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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

3月の東京ハイカイ?

さて三月の東京ハイカイです。
前回は空港へ向かう電車に乗り損ねるというハプニングにぶちあたりましたが、今回はそんなメにも遭わずうまいこと空港へつきました。
反省はしても後悔はしないわたしです、機嫌よく遊びに出ました。
展覧会の感想は各自、後日詳述といういつものパターンでゾロゾロと何をしたかを書いていきましょう。←えらそぉ。

高輪台について畠山記念館へ向かう道すがら、椿がきれいなおうちの前を通りかかり、これは幸先ええやんと思っていたら、あちこちにノボリが見える。どうも畠山の隣にあった八芳園の跡地工事に対するイキドオリ系のノボリらしい。
以前はどこまでが畠山の、どこからが八芳園のかわからなかった庭園も・・・寂しいのぉ。
畠山では懐石の器をみた。乾山がピカピカッ☆と光ってた。アールヌーヴォーみたいな牡丹絵の器などがよかった。
次に新橋へ。
汐留で木田安彦の木版画とガラス絵を堪能する。
総体的に良かったが、中にハッッと胸を衝く作品が数点あった。これはやはり必ず見るべき展覧会の一つだと思う。

暑かったので讃岐うどんを食べる。わたしは昆布だしの大阪うどんが最愛だけど、暑いときは讃岐のコシの強いぶっかけも好き。
泉ガーデンへ。なにやら日本と世界の稀こう本の販売があるらしいが、残念ながらスルーして泉屋分館へ入る。
明代の梅型皿がやっぱり可愛くて仕方ない?

坂を少し下りて菊池智美術館へ。
藤本能道の作品展。正直に言うと、チラシをみた限りではあまり期待していなかった。しかし実物を目の当たりにして衝撃を受けた。
めちゃくちゃよかったのだ。
こんなにいいとは思いもしなかった。チラシというモノはこわいものだ・・・・・・・

いつもそこから神谷町へ行くのに大回りしていたが、菊池の隣のビルを抜ければすぐに神谷町駅だとわかり、嬉しくなった。

ていぱーくへ。スロヴァキアの切手展。現役の絵本作家ドゥシャン・カーライを中心にした切手とそれに関わる絵本作家の展覧会、これは非常に面白い展覧会だった。
cam386.jpg
ネットでは殆ど誰も注目していないが、とても興味深い内容だ。しかしそれにしても絵本好きな人はやっぱり女の人の方が多いみたい。

三越で岩合さんの猫写真展。・・・もぉほんっっっっと悔い改めたよ。猫たちのあまりの愛らしさに、我が家のわるい猫どもをいつかシツケのためにもセッカンしなくては、と思っていたココロが消えましたがな?ねこよ、自由に生きろ(果たしてそれはそれでどうよ)。
何がどうとか書けない。
わたしもそうやけど、他の観客のみなさんもトロケそうな顔で見て回ってる。
あ???癒されるどころかアドレナリン噴出やん。

コーフンのため体温が上がったらしく、三越から高島屋まで風に吹かれて歩くのが気持ちよかった。
日本の茅葺き屋根の古民家を描く向井潤吉展を見る。
cam384.jpgチラシ表 cam385.jpg チラシ裏
世田谷の彼のアトリエ跡でもある美術館分館にもいったが、あんまり民家に関心がないわたしには・・・
向井はヨーロッパの(特に中部ヨーロッパ)民家も描いている。こちらは水彩画、なんとなく音楽が聞こえてきそうな作品だった。戦争画もあるが飛行機の機影とその下の蘇州の瓦の波が、どことなくシュールな景色に見えた。
cam385-2.jpg

そこからいよいよ上野へ。
五時に着いたら20分待ちと言われたが実際はその半分で入館した。しかし混んでるのは混んでるわね。
でも私の来た前日には13000人も来たそうやから、何とも言えんわの?
仏画の混み具合を捨てると、後はわりに好きなように見れたけど、これは人波を抜けたからかもしれないので、参考にはならないか。
出たときには行列なしやったから六時からの方がいいかもしれない。
わたしは幸い京都展も楽しめるし・・・

常設でもいいのを色々みた。今回はカメラ持ってこなかったが、やっぱり不可欠だと思った。
歌麿の「白粉を塗る女」がネットで評判が高い。
黒いようなザザザとなった肌に白粉を塗るのがなんとなく衝撃的だが、もしかすると酸化したために黒くなったのかもしれない・・・

西洋美術館へ。フラングィンを見る。チラシをみた限りではアメリカのパリッシュを思い出したが、ベルギー生まれのイギリス人画家。なかなかいいのに評判が浅いのは、同じ上野の地にトウハクやボルゲーゼが目立っているせいでせうなぁ。

モローのゾウさんの絵を見てご機嫌になる。ええなぁ。
嬉しい。この絵はチラシでしか見てなかったから。
でも最初にチラシで見たときも本当にドキドキしていた。
実物の良さはそりゃすごいが、印刷物の良さというものも忘れられないね。

浅草の神谷バーでちょっとだけ飲んで、旬のふきのとうの天ぷらを食べる。
これが食べたくて三月四月にここへ来るのだ。

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コメント
No title
>ねこよ、自由に生きろ
ここに反応しちゃっていいのかしら?!(笑) 私もメロメロになりながら見ました!それにしても相変わらずすごい行動範囲にひれ伏します。等伯の前後にこれだけ見れるのって遊行さんだけです!
2010/03/15(月) 23:32 | URL | noel #-[ 編集]
ねこの子分
☆noelさん こんばんは

あの岩合さんの猫たちには、連続猫パンチを食らったような気がします。
もぉ本当にクラクラ。

>等伯の前後にこれだけ見れるのって遊行さんだけです!

等伯からはニクマレそうです。
それにしても等伯は実はシュールな作品が多いな、と思いましたよ。
2010/03/16(火) 00:51 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
No title
こんにちは。
私は猫写真は岩合さんと新美敬子さんが好きで、このお二方で20冊くらいの猫写真集を持ってます。一昨年引っ越しをする時には、猫の飼える物件を探したのですが、…ありませんでした。今の住居は気に入ってますが、猫が飼えないのだけが残念です。
遊行さんのサイトでMaukie君(勝手に♂と判断)を撫でるのを日常の楽しみとしております。
2010/03/16(火) 02:17 | URL | みき♂ #-[ 編集]
猫写真持参
岩合さんの「ねこ」展、私も観に行きました。
自分で撮った猫写真を持っていくとチケットが
割引になるというので、持っていましたよ~。
2010/03/16(火) 18:39 | URL | えび #-[ 編集]
ねこのくに
☆みきさん こんにちは
ねこの写真はプロのヒトもアマチュアのヒトも、猫に対する愛情がある限りは、どれもみんなよいお写真やな~と思います。
でもすごいコレクションですね~わたしはせいぜい「猫マンガ」(勝手にキャプションつけてる写真マンガ)、カレンダーくらいです。
家の奴らを見てると、岩合さんたちが撮られた可愛い猫たちって別の世界のいきものかも、と思ったりします(笑)。

Maukieくんは皆に愛されてるキャラのようで、撫でるのが楽しいと仰る方が多くて、私もうれしいです。
(ヒソカにツキちゃんとかタビちゃんと呼ばれることもあるようです)


☆えびさん こんにちは
壁に貼ってある猫写真、楽しかったですね。どいつもこいつも可愛い~と撫でたくなりました。
それにしてもあのチケットそのものが、すごく可愛かったですね。
猫写真そのまま。耳もピンと△△でしたし。

岩合さんは町で猫を撮る時、ご自分も猫視線に身を低められるので、必ず洋服の替えを持って歩いてはるそうです。
2010/03/17(水) 12:38 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
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