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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

2月の東京ハイカイ録 その1


2月は寒いのは当たり前だが、土曜日は大雪だと聞いて、ウックツしながら東京入り。
詳細は後日また。

朝一番に科学博物館の恐竜展に向かう。
すごいなあ~
モンゴルからの恐竜。ゴビ砂漠から現れたそうな。わたしはトリケラトプス系の奴らが好きで、今回はプロトケラトプスの立派な骨を見れて喜んだ。 
それにしたかて巨大な骨をよく飲み込んで、長いこと守ってくれたなあ、ゴビ砂漠よ。
わたしが恐竜好きなのは、今はなき宝塚ファミリーランドにあった恐竜館が原因かと思う。それから中1の時に熱中した松本零士のマンガもわたしに影響与えてるな。短編で「さらばトリケラトプス」という作品があり、かなり良かったのだ。「老人と海」やなく、「偉大なる王」に近いか。
羊歯が好きなのもここらからか。

十分楽しんで、次には都美に行った。
「世紀の日本画」前期。
再興院展の歴史やな。時折このテーマに沿った展覧会が開催されるのだが、ハズレなしな展示品にドキドキ。
さすがに知る作品がたいへん多いが、知らない作品も少なくない。それにしたかて意外なくらいここ30年の作品にもいいのが多い。
毎回院展に行ってるが、いい新作は少ないなと思うことが多いので、スルーしてた何かが、こうして光ったりするのか、または見る場所になかったのか。
後期も楽しみ。

昼をどこで?と思うのが、そこから根津までの間。ふと思い付いて芸大に行く。
わたしは学生時代ずっとお弁当だったから、学食は却ってこの近年になってからしか知らないのだよ。

弥生美術館では伊藤彦造と、すごろくを中心にした童画を堪能する。
全く味の違う展示を共に深く味わう。
彦造にヒリヒリした後、童画に癒され、自分の中にはやはりヒリヒリした刺激を求めるものと、可愛くて仕方ないものとを求める心が活きるのを思いしる。

根津から日比谷に行く。
出光美術館にて波山展再訪。
綺麗なものへの深い愛情とシンパシーとを感じる。並び替えが少しあり、形が似たものを三つずつ並べてあり、それがまたひどく綺麗だった。
ドキドキするものをありがとう。
この美はもっと世に拡がってほしい。
喜びをもっと共有したい。

三菱に唯美主義の世界に浸りに行く。
元から好きな世界を目の当たりにし、クラクラする。
主題のない絵画、しかしそうは言うものの、どの絵にも謎めいた浪漫性を見出だす。それを文芸性に結びつけてしまう。
ときめきが止まらない。

ヒリヒリ、ドキドキ、クラクラした後はモネに行こう。
大雪予報で予定変更して、その先にモネがいる。
ああ、国立西洋美術館とポーラの二つから構成されてるのか。
馴染みのある空間になっている。

常設で特集されてるムンク版画が面白い。彼が神経衰弱な頃に治療目的で拵えた「アルファとオメガ」がとんでもないw
多情というか多淫で気まぐれな女の持続しない愛情。振り回される(♂)たち。やがて大挙して押し寄せる女の産んだ獣人たちから「父さん」呼ばわりされた男は、久しぶりに帰ってきた女を撲殺するが、その死に顔は一番愛し合っていた頃と同じ表情を浮かべていた。男は獣人たちから八つ裂き。
ああ、ムンクやなあ。

この日はここまで。
宿に帰り、寝落ちし、ソチ五輪開幕式をチラチラ見た。
雪が怖い翌日が待っている。

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