FC2ブログ

美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

明治・大正お屋敷ドローイング 近代住宅彩色図集から見た清水組の仕事

大阪の天神橋筋6丁目にある住まいのミュージアムは、なかなか楽しい展覧会をする。
常設展の方は、これは人を案内してわいわい言いながら体験するのがいいが、こっちの企画室はじっくり眺めて色々考えるのがふさわしい展示をしている。
今回は清水建設の仕事を展示していた。
清水建設の前身・清水組時代の住宅設計図とその彩色図とがずらずらと並ぶ。
09091301.jpg

和風にしろ洋風にしろ邸宅、ということなので大きくて立派な作品ばかりだった。
それらが彩色されて、内装も綺麗な描き方なので、観ているとリカちゃんハウスを思い出して、楽しくて仕方ない。
現在ではこんなステキな邸宅の彩色図なんかないし、作ってもそれはCGでの三次元ものなので、ちょっと夢がない。
こちらは本当にドキドキするような、夢のお屋敷ばかりだった。

これはしかし実際に建てられた邸宅ばかりなのかどうか。
・・・建てられていた。写真もある。ただし現存するものは、ひどく少ない。
これは仕方のないことなのか。

明治・大正の流行の変遷もこの図から見て取れたりもする。
こちらにも資料がある。

洋館の中にはゼセッションの影響を受けた物件がいくつもあった。
また内装ではステンドグラスや柱飾りの美しいものが多かった。

現在これらは高価な書籍になって販売もされている。
買えそうにないから、まじめに展示を見る。
それにしても本当に素晴らしい。
明治・大正の邸宅―清水組作成彩色図の世界明治・大正の邸宅―清水組作成彩色図の世界
(2009/05)
内田 青蔵


なお本の内容についてはこちらが詳しい。

ある邸宅の一部がペーパークラフト再現されていた。
これはもう楽しくて仕方ない。わたしはドールハウスも大好きだが、紙で作る家と言うのも大好きだから、見ていて楽しくて楽しくて、わくわくした。
細かい再現がなされているなと感心しきり。
カラーコピーで拡大したものを立体化したようだが、こういうのは楽しいものだ。

いい機嫌で眺めたが、それにしても楽しい展示だった。
展覧会は既に終了しているが、また機会があればこうした展示が見たい。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
憧れのリカちゃんハウス!?
文章を読まずに、目に飛び込んできた絵を観て
「リカちゃんハウスだ!」と、思っちゃいました。
そうしたら遊行さんも、そう思ったとのコメントが
書いてあったので、私だけではないと、
胸をなで下ろしました。ホッ。
建築の彩色図って、見ててワクワクしますね。
ドール・ハウスで遊んでいるような
気分になるからかな?
ペーパークラフトもいいですね。
2009/09/16(水) 18:41 | URL | えび #-[ 編集]
わたしのハウスは壁紙が差し替え可能でした
☆えびさん こんにちは
そもそもリカちやんハウスで遊んでいたことから、建築に目が行ったのだろうなと思います。
わたしはおままごとより、リカちゃんで遊ぶのが楽しい子供でした。

それにしてもきれいでしたよ、本当に。
なんだかちょきちょき切って、起こして立てて、それで遊びたくなりました。
2009/09/16(水) 23:15 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/09/17(木) 10:28 | | #[ 編集]
☆――さん こんにちは
素敵なご紹介をありがとうございます。
それにしてもファニチュアーやインテリアというものはいいですね。

「死者の書」の頁にもときめきました。
2009/09/18(金) 12:55 | URL | 遊行七恵 #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/09/19(土) 19:26 | | #[ 編集]
☆B さん こんばんは
これからも好きなものは好きなままで、どんどん深まってゆけたらと思います。
そちらにも時々はおじゃまさせていただきたいと思います。
2009/09/19(土) 20:31 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

フリーエリア