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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

洛中洛外図と京焼

出光の金曜夜間開館は確にすてきだ。皇居や車の波の光や法務省のドイツ風建物が一望できる。
陶片室が開いているので喜んで入り、染付青磁の煌めきにときめく。さていよいよ洛中図だが、伏見まであるのは珍しい。衣服の意匠がシンプルなのは人物自体が小さいからだ。祇園祭礼図はやや大きいから細かな意匠が使用されている。光琳のコーナーなどという風に分けて、見やすい工夫もあり、イイ感じだ。京焼も乾山、仁清らを分け、楽焼とも離した。わたしはノンコウが好きだ。あの薄さに魅力を感じる。此花と銘打たれた器は光の加減か、中が微かに耀変したように見え、ますますわたし好みだ。長次郎や一入らには申し訳ないが、あまり関心が向かない。乾山の器はとてもイマ風なのもあり、洋食器としても使いたくなる。きれいなだけでなく実用性があると思う。一方、典型的な清水があり、透かしで菊を表現したものにも心惹かれた。仙崕のキモ可愛いとしか言いようのない蛙など、常設も大いに楽しめた。やはり出光はどの展覧会でも決して退屈はしない。それだけに大阪の閉館はいまだに痛い。ああ…。
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