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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

高島屋貿易部 アルバムと下絵

高島屋史料館で「高島屋貿易部 アルバムと下絵」を見た。
ご維新後に高島屋は外国人に向けて、色んなものを販売したそうだが、その外国人向けの店舗や物流も備えた貿易会社が出来たのは、大正時代らしい。
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素敵な古写真がある。
左上は明治26年の店舗、左下は明治末の横浜の店舗。

とにかく外国人にNIPPONの美を紹介し、販売しなくてはならない。
万国博覧会にもどんどん出なくては話しにならない。
明治の日本のがんばり具合は、こうした展覧会からも伺われる。

現在の迎賓館、建築当初は東宮御所の赤坂離宮の内装を高島屋は受注し、丁寧な仕事をする。「孔雀の間」。
ここにかけられた孔雀の絵は刺繍もので、それと同じ力の入れ具合で、外国人向けの商品を拵えたのだった。

錚々たる画家たちの協力を得て、丁寧な仕事をしているが、その模様を写したアルバムが、今回手にとって眺めるようにされていた。

それを眺めると、やっぱり「いかにも明治」な作品が次々と現れ出てきて、ちょっとわたしはニガテだと思った。

トコノヨノナガナキドリ、タカ、ワシ、クジャク。
神阪雪佳もその弟・松涛も仕事を遺している。
竹内栖鳳の光琳風四季草花図、都路華香らの作品もある。
明治?大正の京都画壇の達者たちの仕事がこんな風に見られるとは。
そしてアルバムのモノクロ写真は、妙にイキイキしていた。
tou401.jpg

シャム王室御用達の高島屋。
ここには王様のゾウのための背掛けがあった。雪佳のデザインによる四羽のクジャク。
クジャクとゾウの物語を少しばかり思い出す。

色々楽しめる展覧会は9/25まで。
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