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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

後漢から盛唐へ

同じ森ビルの展覧会。

中国の文物も歴史も大好きだが、エジプト同様最近ちょっと食傷気味になっていた。しかし、来た以上は愉しんでしまう。

後漢が好きだ。
前漢も大好きだ。特に秦から漢に変わる時代が大好きだ。殷周の時代もよいが私は子供の頃から項羽と劉法の話が好きなのだ。実は三国志より好き。

さて、その文物を見る。実は今年の春かな、国際美術館で中国の至宝を見て、それから梅雨前位に天王寺で唐美人を見て以来だが、やはりすばらしい。特に馬車と人の、言ってみれば模型が素敵だ。
これは漢時代によく製作されていたので他でも幾つか見ている。兵馬俑は秦の時代のウルトラリアリズムハニワだが、(言いきった)漢代以降は小さいのが増えて、とても可愛い。目的が違うからこそ、そう言えるのだが。

正倉院に納められている御物のそれとよく似たガラス碗や銀盆などもよいが、さすが中国だけに玉の美には目を見張った。
陽刻された壁画も、玉の美同様の力がある。獅子が人頭をガブッ…色が残っているがそれが血しぶきに見えてしまう。いいなあ。
獅子狩文錦もある。これを見ると私はすぐに、初代龍村平蔵の一代を思い、胸が熱くなるのだ。わたしは龍村美術と川嶋織物が大好きだ。

ソグド人の風俗を描いたものも展示されている。漢民族とは異なる文化。唐時代は世界の中心でもあったのだ。様々な交易商人が行き交い…文明の十字路である地もまた、唐の治世の只中にあり…ときめくなあ。

正直、フィリップスコレクションより私はこちらのほうが好みかもしれない。とてもよく出来た構成だったし。
ああ、面白かった。
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