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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

京都市考古資料館「秀吉の時代」

京都市考古資料館という施設がある。場所は今出川大宮のバス停前。
元は西陣織物館として本野精吾の設計で1914年に建てられた。
カッキリしたいい建物で、三階建てだが、手洗いなどは半地下だと思う。
ここで秋まで「京都 秀吉の時代」という展示が開催されている。
無料施設でなかなか面白い展示も多いので、今出川通りをハイカイするときは大抵寄っている。

サイトにはこうある。
「京都市内の秀吉が築いた聚楽第や御土居などの遺跡から出土した遺物展示、 関連調査写真パネル、関連絵画史料などを展示予定」
それで何が展示されていたかと言うと、瓦と暮らしの中の焼き物と、キリシタン墓碑に南蛮貿易で渡来した壷などだった。

さすが黄金の茶室を作るだけに、瓦も金箔の使われたものがあった。
聚楽第の遺物の一つ。ちゃんと誤算の霧(凄い間違い変換だ!)五三の桐文が浮かび上がっている。
大仏殿の瓦もあるが、どれもがやはり桃山時代の絢爛さを偲ばせた。

わたしは秀吉が好きだ。わたしが大阪人だからというだけでなく、なにより「明るさ」がいい。
黄金の茶室を拵えたり、大茶会を開いたり、とにかくバカバカしいくらいのスケールの大きさが楽しくて仕方ない。尤もそれが誇大妄想狂的に変わった晩年は困るのだが。
でもまぁ、ワビサビよりハデカビが楽しくていい。

それで機嫌よく展示室内をぐるぐる回ったが、やっぱり茶陶がいちばんいい。
実はここは埋蔵文化研究に長けたところなので、京都市内のあちこちから出土した茶碗・鉢・皿などが多く展示されている。
欠片だけのものもあれば、ほぼ元の形のものもある。それらを見て回るのが楽しいし、出てきている陶磁器が大方が染付だというのも面白い。

他にここにはお寺の屋根などに光るシビの模造品が置かれている。
そして立ち入り禁止の三階への階段には何故か兵馬俑が数対安置されているのだ。
初めて見たときはさすがにギョッとした。
9?4時まで開館しているが、誰も見ない暗い時間に、あの兵馬俑たちの目がキラ?ンと・・・・・光らない、とは言えない。

やっぱり古い町だけに色々と面白いものが残されている。
なんとなく好きなスポットの一つ。
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