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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

三井文庫から記念館へ

新井薬師にあったときもよく通ったが、三越の隣に移ったことでより便利になった。オープン記念だけに物凄い人波だ。しかしこの規模の大きさを考え、展示品の質を思えば、千円の入場料は順当だ。 三井家が代々集めてきた優品逸品が目白押しだが、玳ひ天目がすてきだ。陶磁器は茶道具だけでなく日常やハレの場を彩る。漆工、蒔絵、かつての日本の美意識が凝縮されている。ミニチュア印籠があり、礫斎が関わったようでファンの私は嬉しい。
いくらでも見るものがある。絵画は応挙の国宝の他にもよい絵を残している。パトロン自体に芸術を理解し愛する能力がないとこうはいかない。時代は下がり、高陽氏が収集した切手もまた美意識と使命感と遊び心の融合した成果だと思う。ニーベルンゲンの指輪を題材にしたシリーズには息を飲んだ。ブリュンヒルドとクリームヒルドの争いなどが細密画として現れているし、ハーゲンまである。びっくりだ。
能面の豊かさにも歴史の裏付けを感じる。孫次郎の美しさにときめいた。小面や増女にない何かがあり、それに惹きつけられた。静謐さとそれから…。
建物も三井本館の重厚な豪華さを味わわせてくれ、それだけでも価値がある。よかった。
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