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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

大阪から京都経由でお水取りへ向かう

予報どおり朝から雨で出鼻をくじかれたが、予定を少しばかり修正して、外出。
京都から奈良へ向かう予定。
cam376.jpg奈良国立博物館「お水取り」展チラシ。

まず梅田に出て2ビルのチケットショップへ行くと、京都駅までが320円だった。フツーは540円なのでラッキー♪
普段は阪急電車一本でいくが、今日はちょっと梅田に用事もあったのでルート変更したのだ。通常なら阪急の烏丸から地下鉄なりバスなりで京都駅へ向かうのだが、それだと620円くらい、今日は500円で到着。

感想は後日詳述するにして、えき美術館で「アールヌーヴォーのポスター芸術」展を見る。
かなり興味深い展覧会だった。これは東京でも開催した(する)のかな?
そこから9バスで堀川中立売へ。樂美術館に行く。やっぱりここでもノンコウがピカッッ☆。もぉ本当にノンコウは素晴らしい。

雨はすっかりやんでるので傘は開かない。
今日のランチは阪神百貨店のソタレで茄子とベーコンのトマトソースパスタ。サラダとピザ1ピースつき。昨日からピザが食べたかったので、めっちゃ嬉しい。
それで元気も出て京都へ行ったのだが、展覧会はよくてもお茶タイムがちょっとあれでしたな。

京都文化博物館で「古代カルタゴとローマ」展を見る。これはモザイクが素晴らしいの一言!いや??これまで見てきたモザイクの中でもかなり上位に入るね?
嬉しかった。

常設室の企画では雛人形。これが有職雛がご尊父・ご母堂風な感じで、その他の皆様方も威厳がありすぎて・・・・・・・
そして立雛。いつもここは寝かせて展示するのだが、それが一対どうしても情死の姿にしか見えない雛があるのだ。
今回6年ぶりにそのありさまを目の当たりにした。

髪の解け具合、見開いた眼、少し開いた口からのぞく<白い歯>。鉄漿をぬらない白い歯の女雛と男雛。これは相対死にの様相に他ならないのではないか。
この<恋人たち>を人目に曝すのが怖くもある。普通の生活を送る者が見てはいけない姿。
・・・・・その魅力に溺れているくせに、そんな風にも思う。

立雛の 解けた髪にからみつく 闇色の指 闇透かしの眼

前田珈琲の四条店に入る。ミントソーダはスキッとしてていい感じ。ケーキもおいしいけれど、ここはあくまでも「喫茶店」なので喫煙は当然と言う店舗だった。
芸術センター内の店は禁煙だった気がするので、ちょっとアテが外れた。
わたしはタバコがニガテだが、タバコ吸いたいヒトもいるからなぁ。
次はナシ。

さて地下鉄四条から伏見竹田を経由して近鉄奈良へ。
小一時間かかるけど、やっぱり雨もやんだ以上はお水取りに行きたいよ。
普段乗らないルートだから時間の感覚もつかめないまま電車に揺られる。
奈良についてからは傘を杖代わりに早歩き。2km弱を相当早く歩いた。
だーーーれもいてない暗い道を歩くのは正直めちゃくちゃコワい。
怖いけど歩くしかない。
とにかく7時前にこんなところを歩いているようではアカンのよ。
東大寺の南大門が池に映っている。巨大な提灯の灯りが異様に美しい。

少しばかり人に行き逢うがそれでも孤独なのに変わりはない。行かないかと誘った友人は体調不全で、それならとメチャなルートを設定したのだが、それにしても人がいない。
空いてるのか?―――そんなはずもない。結局人が見えたときにはもぉ手遅れ。
7時の時報を知らせるガーンガーンという太鼓の音がした。
それで今年も駐車場からの見物。
でも火の粉が舞うのがよく見える。ここまで飛んで来い、火の粉。
なにやら敬虔な?もしくは荘厳なキモチで一心に眺めた。
練行衆の駆ける足音が一度だけ届いた。
今年も満ち足りた心持ちになった。

うどん屋さんでおすしと天ぷらうどんをおいしくいただいたが、帰る頃には閑散としていた店に続々と客が詰め掛けてきた。みんなお水取り帰りの人々。
わたし、よっぽど早く飛んで帰ったのだなぁ。
帰りもほぼ人に会わずに歩いたのだ。
我ながらちょっと不思議。傘を杖に頼ったのがよかったのか。

帰途の近鉄電車で隣り合わせた奥さん方が、お松明の杉の燃えさしをもってはった。
話しかけるとカブリツキで見学したと言う。岡山から来た甲斐がある、というのでそこから話が弾んだ。そして杉の一枝を分けてもらった。
幸福を分け合いましょね、と奥さんが言うてくれはった。
嬉しかったなぁ、本当に。

以前わたしも杉の燃えさしを持っていたが、あれはどこへ行ったろう。
今年の燃えさしは今、わたしの目の前にあるのだが。
香ばしくて、本当にいい匂いの・・・・・


チラシ裏面に杉の燃えさし。上部には「二月堂縁起」「修二会過去帳」(青衣の女人の名が見える)「二月堂焼経」など。クリックすると拡大します。
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コメント
No title
こんばんは。
なんとかお水取りをご覧になって、食べたかったものもみんな食べられてよかったですねー。
学生時代に一度、お水取りに行って、火の粉をかぶったのを今でも鮮明に覚えています。なぜかほとんど人がいなくて。随分昔のことなのによく覚えているのは、火の力なのかなと思ったり。
2010/03/07(日) 01:18 | URL | キリル #ZgLpcwNk[ 編集]
希望達成できてよかったです
☆キリルさん こんにちは

> なぜかほとんど人がいなくて。

え゛ーマジですか!今やもぉ何万人もの大観衆が。
そんな頃なら小さい子らも韃靼帽とかすぐにもらえたでしょうねぇ。
なんでこんなに大イベント化したのかなぁ。

新作歌舞伎舞踊に「達陀」(だったん)というのがあり、お水取りをモティーフにした演目なんですが、それを見たことが常に残り、本当のお水取りに行くたびにそれを必ず思い出します。
記憶って面白いですね。

2010/03/07(日) 13:46 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
ニアミス
こんにちは。
ニアミスだったんですね。
おかげさまでおたいまつをたんのうしました。
どうもありがとうございました!
2010/03/08(月) 06:33 | URL | mizdesign #JalddpaA[ 編集]
☆mizdesign さん こんばんは
楽しまれて何よりです。
それにmizさんのお写真、よく撮れてるなぁと感心しました。
炎が流線型になっていないのがよかったですね。
2010/03/08(月) 21:34 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
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