

琳派は言ってみれば、シンパと言うかファンがその作風を慕って続いたから、同じモティーフを描いたり、写したりする。
オリジナルだけが素晴らしい、と言うのではなく、追随した者の手の良さにときめくのが、琳派の特質の一つだと思う。
ただの模写ではなく、一個の独立した作品としてそれは活きている。
『風神雷神』のヴァリエーションは宗達に始まり、光琳、抱一、其一へと続く。
実を言うと、わたしは宗達より光琳が好きで、抱一師弟の作品も大好きだから、(後になればなるほど)却って風神雷神がかっこよく見えている。
これは趣味の問題だから、本当のところは知らない。

比較でもう一つ。
サイトにもあるが、宗達の槙楓図屏風、はっぱの形も可愛いし、色も綺麗だが、やっぱり隣の光琳のそれに惹かれるのだった。すっきりしていて、色の微妙なグラデーションがいい感じ。「先のより良くしようと描いた」と言うのではなくに、個性の違いのような気がする。

そういえば三十六歌仙図屏風、光琳のオリジナルがどんどん丸まっちくなったのが、ここには出ていないが、中村芳仲のそれだったように思う。
とりあえず、歌仙てんこ盛り図。

燕子花図屏風 尾形光琳筆6曲1双江戸時代18世紀 東京・根津美術館
mir892.jpgクリックしてください。
・・・何年ぶりかわからないくらい、久しぶりに見た。一瞬何の絵かわからないくらい、長らく見ていなかった。
大きな花だと改めて感じる。季節はもう秋なのに、この絵の前にいると初夏のような気がしてきた。初々しい暑さと涼しい風を感じるあの季節が。
この真っ盛りの燕子花が全て花落ちしたらどうなるだろう、としばしば妄想する。
金と緑と群青だけで構成されている空間から、一色消えると言うだけでなく、そのときには世界の終りのような気がするかもしれない。
何が欠落しても成り立たない美しさだということを、再び実感した。

竹に虎図 尾形光琳筆1幅江戸時代18世紀 京都国立博物館
このトラちゃんはご近所さんなのだが、マジメくさったツラツキとニャアとした手が好きだ。背筋もまっすぐで、猫背ではない。

扇面貼交手筥 尾形光琳筆1合江戸時代18世紀 奈良・大和文華館
大和文華館ではこのハコの展示は三面からしか見えないようにされている。
上部、側面二つのみ。だからまさかここで色んな角度から眺めることが出来ようとは、思いもしなかった。その点では嬉しい。
こんな絵が隠れていたか、と新たな感動が湧いてきたりする半面、全てを見てしまったことへの微かな罪深さを感じたりしている。
しかし予想以上に美しい筥だった。
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流水図広蓋 尾形光琳筆1枚江戸時代18世紀 奈良・大和文華館
こちらも以前からヒイキにしているもの。工芸品の美しさというのは格別だと思う。

色絵吉野山図透彫反鉢 尾形乾山作1口江戸時代18世紀 静岡・MOA美術館
実は「わたしにとっての琳派」とは乾山の作品なのだった。
去年、京都で『都の工芸』展や『乾山と光琳の芸術』で多くの乾山作品を楽しんだが、本当に嬉しくて仕方なかった。

色絵龍田川文向付 尾形乾山作5客江戸時代18世紀奈良・大和文華館
これは大和だけでなく逸翁でも見ている。乾山はいいものを沢山焼いた。
作家性と職人性と商売ッ気が巧く混ざり合っているように思う。
そういうところがまた、とても好きなのだ。

色絵桔梗図盃台、色絵椿図香合、色絵定家詠十二ヶ月和歌花鳥図角皿・・・
以前から好きなものばかりが揃っている。
随分前、高島屋でこの雁金屋兄弟の展覧会があり、そのとき写しを販売すればいいのに、と思ったことがある。本当に飽かず眺める。

小袖屏風2曲1隻江戸時代18世紀 千葉・国立歴史民俗博物館
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最初に歴博の小袖コレクションを見たのは京都文化博物館で。14年くらい前。その頃は鐘紡コレクションの小袖を見ることもあり、かなりのめっていた。
先般、サントリー美術館で松坂屋コレクションを見たが、どうしてこんなに小袖と言うのはいいのだろう・・・
この屏風は描いたものではなく実物を貼り付けたもの。何点か見てきたが、この色合いの取り合わせが本当に素敵だった。

流水梅枝蒔絵螺鈿乱箱 永田友治作1口江戸時代18世紀
螺鈿と錫で出来た愛らしい梅二つ。乱箱でもいいが、お盆に欲しいような出来だと思う。
梅はごくごくシンプルな形をしている。大胆で愛らしい意匠。

風神雷神図扇 酒井抱一筆2本江戸時代19世紀 東京・太田記念美術館
さぞ風つよし扇かな・・・上の句が浮かばないが、そんな感じ。
これは多分’93年6月に太田で見ていると思う。『琳派扇子』展に出ていたはず。関係ないが、この同じ日に高山辰雄『聖家族』展を見に行ったのだった。

水月観音図 酒井抱一筆1幅江戸時代19世紀
今年の初三井記念館で抱一の仏画を見たが、これも水に親しい観音。次の展示換えには日課観音というのもでるそうだが、案外書いているものだなぁ・・・
しかしながら仏画よりやはり風俗画にいいものがある。

遊女立姿図 酒井抱一筆1幅江戸時代18世紀 米国・ファインバーグ・コレクション
これなどを見ると、やはり通人の大名家の弟君という感じがする。
なんでも経験してなんでもコヤシにしたようだ。

宇津山図屏風 酒井抱一筆2曲1隻江戸時代19世紀
こらもファインバーグ・コレクションから。・・・修行僧も昔男のマメさには負ける、という図。(などと勝手に解釈していいのか)

紅白梅図屏風 酒井抱一筆6曲1双江戸時代19世紀東京・出光美術館
左白梅・右紅梅。おせちなどに入っている金時にんじんの梅型のような梅だった。

四季花鳥図屏風 酒井抱一筆6曲1双江戸時代文化13年(1816)) 京都・陽明文庫
このところ東京で人気の白鷺が飛ぶ図。京都から飛行して東京へ着地するのか。
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原羊遊斎蒔絵下絵帖1冊江戸時代享和元年(1801) 奈良・大和文華館
この下絵の椿の実物は本当に可愛らしい。ここにあるのは下絵だが、それでも十分に愛らしさが通じる。幸い画像があるから、完成品をあげる。
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風神雷神図襖 鈴木其一筆8面江戸時代19世紀 東京富士美術館
間に二面襖の空間が入るが、それが空間を広げている。走るぞーーーッなカミサマ。

秋草・月に波図屏風 鈴木其一筆2曲1隻江戸時代19世紀
裏から照射すると月と波が浮かぶ凝り様。こうした遊び心こそがいちばん大事なのだ。
とても楽しいし、それをしてくれた東博にありがとうの気持ち。

萩月図襖 鈴木其一筆4面江戸時代19世紀 東京富士美術館
白とピンクの萩に、ウルトラマンの眼のような月。満月、三日月もよいが、このカタチもとてもいい。

群鶴図屏風 鈴木其一筆2曲1双江戸時代19世紀 米国・ファインバーグ・コレクション
‘60?’70年代グラフィック風に見える。なんとなくかっこいい。鶴のファッションショーか。
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いいものが多すぎて、書くことさえも眼が回ってきた。
それでもこの展覧会は作家六人をメインにし、あと少ししか他の作家を出していないのだから、将来もっと大きな展覧会が開かれるかもしれない。
しかしながら、この数年の間ではおそらく「琳派展」としては他の追随を許さぬような内容だと思った。
独立行政法人になって以来、国立博物館のめざましさには、本当に感嘆する。つまらない展覧会がない。心に残る展覧会ばかりだ。
それだからこそ、期待は否応にも高まり続ける。(観客は酷なものだ)
大の冠は正しいと思った。
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コメント
うわ~素晴らしいです~(^^)
先日、NHKの「新日曜美術館」で、こちらの展覧会を取りあげていたので、食い入るように見ておりました♪
宗達作と光琳作の、風神雷神図のレイアウトの仕方とか、雲の描き方の違いとか比較すると興味深いですね。
抱一が光琳の屏風の裏に描いた夏秋草図の渋さも大好きです。
鶴下絵三十六歌仙和歌巻や燕子花図屏風を見ていると、日本人の「デザインの力」ってすごい!!と、あらためて思いますね。
ああ~、やっぱり東京はいつでも素敵な展覧会が開かれていいな~。。。と、またまた東京に行きたくなってくる私でした(笑)
2008/10/22(水) 11:25 | URL | tanuki #s.Y3apRk[ 編集]
☆tanukiさん こんにちは
ホントに目がキラキラ~ンです。
実にいい展覧会でした。
これは本当に行く価値のある内容でした。
東京の所蔵家からの出品が多かったので、普段関西では見れないものも色々ありました。
確かに「大」琳派展でしたが、これからも地道に関西の古美術専門の美術館を廻り、琳派を見て歩こう、とシミジミ決意しましたよ。

>雲の描き方の違いとか比較すると興味深いですね。

さすがにtanukiさんですね。そうしたところをわたしも見習わねば、と思いました。
うん、本当に違いが面白かったです。

2008/10/22(水) 17:04 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
燕子花図屏風は根津図美術館が休館する直前に観に行って、館内の庭園に実物の花が咲いているという、美味しいオマケつきだったので、すっかり、満足してしまったので、今回の展覧会は別に行かなくてもいいかな?などと思っていました。なんせ、けっこう、方々の美術館で観た作品が多いので、なにも混み合っている東博に行かなくても、この展覧会が終われば、常設でゆっくり見られるんじゃないかと、そんなふうに考えていたのですが、やっぱり、一堂に会しているというのは圧巻ですねぇ。父が行きたがっているから、お供しようかな?
2008/10/22(水) 18:46 | URL | えび #-[ 編集]
東博100周年記念の琳派展以来 久しぶりにまとまった琳派を見てきました。ついでに連続講座も。東博や京博の常設で見たものも沢山ありましたが、一堂に会して見るのもまた 良いですね。フェルメールやハンマースホイも見られましたか?
2008/10/22(水) 19:21 | URL | 抹茶 #-[ 編集]
☆えびさん こんばんは
根津のラストのとき、行き損ねまして残念だと思っていたのですよ。
実物と絵と両方を楽しまれたとは、羨ましい限りです。

>方々の美術館で観た作品が多いので

そうですね。「おっこやつは」みたいな作品が多かったですね。
特に光琳と乾山はそうでした。
しかしコンセプトがしっかりしていると、「ただの再会」が「新たな出会い」に変わったりするようです。ぜひ父上さまのお供としてお出かけください。
しかしえらい人混みでしたわ~~


☆抹茶さん こんばんは
>東博100周年記念の琳派展以来

うわ~ご覧になってたのですね!
わたしはその頃パンダ見に上野に連れてってもらってましたよ。カンカンランラン。
そのとき買ってもらったぬいぐるみは今もわたしの頭上の棚にあります。

常設品が特別展に出向すると、すっかりオシャレになるようです。面白く眺めました。
フェルメールは前回見てきました。
http://yugyofromhere.blog8.fc2.com/blog-entry-1224.html
ハンマースホイはこの東博の後に見ました。
記事はもう少し後になりますが、良かったです。
2008/10/22(水) 21:14 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
こんばんは。

>追随した者の手の良さにときめくのが、琳派の特質の一つだと思う。

この不思議な関係で琳派が成立しているというのが不思議で不思議で仕方がありません。

大琳派展も素晴らしかったですが、それをさらに深めてくれる記事に感謝です。にわかファンでも、ここ数年の琳派のあり方みたいなものを感じられた気がします。
2008/10/22(水) 22:20 | URL | キリル #-[ 編集]
私は昨日行って来ましたが、どうもここ数年の間に
見たものばかりで「大琳派展」という名に期待しすぎ
たようです。 しかし初見だった「白象」の姐さんには
すっかり魅入られてしまい、飽かず眺めておりました。

この日は、お隣の「スリランカ展」での方が俄然目が輝きました。
何ででしょうね~心持というものが鑑賞嗜好も左右すると
知りました。
2008/10/22(水) 22:35 | URL | 山桜 #-[ 編集]
こんばんは。
おぉ~行かれた記事、早速書かれましたね。見習わねば、と思います、いっつも。

今回の怒濤の琳派電波伝染に、いたく感心致しました。
この絵、凄い!って憧れ続けたことから始まった伝染。
日本中に、世界中にそのDNAが散らばっていることに、感慨深く、今頭の中が飽和状態です。
芳中も、雪佳も、愛らしい作が沢山あって、
現代にもその息使いが感じられ、雅文化に憧れます。
美術工芸の優雅さは宇宙一と思ったのでした。
大和文華館所蔵の抱一下絵の椿、泉屋博古館で見ました。愛おしい作でしたね。
乾山、芳中、雪佳の穏やかな愛らしいデザインに、癒されます。
2008/10/22(水) 22:52 | URL | あべまつ #-[ 編集]
☆キリルさん こんばんは
琳派の大立者たちを考えると、「好きだから」と臆面もなく言ってのけそうな面々ばかりだな~と思います。
へんな喩えかもしれませんが、現在の二次創作活動とかを思うと、自然と納得したりします。
それにしても永徳、琳派、と日本美術の豪華絢爛さを主にした展覧会の後には、どんなブームが来るのでしょう。
うーん、今更ワビサビはきついかもしれないし・・・

だらだら長く書いてしまった記事でもそう仰ってくださると、照れるばかりです。てへっ。


☆山桜さん こんばんは
>どうもここ数年の間に見たものばかり

よく出ていましたね。しかしその一方で別々な場所でしか見れなかったものが集合して整列してる~~とヘンな感心がありました。
惜しくも京阪神からの出品が少なかったので、その意味ではちょっと残念です。
白象の姐さん、妖しくていい感じでしたね~

スリランカの文物、可愛いものが多かったですよね。
二つも楽しめて嬉しかったです。


☆あべまつさん こんばんは
内覧会に行かれたのがうらやましー、と画面に向って騒いでました。
しかし保存のために細かい展示換えがあるのが、ちょっと惜しいところです。
でも大事な作品のためなら仕方ないか。

琳派は美人画がないなーと常々思う半面、愛らしさの多い画風だと思います。
挙げられた作家、みんな「カワイイ」絵を描かれるなと思います。

日本の美は琳派とワビサビで育てられたのだ~~っと怪気炎を挙げるわたしです。
2008/10/22(水) 23:32 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
パンダは その後随分して見に行きました。もう お客さんも少なかったのですが、ハンドマイクを持った係りの人に「立ち止まらないで」と言われて……。パンダはガラス中で快適そうに遊んでいました。あまり姿も見えませんでしたし、パンダを見に行ったのか、人類の一員としてパンダに見てもらいに行ったのか。やれやれの体験でした。そういえば当時の東博は、本館の常設展示はもっと広く開放していて、雑然と展示してありましたが、確か曜変転目を一度に2っ3っ(全部)?は見たような気がします。管理変えになったり、寄託も少なくなって ちょっと寂しいですね。
2008/10/23(木) 20:34 | URL | 抹茶 #-[ 編集]
☆抹茶さん こんばんは
>人類の一員としてパンダに見てもらいに行ったのか

ホンマやーーーーっ!(笑)。
それにしても当時の東博の状況など、貴重なお話だと思います。
今では東博で曜変は見れるのかしら?
どうもここでは見た記憶があまりないです。

数年前大改装してから、文化のアミューズメントパークに化しましたね。
でも、それでお客さんが親しみやすくなったのはエエことだと思います。
特殊性から普遍へと方向転換した成功例かと勝手にみてます。
2008/10/23(木) 21:11 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
東博100周年の琳派展の図録を見てみました。屏風だけで52点 昔はお金をかけて展覧会をやっていたんですね。メトロポリタン、ベルリン、クリーブランドからも来ています。ちょうど北斎展のように ありとあらゆる所から集めています。昨今の美術館の名がついた展覧会はなかったような気がします。
http://www.kosho.or.jp/servlet/top
で図録を売っているかも。600円が今はいくらかな。
2008/10/23(木) 22:55 | URL | 抹茶 #-[ 編集]
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