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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

近代美術館

やっとたどり着いたのは6時過ぎだ。金曜夜間開館は8時まで。
大観・生々流転の前半部分公開。改めて眺める。
川の中ほどに猿がいる。サギもいる。小さな発見が楽しい。
この作品と向かい合う人は、それぞれの抱えるものと向かい合うことにもなるのだろうか。
清方の随筆『続・こしかたの記』に関東大震災の当日、院展にこの作品が出てそれを弟子たちや同じ画家の人々と見ている最中に罹災したと言う記述がある。なるほど、生々流転そのものかもしれない。
また、俳優でエッセーが楽しい殿山泰司も、戦時下いつ招集令状を受けるかわからない時期にこの絵巻を見て、物思いに耽っていたようだ。

わたしはまだそこまで人生を生きていない。


川崎小虎はいつもほんわかムードのきれいな絵を描いているのだとばかり思っていたが、びっくりするような絵を見た。
シナの子。胡弓を横に立てた、栄養のよくない少女が行き止まりの場所に佇む。それを見た途端、久世光彦のエッセーを思い出した。
謎の歌。♪シナの町のシナの子 売られて泣いてます 
そんな感じの歌。
なんだか小虎が描いているのがすごいような気がする。

他にも色々。
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