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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

2月の東京ハイカイ?

この土日、都内に潜伏してました。
あんまりあちこち出かけてないけど、それなりの楽しみはありましたな。
個々の展覧会の感想は後日にして、大雑把なところを少しばかり。

品川から五反田に出て高輪台に。
畠山記念館で抱一の絵や乾山のやきものを堪能。
ここの風神雷神はそれこそ「ファイトー」「 イッパーツ 」・・・タウリン7500な神さんたち。
可愛かったわ。

地図を用意していた。畠山から庭園美術館に歩いて行きたくて。
歩く、歩く、歩く。
やがて気づくとなぜか病院の敷地内にいた。そこを抜けると・・・・・五反田駅が見えたやないかい?
私は白金台に行く予定やったのに?
仕方ないから目黒まで出ましたがな。
駅前の讃岐うどん屋に入って牛蒡天ぷらうどんとユズのおイナリさんかじってから、美術館にGO!

タイポグラフィー。
京博で中国の筆墨精神を見て、ここでは20世紀の様々な書体を見る。

お庭には梅が咲いてたわ。白梅に紅梅。
110219_1251~01 110219_1258~01

ジャガーさんにも梅。110219_1250~01


更に行く。
泉屋分館で中国青銅鏡を見る。漢代から唐代の鏡。
あれ?てっきり器の方か思ってたわ!
饕餮くんは来年の今頃に六本木にお出ましらしい。

ご近所の菊池さんでは、志野焼の鈴木蔵さんの作品展。これが予想以上に良かった。
展示のための演出もいい。うーん、よかった。欲しいのは'09年のピンク釉のお茶碗ですな。

そのまま神谷町へ出る。菊池の隣のビルから下界へ降りるのも楽しい。大抵ここからか城山ヒルズ?の道を通って神谷町へ行く。

出光美術館。銀の美貌にときめいたわ???!お客さんもてんこ盛り。
銀の素敵さによろめいたのでした。

さてそこからてくてく歩いて汐留へ向かうが、ティータイムなのに適当なお店がみつからない。
最近はコーヒーもチョコもココアもダメなので、紅茶がメインのお店を探すんだけど、ないなぁ。
常にゆとりを犠牲にして遊んでる(矛盾したこと言うてるよ)から、お茶なんか出来ないわけだけど、たま???にお茶と御菓子を、と思ったのにこのテイタラクですがな。

新橋停車場。先にこちらへ入る。石川光陽の昭和モダンな風景写真。警視庁に勤務していたカメラマンの捉えた昭和の風景に、強く惹かれた。
モダンなだけでなく緊迫感があるのも、やはり「職業柄」か。226事件の写真なんかビックリするような構図だった。

汐留ミュージアム。白井晟一展再訪。最初に見たときよりも、こうして少しの時間を置いての再訪で、こちらの意識も明確になってくる。
思想も哲学も大事だけど、それは作り手側の問題にとどめるべきではないのか、と少しばかり批判する。建物を使う側にもそれを求められても困る。

次に浅草・合羽橋のドンつきにある台東区中央図書館へ。入谷から歩く。
さすが下町だけにヒトビトの親切さが濃いね。
この辺りへ来るのは何年ぶりかか。以前、亀戸にいた友人とぶらぶら遊んだとき、入ったお蕎麦屋さんでTVドラマ「牡丹とバラ」最終回放映していて、その友人が「録画してなかったからよかった?」と喜んでいたのを思う。
彼女は今シンガポール暮らしだけど、亀戸にいた頃、いきなり「紀の善でおやつしよう」と呼び出したりした。「なんで大阪のあんたがいきなり新宿から電話してくるかな」とか笑ってたけど、そうやって不意に呼び出したりするのがわりと楽しかった。

図書館の一階には池波正太郎記念室があり、あれ以来の再訪だけど、今回は池波の描いた油彩展示があった。
sun282.jpg余技ではないな。

池波は「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛け人梅安」シリーズがとにかく好きで、没後20年以上の今でも、何度も何度も再読し続けている。
再現された池波の書斎には、杉山其日庵「浄瑠璃素人講釈」があり、その本への池波の想いがそこに書かれていたりする。

二階の展示コーナーでは浅草十二階?凌雲閣ノスタルジア?展が小さく開催中。
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江戸博には十二階の資料のカミサマ・喜多川さんの資料が多く所蔵されている。
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十二階については上村一夫「修羅雪姫」「菊坂ホテル」や池部良のエッセイなどから憧れが生えていたが、とにかく十二階を描く資料がなかなか面白いので好きなのだ。
そして図書館だけに十二階と縁のある小説などが集められていた。
浅草紅團、帝都物語などなど。ちょっとばかり帝都物語よむ。わたしは加藤と恵子の間柄が好きなの。


7時過ぎに図書館を出てのこのこ浅草雷門へ出る。神谷バーへ入る。
見知らぬヒトビトと楽しく一時を過ごすのがいいのさ。
蜂ワインの白とするめにシメジの天ぷらなど。おいしかったわ?
110219_1938~01
胃がどうのと言うてる時にワインやイカはあかんのちゃう、と思いつつ。
フキノトウの天ぷらは来月からやて。残念。

とりあえず土曜日はこんなところでした。
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コメント
作家が描く油彩画
池波正太郎氏の油彩画、上手いですね。
まさに「余技ではない」!
都内の図書館、侮れませんね。こんな展覧会
をやっているなんて、知りませんでした。
こういう情報まで入れている遊行さんに脱帽です。
2011/02/22(火) 09:13 | URL | えび #-[ 編集]
書くものは江戸もの、描くものは西洋
☆えびさん こんにちは
池波の絵は素朴な面白さがありますよね。
技巧ではなく、見たものをそのまま健やかに写し取る、そんな感じです。

こういう誰も関心持たないような展覧会がすきなんですよ。
展覧会と言うより、ただ展示している、ようなのが・・・
今度横浜そごうでは福富コレクションの美人画がありますから、それはご一緒したいですね。
2011/02/22(火) 12:50 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
了解です!
そうそう、蕗谷虹児の前に、福富さんの
コレクションがあったんですよね。
ぜひぜひ、観に行きましょう!
2011/02/23(水) 18:46 | URL | えび #-[ 編集]
またメールください
☆えびさん こんにちは
久しぶりの展覧会なので、見るのがとても楽しみです。
図録はさすがにもぉいいかな、とか思いつつ。
(過去2回の展覧会でそれぞれ購入しているので)

ほかに放送ライブラリーでゲゲゲとか日本郵船とか色々お出かけしましょう。
2011/02/24(木) 12:51 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
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