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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

やっとこさ東博に初詣

もう一本、東博で見たもの。
「博物館で初詣」を楽しませてもらいました?
初詣と言うてもわたしの場合、十日過ぎ以降になるので、まるでえべっさんか初釜かというような感じでしてな。

それでチラシにもなった応挙の虎を見たり、虎がへしゃげた形の枕を見たり。
10012702.jpg
このトラ枕、なかなかカワイイ。チラシで見たときはつぶれトラやんと思ったが、ナマで見るとなかなか雄雄しい。

朝鮮のトラもついこないだ高麗美術館で大漁だったけど、東博にも生息してて、刺繍の中でガォ?ッでした。
これはヒュンベというもので、波濤の上にトラというのがめでたい図柄らしい。
岸駒の「虎に波図屏風」も同じですな。このトラはほわほわしてた。

後藤一族の小間物類は大抵が「猛虎」という題がついているし、阪神タイガースも「猛虎」と言うのが定着してるのに、どういうわけかワードもケータイも「モウコ」と打つと「蒙古」と出る。これじゃモンゴルですがな。
(関係ないが、ある地方では「モウコ」とはおばけ・怪物の類を意味する言葉)

やっぱり東博は楽しいなぁ。
行った日は案外ぬくかったので、真冬とは言えベンチでくつろぐ人も多かった。
わたしもちょっとここでランチとかしたくなった。
・・・そうか、コンビニがあれば便利なんですね(今更何を言うてんねん)。

他にも好きなものをちょっとばかり。
安田靫彦 御夢  これは後醍醐天皇が見た夢の話。楠正成を見出すエピソード。そういえばここには靫彦の「夢殿」も納められていた。あれは聖徳太子の絵。

下村観山 楠公  どういうわけか最近、大楠公(楠正成のこと)関係の絵や資料をよく見かけるので、なんとなくタイムリー。

太平記ゆかりの笠置には小学校の林間学校以来、時々出かけるが、今も「近いわりに古風さ」が残る山だと思う。山の入り口には案内猫・二代目かさやんがいる。

荒井寛方 乳糜供養  苦行していたシャカの前に乳粥を捧げるスジャータとその一行の図。寛方はインドを舞台にした作品が多く、なかなか魅力的だが、殆ど展覧会が行われないのが残念。栃木県の方にミュージアムがあるようだが、たどり着ける日は・・・

他に橋口五葉の美人版画が数枚あり、馴染みの女たちなので嬉しいが、彼の風景版画を初めて見た。大正9年の三条橋と神戸の宵月と。そんな頃の三条も神戸も、さぞや楽しかったろう・・・

土偶ともどもまた見に行く予定。何度も同じものを見ても、なんとなく楽しいのが東博の魅力だと思う。
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