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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

11月の東京ハイカイ 1

九日十日十一日の三日間、と書くとどうしても心の中ではそれを歌に載せてしまう。
ココノカトオカジュウイチニチノミッカカン、とはうちの地元のえべっさんの歌なのだ。
福じゃ福じゃ福の神、と歌う。
それが一月の九日十日十一日の三日間なのだった。

あと二ヶ月でえべっさんがくる。
しかしまだ2012年のうちである。
焦らなくてもいいだろう。
わたしはとりあえず東京に出た。

出るのはいいが今月来月ほど忙しい日はない。
めちゃくちゃである。
それでも出かけるしかない。

第二木曜はいつも関西のいろんな建物を見学&撮影に行く。
その翌月から東京なのだが、考えを変えて、その木曜の夜から出かけることにした。
むろん新幹線。

急遽思いついたから、定宿もさすがに空いてないので、その近くの別な宿にして出発する。
場所はわかっているのでいい、部屋の構造も同じなので困らない。
この日は久しぶりにPCとも無縁でいて、睡眠導入財を飲んで、無理やりに早寝する。

さて初日。あさごはんを食べてから定宿へ向かい、荷物だけ預けてまず石神井公園へ。
スイスイ電車も動き、ついてからもなんとか公園の方へ行けて、ダダダダタッと歩く。
池の横を歩くから言うわけではないが、いけどもいけどもたどり着かない。
お年寄りたちが釣りをしたり野鳥を眺めたりしている。

石神井公園ふるさと文化館では東上線の観光地の企画展を見た。
たいへん面白い。

例によって展覧会の感想はまた後日。
石神井公園から東池袋に出ると、地下通路がサンシャインに続き、すぐにエレベーターも来たから思いがけず早くに古代オリエント美術館に着いた。
MIHOさんで開催された空想怪獣展の編集版だが、最初にメソポタミアから始まり、インドを越え中国に至る大変面白い内容だった。
可愛い怪獣ちゃん。

機嫌よく見た後に讃岐うどん食べて次にLIBRO本店まで諸星大二郎の原画を見に行った。
十点ほどの作品のうち、カラーの二枚が栞と紙魚子、カオカオ様で、ここらは印刷されたものを見知っているが、モノクロの祈祷なんぞは初めて見たが、かなり怖かった。

学習院資料館に行き明治の小学校教育を見る。
こういう企画もいいもんだわ。

池袋経由で北浦和に向かうとき電光掲示板に遅延や運休のお知らせが。
石神井公園あたりがなにやら発火騒ぎがあり電車止まったままらしい。
ヒーー!

埼玉近美の70年代の展覧会なあ。
私は正直70年代はいい記憶がないんだよな。80年代カルチャーはかなり好きだが、60~70年代はアタマが痛くなるのだ。
とは言え全面否定やないよ、こんな私も90年代初頭は唐も横尾もカッコイイなあと思いもしたのだ。
しかしあのサイケな色遣いや言葉や思想が苛立ちに変わった今や、関わりたくないくらいだな。
展示で真面目にみたのは上村一夫の原画だけかもしれない。ちょうど十年前に川崎市民ミュージアムで上村一夫の回顧展を見て以来のことか。しかし上村さんの作品なら凍鶴や修羅雪姫、晩年の菊坂ホテルが私のベストで、ここにある同棲時代の、その当時の魅力は伝わらない。
あくまでも上村一夫作品として眺めるだけなのだ。

さて上野に戻ります。トーハクでまず大出雲展に入るが、京都の規模は望めないと聞いていたから、全く別な企画だと思うと、それなりにいいものも多く見所もあちこちある。
何よりかにより中国王朝の至宝がよかったわ~また詳しく挙げるけど総花的と括れるものやない、よくぞここまで!と感銘受けましたわ~
やっぱりトーハクはよろしい。

お約束の方にもお会いし、新しいご紹介も受け、楽しいトーハクの面会の後にはまたまた大好きな出光へ。
琳派です。

これは昨年の作り直しではない、一本立ちのいい展覧会ですがな。
去年のを主軸にしつつ新しい作品も多く、その分はまた別刷りをこしらえているのだ。
こういう誠実さが好きだ!
また後日詳しくね。

さて初日はここまでにして、宿に向かう。途中稲庭うどん食べる。出汁はやはりからいがいい麺です。
続きはまたあとで。
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