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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

十年前に見たもの

2013年になり、いよいよ本格的な展覧会見学も明日から始まる。
それで今日は一つその前哨戦として、2003年に見たものを思い出すことにしたい。
わたしはどういうわけか3のつく年は色々と楽しいことが多く、展覧会やお芝居も3の年はアタリが多いのだった。
2003年当時はまだネットデビューもせず、展覧会に行っても自分ひとりで感想をチマチマ書いていたものだった。
初心忘れるべからずということで、あの頃の感想などを少々あげたい。
なお2003年は全部で294の展覧会見学と建物探訪を行っている。

20030111 島成園・北野恒富 堺市所蔵品 堺市博物館
女弟子と師匠の名品を集めていた。図録はないがなかなかいい絵が集まっていた。
20030118 菅 楯彦 北浜三越
三越落日前にギャラリーで見た。いい感じのタイ漁の絵などが出ていた。
20030125 南天苑 堺大浜潮湯家族風呂とスライド上映 建築探訪
この旅館は辰野金吾設計のもので、大大阪の時代の名残でもある。ここでかつての大阪市役所や大阪控訴院などのスライド上映を見た。
20030201 クールベ 大阪市立美術館
一人乗りヨットに乗る女の絵がカッコイイ。今年は久しぶりにクールベ展開催がある。
20030205 ロバート・メープルソープ 大丸心斎橋
モノクロのとてもクールな写真が集まっていた。とてもかっこよかった。
20030208 ウィーン美術史美術館 京都国立近代美術館
見たかったメドゥサの首やカラヴァッジョなどもあり、大変面白かった。
20030212 南座 建築探訪
舞台や花道だけでなく奈落まで歩かせてもらえた。嬉しい記憶は今も続く。
20030221 日本の洋画 武二と三郎助を中心に 野間記念館
どちらも愛らしい婦人を描く画家なので、とても楽しく眺めた。
20030221 生誕百年 伊藤彦造 少年美剣士の凄艶 弥生美術館
彦造展は数度あるが、このときのポスターがまた素晴らしくて・・・!
20030221 「非現実の王国で」ヘンリー・ダーガーの世界 ワタリウム美術館
ワタリウムのあの空間でダーガーの世界が広がっていた・・・凄かった。
20030222 浪花の悪魔派・北野恒富 東京STギャラリー
これは図録も良かったが、とにかく恒富の評価が上がったのが嬉しかった。
20030301 日本油画 独立展70年の歴史 ナンバ高島屋
元から林武ファンだが、児島善三郎も三岸節子もよく、独立展にのめった。

この三月に上海に行き、失望と幻滅と希望を懐いた。そして帰って即日、大津の武徳殿と奈良のお水取りに出向き、奈良に泊まり、翌日は天理の図書館と本部を見学した。

20030315 英国ロマン主義絵画ターナーゲインズバラからラファエロ前派 兵庫県立美術館
こういう内容が一番楽しい。図録もよくチラシも綺麗だった。
20030321 アトム生誕2003.4.6 手塚記念館
歴史上(!)アトムの生まれた月らしいので、アトム誕生を見に出かけたのだ。

そしてその日に隣接する宝塚ファミリーランドに最後の別れをし、翌日にはやはり閉園する阪神パークに出かけて、レオポンファミリーの剥製に涙したのだった。
さらにその翌々日には大阪の出光美術館の閉館にも出遭い、ただただせつない日を過ごしたのだ。

20030404 たばこと塩の動物園 たばこと塩の博物館
これがもう10年前とは!動物グッズを集めて撮影OKの展覧会だった。
20030404 青木繁と近代ロマンティシズム 東京国立近代美術館
やっぱり青木繁が好きだと改めて実感した展覧会だった。チラシもよかった。
20030405 庭園美術館とアール・デコ-松岡所蔵絵画と工芸 東京都庭園美術館
ご近所の松岡美術館の作品をここで展示する、と言う素敵な内容だった。
20030405 からだと出会うとき-メールヌードの素描を中心に 目黒区美術館
川村清雄の描くメールヌードの美しさにときめいたなあ。
20030406 韓国国立中央博物館所蔵 近代日本画 藝大美術館
ここにこんなにも名品がある、と言うことを初めて知り、大変感銘を受けた。
20030406 洋館を彩った金唐皮紙 紙の博物館
なかなか実物を見れなかったので嬉しかった。
20030406 版画-巴水・織田・吉田博 東京国立近代美術館
常設展示に出ていてじっくり眺めた。最近はこうした企画が少ないような・・・
20030412 聖母子と子供たち-ヨハネ・パウロ二世所蔵 大丸心斎橋
可愛らしい聖なる幼子たちの絵がたくさん来ていてほほえましかった。
20030413 ヴィクトリアン・ヌード 神戸市立博物館
待ちに待った展覧会だった。とはいえ期待しすぎていた面もあったか。
20030415 武者絵 松涛美術館
思う存分楽しませてもらった。図録もかっこいい。
20030415 伊東忠太の世界 ワタリウム美術館
忠太のバケモノ世界を堪能した。建物もいいが、バケモノ絵が多くて楽しかった。
20030426 うるわしの京都いとしの美術館 京都市美術館
この企画で自分が3才のときロダンのアダムを見ていたことが判明した。記憶があるのだ。
20030531 今昔みやこ地図 平安通志から吉田初三郎まで 花園大学歴博
初めて花園大へ行った。遠かった。吉田初三郎目当てだった。
20030605 ヤマトタケルを描いた近代美術 明治神宮宝物館
ビックリしたのは明治初だけでなく昭和の画家も描いていたこと。倭建ファンの私♪
20030606 三人の剣豪 鞍馬天狗・眠狂四郎・宮本武蔵 神奈川近代文学館
それぞれかっこよかった。挿絵もたっぷり。映画ポスターもたくさんあった。
20030606 ポール・ジャクレー虹色の夢を紡いだ浮世絵師 横浜美術館
ポリネシアの人々を描いた連作が非常によかった若礼さん。魅力的な作風だった。
20030710 Art Of STAR WARS EP4-6 京都国立博物館
ドキドキしすぎて心臓がややおかしくなった日。すばらしかった・・・!!
20030710 祇園閣 建築探訪
忠太の建てたこの建物はバロン大倉は嫌がったそうなが、中に後付の敦煌壁画はなぁ・・・
20030719 居初邸(天然図画邸)浮御堂・ヴォーリズの建物 建築探訪
堅田の良さを体感した一日。居初家は奈良絵本の作者つなの系統。見事な座敷だった。
20030802 インド・マトゥラー彫刻 奈良国立博物館
今までインド彫刻に目が行かなかったが、このときの衝撃は大きかった。本当に凄い。
東室でパキスタン・ガンダーラ彫刻が展示されていたが、インドに走ったのだよ。
20030822 大江戸博覧会 江戸のモノ造り 科学博物館
カニのカラクリものなど日本の技術の凄さに唖然、絶句。面白かった。
20030823 怖いコワイこわい ブリヂストン美術館
色んな怖い系の絵を集めていたが何より怖かったのは、HPが妙な変換を見せてたこと。
20030824 昭和美少年 華宵・将吉郎・彦造・豪人 弥生美術館
・・・あまりに溺れすぎて飛行機に乗り損ねたのだった・・・
20030913 神坂雪佳 京都国立近代美術館
いい集め方だった。なおこのときに甲斐庄「畜生塚」リーチ「生命の樹」を見ている。
20030914 クリムト  兵庫県立美術館
Mオッペンハイマー「サロメ」の絵の方がかなり印象的だった。
20030914 二楽荘と大谷探検隊 2 芦屋市立美術博物館
1も見たが2も非常によかった。図録はどちらも今や家宝。尚このときに夭折の音楽家・貴志康一の資料展示も見た。実家のステンドグラスの綺麗さが忘れられない。
20031011 円山応挙 大阪市立美術館
非常によく出来た内容で、消息不明の絵もモノクロ資料から出していたのは偉かった。
20031016 細川護立と近代洋画家たち 永青文庫
安井曽太郎「承得ラマ廟」を見たのはこれが初めてで衝撃的だった。
20031017 ピカソ・クラシック 上野の森美術館
大変よかった。わたしはピカソは青の時代までが好きなので、とても楽しめた。
20031017 ガウディ かたちの探求 東京都現代美術館
このとき建築仲間と出かけたので、大いに盛り上がった。そしてさる別荘も一般公開しないというお約束で、撮影させてもらった。だから今も非公開にしている。
20031030 ボストンに愛された印象派 ボストン美術館
アメリカでの印象派の受容もよくわかり面白かった。カサットも見ている。
20031101 旧乾邸 建築探訪
このときから保存運動にも少しばかり関わるようになった。今はしていない。
20031108 東松照明 京まんだら 京都国立近代美術館
前々から「京女は死なへん」と思っているが、この写真でいよいよそう確信した。
20031122 中村岳陵「釈尊一代記」 四天王寺
本堂の壁画。素晴らしかった。岳陵の傑作のひとつだと思う。
20031122 色鍋島の美 大阪市立美術館
いいものがこれでもかと出ていた。陶器好きの従妹をつれてきて、宗旨替えさせたなあ。
20031129 秦テルヲ…そして夢二・晩花・戸張 練馬区立美術館
・・・もぉ十年過ぎたのか。晩年の仏画への道がよかった。
20031129 ゲームの発生 古代オリエント博物館
このときに大英博物館のライオンとガゼルのチェス絵の摸本を見た。
20031129 婦人倶楽部 野間記念館
山川秀峰のチラシに一本釣りされた。今も惑わされ続けている。
20031129 大見世物 たばこと塩の博物館
「サーカスがやってきた」「上方下りの細工見世物」そしてこの「大見世物」である属の頂点を極めたように思う。面白かった。
20031129 光彩都市 三島叡の夜間照明写真 汐留ミュージアム
この後一度もこのカメラマンの作品を見ていないし、後も追えない。もう一度作品展を見てみたいとツネヅネ願っている。
20031130 江戸の妖と艶 板橋区立美術館
いや、実に面白かった。やっぱり板橋はいい、としみじみ思う。
20031130 正チャンの冒険 ていぱーく
現在出ている本に収録されていない作品までが大量に出ていて、全て見終えるのに結局3時間弱かかった。なんとかもう一度この規模の回顧展をしてほしい、本もほしい。
20031211 京大農場 建築探訪
阪急高槻市駅から望むあの広大な農場。出かけた日には柿をよばれて嬉しかった。
20031214 深沢幸雄銅版画回顧展 伊丹市立美術館
たばこと塩でも見ていたが、こんなに多くを見たのは初めてで、ファンになった。
20031220 アンコール・ワット拓本 京都文化博物館
わたしも母も何があっても現地に行くことは不可能なので、見に行って、それで堪能しすぎた。もうやはり現地には行かなくていいと今も時々話し合っている。上智大学の素晴らしい仕事だった。

以上抜粋したが、他にもまだまだいい展覧会はあり、その都度「今年は当たり年やなー」と思ったものだった。
そして冒頭に挙げたとおり、今年は2013年、きっとまたいい展覧会に遭えると思う。
今からとても楽しみなのだった。
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コメント
謹賀新年
遊行七恵さん

明けましておめでとうございます

すっかりブログではご無沙汰してますが、いつもツイッターで
日頃のご活躍ぶりや徘徊の様子を拝見しています。

今年もよろしくお願いいたします。
2013/01/05(土) 16:24 | URL | sekisindho #0FtB7ubA[ 編集]
めでたい2013
☆sekisindhoさん あけましておめでとうございます。

ブログでも大したこと書いてませんが、
ツイッターではさらに輪をかけてロクでもないことしか・・・あわわ。
こちらこそよろしくお願いいたします。
また新宿に出かけた際には、ご挨拶させていただきます~
2013/01/06(日) 00:56 | URL | 遊行 七恵 #-[ 編集]
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