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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

フィリップスコレクション

六本木ヒルズには初めて来た。
来て驚いた。お客の多さに、ではない。インフォメーションや警備員の数の多さに、である。
私は方向音痴である。そのため地図を見ていても理解できないことが多いので、下手なことをする前に人に聞くことにしているが、ここでは尋ねる相手がとても多いので、困ることもなかった。しかし、ものすごい人件費だと思う。
繁盛しているからそうなのか、ひと様を雇うこと自体で活性化するのもあるんだろーなー・・・・・・大阪よ、見習え。

二千円を払ってフィリップスコレクションと中国・漢から盛唐まで、と展望室見学を決めた。
52Fまですぐだ。先月都庁やあいおい損保から町並みを見下ろしたが、それ以来の高層ビルである。

フィリップスコレクション。
グレコとゴヤのペトロが並ぶ。ふと『ジーザス・クライスト・スーパースター』でのペトロの『知らない!』を思いだす。
アングルの水浴の女。今京都にルーブル展が来ているが、その中のあれの習作なのだろうか。ここにも女性と少女がいる。
ドラクロア。海から上がる馬、脳の海馬やギリシャ神話や、エクウス、ブリキの太鼓を思いだす。シベールの日曜日の馬は森の中から来たのだった。
パガニーニの肖像画を見て、クラウス・キンスキーの制作・主演したパガニーニが見たいと思った。

ドーミエは地元伊丹で風刺画をよく見るが、油彩はめったに見ないので興味深かった。それからドガ。足を上げる踊り子二人。不意にフィラデルフィア美術館にある『室内』が見たくなった。
今回、私はだめかなあと思ったことが一つある。
ゴッホの『アルルの公園の入り口』をみて、絵葉書コレクターの私は、あれば絶対買うぞと意気込んだが、ツレは『エーこれは私は買わないよ』・・・感性の違いではなく、別な何か。
この絵はゴッホの回復期の頃の作品だが(結局回復しなかった)多分私はまたやったのだ。高校生の頃、初めて松園の絵で見たのが『花筐』だったが、そのとき至上の美だと感じたのだ。それを口にしたとき、非難されたのと今は、多分一緒だ。

ボナールも好きだ。都会的で、静かで。マティスもよかった。
60点だったのが、実は少なく感じるほどだった。
しかしグッズ販売で絵に合わせたクッキーを売っているのは受けたなあ。私は買わないが、なんだか楽しい。
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