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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

鏡開き

今日は鏡開きの日だ。
お正月の鏡餅を開き、ぜんざいなどでいただく。

鏡開きと聞けば思い出すことは二つ三つあるが、まず歌舞伎の舞踊『鏡獅子』だ。
これは江戸城の鏡開きの日に、腰元弥生が大広間に連れられて踊るうちに神かがりして、獅子の精をその身に宿らせて、豪奢にして勇壮な舞を舞う。
六代目菊五郎がこれを得意としたそうで、写真などをわたしも色々と見ている。その芸談によると、丁度来日したドイツの曲馬団リューゲンベックのライオンなどのショーを見て、参考にしたそうだ。
その菊五郎の舞踊を見て、来日していたジャン・コクトーが映画『美女と野獣』を製作したというのも、名高い話である。

話を戻して、鏡開き。
浮世絵師・月岡芳年にも同題の絵がある。(字は当て字だが)
明治に入ってからの作だが、江戸時代からの風習は廃れずに続いていたのが、わかる。

天理教などでは、大きな鏡餅を大学の柔道部の学生らが割ってゆき、大鍋のぜんざいを信者さんらでいただくと聞く。
うちの会社もそこまで壮大なことは出来ないが、それなりのぜんざいを作っている。
以前はわたしが小豆を水で一晩寝かせてから作っていたのだが、今ではそんな悠長なことは許されない。
それで総務部の後輩が小豆缶をいくつも買ってきて、それを水溶きしてぜんざいにする。
これもなかなかおいしい。

最近はお餅も和菓子も人気薄だと言われるが、それでもまだこうした風習が残っているし、好きな人は好きだろう。
わたしは子供の頃あんこがニガテだったが、今ではなかなか好きになった。
素敵な和の風習も廃れずに次代へ続いてゆけばな、と思っている。

とりあえず鏡開きの次は、節分だ。そのときは厄除けまんじゅうをいただこう。(我孫子の厄除けまんじゅうを必ずプレゼントしてくださるメーカーさんがあるのだ。ありがたいなあ)
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コメント
ニコニコ顔
えべっさんの翌日は鏡開きかあ、鏡開きは我が家でも、と思わなくもないのですが、しきたりとおいしいものが結びつく関西の(浪花のとは言わないか!)風習は良いなあ。ニコニコ顔が目に浮かびますがそれにしても良い会社ですね。ぜんざいねえ。
僕はこれから韓国の留学生と新年の祝杯です。
2006/01/11(水) 17:28 | URL | penkou #-[ 編集]
次は節分
新年の祝杯は、何度あげてもよいものですね。
わたしは先ほどまで二時間ばかりチャットに参加してまして、妙なツッコミを入れたりで、皆さんになま暖かく迎えられました。

明日は久しぶりに居留地の教会を見てから文楽に行き、夜からはまたまた別な方々とチャットです。

韓国のリが食べたくなってきました。大好きです。
2006/01/12(木) 01:30 | URL | 遊行 #-[ 編集]
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