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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

旧鶴巻邸 1

数年ぶりに山科区の旧鶴巻邸を訪ねた。
本野精吾の設計によるもので、中村鎮式ブロックを使っての建造である。
現在の栗原さん、京都工芸繊維大学の笠原先生らの御尽力で、このモダニズムを代表する邸宅は今も活きている。

施主の鶴巻鶴一はロウケツ染めなどの大家で、京都工芸繊維大学の前身の一つ京都工芸高等学校で教えていた。
彼の回顧展が2月末まで開催されていたが、惜しくも私は見逃した。
(展覧会の詳細はこちら

鶴巻の仕事はこの家にも残されている。食堂と応接とを隔てる引き戸である。その襖絵がロウケツ染めで出来ていて、応接側には唐獅子の二人組、食堂側には桜花爛漫という景色が展開する。

家具などは本野のデザインである。以前も面白く感じていたものが多いが、今回は花瓶なども出ていて、楽しい。
4年ほど前に工芸繊維大資料館で本野の展覧会を見たが、その時の感想はこちら

来た日は桜もまだ残の美を見せていた。
琵琶湖疏水沿いにはほかに見るべき木花も多い。
この後には天智天皇陵越しのお隣さん?の毘沙門堂にも行ったので、それはまた別仕立てで記事を一本挙げる。

外観などから。
入り口。ゆるやかな坂IMGP2450.jpg
植物があふれかえる道。

IMGP2441_201404111159495c9.jpg いちばん印象の強いのは玄関上のこの窓。

綺麗な幾何学的様相を見せる。IMGP2443_20140411115952c0c.jpg

玄関には2本の柱IMGP2442_20140411115951fde.jpg

IMGP2444.jpg コンクリにも薄い緑が忍び寄る。

照明もモダンである。IMGP2440.jpg

緑の中で。IMGP2446.jpg

裏へ回る。IMGP2448_20140411115955417.jpg

こちらからもIMGP2449.jpg

中に入りまずは応接室へ。
インテリアは進駐軍接収解除後のもの。IMGP2377.jpg

テーブルなどだけでなく花瓶なども本野のデザイン。
カメレオンやエビなど。IMGP2379.jpg

鋳鉄でもいいかも。IMGP2371.jpg

モダンムーヴメントか。

シンプルな暖炉IMGP2378.jpg

お待たせしました、お獅子です。
IMGP2385_201404111239258cf.jpg

じっくり見ましょう。
IMGP2381.jpg左の獅子

右の獅子IMGP2380.jpg

獅子の置物もあり。IMGP2382.jpg

素敵な照明IMGP2364.jpg
どういうわけか停電してしまい、やっとついた。

建物と同時代の絵画IMGP2365_201404111238462b9.jpg

隣室の食堂へ。
アラバスタ―かな、照明。IMGP2366.jpg

優しい光。IMGP2427.jpg

こちらは桜。IMGP2373.jpg

近くで見る。
IMGP2374.jpg

IMGP2375_2014041112475072c.jpg

全体IMGP2425.jpg


テーブルは楕円形だが円形にも変形する。
IMGP2424.jpg

そこにある皿も本野のデザイン。IMGP2367.jpg

サイズ色々IMGP2426.jpg


「楓橋夜泊」の詩の屏風。IMGP2368.jpg
これは鶴巻か。

絵画はあちこちに。IMGP2369.jpg

暖炉の上にあるもの
中村式ブロック実物IMGP2429.jpg
組み方のタダモノでない工夫で、この邸宅は構成されている。

モダンなインテリアIMGP2430_20140411154515227.jpg


廊下へ。IMGP2376.jpg

納戸かな。IMGP2431_2014041115451746a.jpg


台所。素敵な空間。IMGP2387_201404111247539af.jpg

こんな窓に憧れる。IMGP2388_20140411124754dc5.jpg

浴室はかなり手が加えられていた。
これは今のものだが、可愛いのでIMGP2433.jpg

電話室IMGP2389.jpg

内から外へIMGP2390_20140411125509b1a.jpg

玄関照明IMGP2391_20140411125510444.jpg

長くなるので一旦ここまで。

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