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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

泉屋博古館

久しぶりに鹿ケ谷の本館に来た。最近は六本木の分館ばかりだ。
日本の物語絵を見る前に常設の青銅器と銅鏡を見て回る。

私は殷周の文化が好きで青銅器がたまらなく好きだ。おとつい行った奈良国立博物館には坂本コレクションというすばらしい青銅器所蔵品があるが正倉院展の最中で混んでたのでこちらを楽しみに来た。関西には他に白鶴美術館にやはりすばらしい所蔵がある。

私が入ると外人客に学芸員さんが丁寧な説明をしていた。他に一人。これは好きな向きにはたまらなくいいが、無関心な人には苦痛な美術品らしい。
私は饕餮トウテツ文が好きだ。黄帝が倒したシユウが化した怪獣で、意味は〈終りなき貪欲〉。ギロリとした両目が無機質に見開き、歯を見せるような表情に見える。また犠牲の牛の首やめでたいセミも紋様になったり飾りになったり、青銅器は見飽きることがない。
またここの鏡がいい。それも時代が古いほど味がある。盛唐になり絵画的な柄を見せると案外退屈だ。今回鏡の絵柄を写したのを出してくれているが実に楽しい。428番は変なオジさんのオンパレードだ。童画家瀬川康男のキャラを彷彿させる。楽しいなあ。四神の他に拳竜氏を描いた鏡もあった。高麗製もある。繊細で、いかにも高麗製だという匂いのするきれいな造形だった。
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