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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

世界無形文化遺産登録記念・受け継いでゆく祇園祭

祇園祭の文化財を色々眺めた。祭の時期は真夏だが、世界無形文化遺産登録記念と言うことで、祇園祭の展示が京都文化博物館で行われた。(展示は1/11に既に終了している。)
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個人蔵の祇園絵巻で、明暦年間のものなのに昭和初期頃の作画に見えるほど、リアルな動きを描いたものがあった。
イキイキしている。みんながみんなイキイキしている。
猩々の装をした子供たちが可愛いし、彼らがよく跳ねたり引っ張ったりするから、イキイキして見えるのか。

祇園祭の主役は鉾である。その懸装品などが展示されていた。
「神事これなくとも山鉾渡らせたく候」と言うくらいだから、古来の伝統に乗っかるだけでなく、新しい装いを多く取り入れる。

胴掛で可愛い鶴や龍を描いたものがあった。(綴れもの)だが、絵そのものは現代の童画家・瀬川康男のそれによく似ている。
解説プレートを見ると19世紀の李朝時代のものだった。

それに今回は出ていないが、東インド会社を通じて購入したか、トロイ戦争をモティーフにしたタピストリーを胴掛にした鉾もある。

20世紀初頭の山鉾巡行写真も幾枚か展示されていた。
「四条高倉」を行く月鉾の背景にインド=サラセン様式の建物が映っている。これはもしかすると大丸か?明治末にこの地にあったというから・・・そうか、こんなステキな建物だったのか。ますます大丸ファンになるぜ。

他にもたくさんの山鉾をモティーフにした模型などが展示されていた。
それに各山鉾の末広も並んでいる。
菊水鉾は上村松篁さんの絵だった。

あああ、こういうものを見ると、早く夏になって、祇園祭に行きたいと思ったりするのだ。
楽しい展覧会だった。こういうのを見せてくれるところが、やっぱり凄いな・・・
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