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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

倚松庵に行く

先日は京都の谷崎の旧邸を訪ねたが、今回は阪神間の谷崎の住まいを訪ねた。
今は魚崎にある「倚松庵」である。
ここでの生活は「細雪」となった。

玄関は昔ながらの日本の家。
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天井の感じがいい。IMGP0228.jpg

玄関灯など。
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台所周り
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お風呂IMGP0207.jpg

もちろん五右衛門風呂IMGP0208_20120604214726.jpg

お手洗いのドア。IMGP0209.jpg

手洗いの前の道IMGP0210.jpg



座敷の床の間は元は違う用途の場だったとか。
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今はとてもシック。IMGP0216.jpg

和室の内装
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廊下にはレトロな電話がある。
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洋室の食堂にはこの家を描いた絵が飾られていた。
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洋室のドアには小さな色ガラスが。
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細かい木の細工があちこちに見受けられる。IMGP0232.jpg


洋間でくつろぐ時間が多かった人々。
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暖炉の代わりに扇風機。IMGP0220.jpg

レコードを聴いて楽しむこともあったでしょう。IMGP0221.jpg


お庭はよく見える。
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風通しもいい。IMGP0231.jpg

二階へ。IMGP0206.jpg

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ここでも谷崎文学が展示されている。
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くつろげる。IMGP0238.jpg

遺愛の文具か。IMGP0237.jpg

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しかしこの部屋は西日が強いので執筆にはむかず、谷崎は離れを勝手に拵える。

衣文掛けの装飾まで可愛い。IMGP0239.jpg

風通しのよさは本当に良かったので残念だったろう。
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二階には和室がもう一間ある。そこに飾られている造花の百合がいい。
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箪笥なども懐かしい・・・
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外から家を眺める。
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可愛い花や木々が庭を優しく装う。
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実際のところ玄関よりこちらの門の方が魅力を感じるのだが。
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可愛い照明をみる。
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庭へ出るのも楽しかったろう。
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「倚松庵」の名にたがわぬ素敵な家だった。
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なおこちらは土曜は公開されているそうです。
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コメント
No title
バブル前までは普通に残っていた、戦前の和洋折衷スタイルのこじんまりしたお家ですね。
七恵さんの写真で拝見すると、石村亭のほうはもっと数寄屋テイストが充溢していますね。京都人じゃない私には、この倚松庵のほうがぐっと心に迫って来るものがありますーー「こいさん、頼むわ〜」、「B足らん」とかの聞こえてきそうな(^ ^)
千里ニュータウンでない北摂や東灘、芦屋の山側も激変してしまいました(遠い目)
カイヅカイブキを雪だるまみたいに剪定した生け垣とか、懐かしくないですか?
写真にある二階廊下の床板、ああいう古びた床板のところは素足で歩いても柔らかいんですよね〜

「夢の浮橋」を文庫本で読んでみましたが、これ中高生頃に読んで忘れてました。
晩年の口実筆記の頃らしいですが、あの頃は確か、自分の死後の夫人の経済状況を
案じて、必死になって執筆を続けていたあたりでしょうか?
戦前から収入以上の生活を続け、借金を追いかけるように執筆していた谷崎の業を
思うと、しみじみしたものがあります。中公文庫では同じ文字で正字と当用漢字が混在
しているのは校正の問題なのでしょうか?また、登場人物の京都の言葉も、
どうなんだろ、なんだか微妙ではありました。

2012/06/05(火) 21:02 | URL | とんぼ #uaIRrcRw[ 編集]
☆とんぼさん こんにちは

> カイヅカイブキを雪だるまみたいに剪定した生け垣とか、懐かしくないですか?
> 写真にある二階廊下の床板、ああいう古びた床板のところは素足で歩いても柔らかいんですよね〜

懐かしいというより、まだ近所はそんなのがリアルにあるんですよ。丸々したやつねw
名前は知らないんですが、あれとかツゲの丸々したのとか。
家全体は実は近所のうちの祖母宅によく似てるんです。
これはやっぱり阪神間と南摂と北摂、その感性ですかね。


> 戦前から収入以上の生活を続け、借金を追いかけるように執筆していた谷崎の業を
> 思うと、しみじみしたものがあります。

まさにその問題を、今記念館で展示中です。
2012/06/06(水) 13:13 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
No title
おお、カイヅカイブキは健在ですか!
お祖母さまともども、かわりなく健やかであってほしいです。

最近、剣客商売と鬼平犯科帳を集中的に読んだんですが、新幹線のグリーン車や
普通車で出張帰りにビール飲みながら連載誌をよんでただろう
昭和のお父さんを想像して、なんだか和みました。
娯楽として小説家の需要は昔はすごくて、商品を仕上げるために出版社は
人気作家に前貸ししたり、高級ホテルや旅館にカンヅメにしても採算がとれたんでしょうね。
特に連載物は、音楽家のライブ同様、作者の心境や体調、環境を彷彿とさせて、
興味深いです。出来不出来も露骨に出ますね。春琴抄を初版本の復刻品(ほるぷ社のやつ)で
読んだ時はさすがに、「おおっ!」と思いました。
2012/06/07(木) 01:41 | URL | とんぼ #uaIRrcRw[ 編集]
☆とんぼさん こんばんは

オール読物はわたしも好きでよく読みます。
というか平岩さんのかわせみがあるときに限りますが。

かんづめ旅館、その特集をサライあたりでやればなあと思います。
講談社は近くに自社専用の建物を借りていたのですが、今はもうないのが惜しいです。
2012/06/10(日) 00:05 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
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