美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。
七夕と言うことで、♪笹の葉さらさら 軒端に揺れる という状況を我が家でも再現しておるのですが、お星様キラキラ金銀砂子 と言うことはムリぽいです。
それで久しぶりに展覧会の記事じゃなくて、七夕企画してみます。
七夕を想起させる絵を少しばかり集めました。
北野恒富 願いの糸 右向きと左向き2枚。

針仕事が上手になりますように、と願う昔の女のヒトの行為。
こちらはまつ本一洋(まつ はウカンムリに公の下に木のマツ)の「七夕踊り」

寛永から正保年間に流行った小町踊りが原型らしい。
今では今出川通堀川東入ルの白峰神社で「七夕小町踊り」として引き継がれているそうだが、それは昭和37年に再興されたそうだ。振り付けは茂山千作さん、監修は故・吉川観方。名前を見ただけで良さそうなイメージがある。
絵は図録から引っ張ったので、見づらいかもしれない。
絵本では初山滋の「たなばた」を挙げる。
いい感じ。
最後にコミック。
大島弓子の名作「七月七日に」(「全て緑になる日まで」所収)
せつないせつない物語だった。
今年は昼間に大雨の後、さらさらと空気が綺麗になった。しかし星は見えないのが残念だが、いい七夕のような気がする・・・・・
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