FC2ブログ

美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

彦根

実に23年振りに彦根に行く。町作りに熱心な方々の努力でかおかげ横町みたいになっている。その中のあゆ雑炊の店に行き、食べる。おいしい。鮎を焼いたものを雑炊にいれただけなのだが、ダシがいいからとてもおいしい。出てから散策するが、今出来でない昔の町屋が残っていて、なかなか面白い。医院だった建物も発見し、銀行だった建物にも入る。彦根と言えば、井伊家だ。同行の方々は私より20年長の方ばかりだから〈花の生涯〉松緑よかったわね、とおっしゃるが私は生まれていない。そのくせ〈侍ニッポン〉を歌うのは私だ。
博物館に行く。企画展・彦根の人は何を食べたか。私は大阪人らしく(イヤシ)だ。凄く興味を持って眺めて回った。醒ヶ井餅というデザートまでついてるし、なかなかおいしそうなのだ。具合いの悪い人には牛肉を食べさせたらしい。ちょっと面白い。
能を愛好しただけに井伊家には能面や能衣装が数多く残されている。
能面は生々しいばかりに、鑿の刻み痕などがみえる。茶道具も悪くはない。再現された邸も見れるが、全体的に展示の様式が地味なので、惜しい感じがした。ガイドペーパーなど充実しているのに。

今回は滋賀大学の講堂と同窓生会館の陵水会館を見学に来たのだ。
大学の講堂に入ると、教会のようだと感じた。それも擬洋風の。階段の螺旋の巻き方がいい。外側はアメリカの好きな色合いだ。紅葉したプラタナスや楓の林の中に佇む姿は、とても優美だ。
少し松本の旧制高校時代の建物を思い出した。

一方、陵水会館はヴォーリズが作ったもので、スパニッシュだ。ちゃんと水吐き獅子もついている。
ぱっと見は乾邸にも似ていて、やはりスパニッシュはいいものだと思う。タイルの張り方がまた、可愛い。

お城には行かなかった。
以前来たとき、出口を間違えて裏に出ると、菜の花畑があり、そこで虚無僧が尺八を吹いていたのを、今も覚えている。
・・・だから、行かない。記憶を壊したくはないから。
関連記事
スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

フリーエリア