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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

9月の東京ハイカイ録 その1

9月の東京ハイカイ録その1でございます。
展覧会の個々の感想はまた別にするとして、二日ばかり何をしていたかの概要。

近年は夜から新幹線で東京入りというパターンが多くなった。
一泊余分かもしれないが、朝のラッシュ時に普段乗らない上に巨大な荷物を抱えたわたしが入ることで、温和な阪急宝塚線の乗客も突発性の殺意を持ちかねんし、ついたら昼前では、やっぱり時間がもったいない。何かを使わなければ現代人はもううまくはやれない仕組みになっている。

さて朝から出かけましたが、「涼しい、てか、寒いーっ」ていう言葉はどこに?
大阪と同じくらい暑いやないかーーーーーっっっっ
かなんなー。汗だくになったよ。(一本ぬいたら汁だく、か)
ほんでも仕方ない、予定より10分出遅れで大泉学園へ向かう。
なんでも東映アニメーションギャラリーがビルの立替で閉鎖になるそうだから、これはもったいないとやってきたのだが、ヤフー先生の地図がまぁわけわからん。
ビルの名前を列挙するのはいいけどさ、そこに何があるか書いてくれ。せめてコンビニくらい出せよな。
ついたら9:59.。30分も彷徨して咆哮しそうになったわい。

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受付さんからカード首からかけるように指示されて、仲間内みたいな顔でギャラリーへ入る。
ちょっとご年配の親切そうなオジサンが話しかけてくださり、案内をしてくれはる。
ツイッターで仲良くしてくださる脚本家の金春さんのお仕事をみつけたりしてると、オジサンが喜んでいろいろと昔のアニメの話をしてくれはり、かなり面白い時間をすごす。
なんしかわたしは大昔の「白蛇伝」「わんわん忠臣蔵」「どうぶつ宝島」「西遊記」などの長編映画が大好きだからなあ。
それらの予告編や「鬼太郎」「999」のOPEDなども流れ続けていた。
ダンガードAの実物大模型、プリキュアのフィギュア、ワンピースのぬいぐるみ、現在の星矢のポスター(CGなのかな、青銅も誰が誰か特定できないし、黄金もムウ様がメガネ青年になり、カミュもミロもわからない)、聖衣フィギュアなどが所狭しと飾られていた。
ポスターもすごいが、「リンかけ」がアニメ化されてたとは知らなんだ。
何を今更かもしれんが「ピュンピュン丸」「キャプテン・フューチャー」が東映作品だということも今回初めて知りました。

鬼太郎のメモなどをもらい、喜んでいるうちに時間が来てさらば。
またこれらの作品群と再会できる日を待ってます。

江戸川橋。先にランチへ。ぐるなびでみつけたフクラ食堂へ行くといいタイミングだったようで、いろいろとラッキー。
ラッキーはまだ続き、びーぐるバスにもまさかのもしかで乗れた。
近いところだが、あの坂を上るのは時間と体力の無駄になる。

永青文庫で細川家の能面や装束などを見る。「小面」の面白さを堪能した。
展覧会で見る分には能狂言は楽しいのだがなあ。
最終日は三井でも能関連の展覧会を見る。

野間記念館で「講談社の絵本」展をみる。
すばらしい。
やっぱりね、こういう世界が一番すきなの。
もう本当にときめいたわ。

そこから新宿へ。文化服装学園の博物館めざして歩くが、これがまた「なんでやねん」状況で、二度目の咆哮ならぬ彷徨。方向音痴なものを惑わさんといてほしいのう。
それでも地上へあがるとすぐにわかる。新宿は地上のほうがまだわかるなあ。
梅田は地下に自信あるで~~~

「世界のビーズ」展、この日が最終日だが、やはり行ってよかった。
たいへん面白かった。
ビーズというても貝殻や玉、さまざまなものがビーズになる。
守護のためのもの魔よけのもの象徴性のあるもの、それらは主にアジア全域とアフリカ、そして飛んでルーマニア、ブルガリアなどで顕著。
近代になりフランスを中心にファッションの装飾性のためにビーズが使われだす。
そのときの1920年代のコートやドレスが展示されているが、本当に素敵だった。
やはりわたしはこの時代のファッションが最高だな。

機嫌よく外へ出たら左手に損保ジャパン日本興亜東郷青児記念美術館(ほんまに長いな~~)のビルが夕日に燦然と輝いておったな。そうか、ここか、と納得。

ここから駒込へ。東洋文庫に行く。チケットには20時まで開館とあるが、19時になっていた。
理由は知らないが、受付もそれには沈黙しておる。
じっくりみるのはやめて目的の浮世絵をじっくり。

春画が一緒に並んでいるが面白かった。春章のは立命館文化リサーチセンターで見たのと同じシリーズ。北斎は臨場感があり台詞がすごい。春画が一緒に並んでいるが面白かった。春章のは立命館文化リサーチセンターで見たのと同じシリーズ。北斎は臨場感があり台詞がすごい。
しかしわたしは春信と国貞がよかったな。

わたくしはさらにここから渋谷へ出た。
19時までの東洋文庫のあとは21時までの文化村ですがな。
「だまし絵」にだまくらされに出かけたが、だまされはしないが、面白く思った。
いいねえ。楽しかった。
ただ、芸術なのか、という感覚はある。
しかし芸術もそもそも人に見せるのが目的という時点で、なんら見世物と変わりはないし、その意味ではこれもやはり同じか。ただそこに娯楽性が入り込むというだけ。

初日はここまで。

続いて二日目。
この日は近藤ようこさんと遊行寺へ参ります。

ご存知のとおりマンガ家近藤ようこさんには遊行寺と縁ある小栗判官の物語を描いた「説経 小栗判官」という名著があります。
無念にも現在は絶版だが、内容がすばらしいので図書館などでよめるようです。

わたくしは遊行七恵と名乗っておるけれど、その「遊行」はやっぱり「遊行する」からいただいたのでした。
しかし藤沢の遊行寺に来たことはない。あきませんな。反省。
小栗判官照手姫の物語はもっと前から知っていたのに、なぜか出かけられず。
大学でも主に研究していたのはこれなのに、と今更ながらに反省。
まぁそこへ凄い先達にお供仕りましてやね、出かけたわけです。

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明るいお寺。どなたもいてはらへん。
一遍上人像1410709416971.jpg

われわれだけで本堂独占。(ええ木彫がたんまり)
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宝物館も独占。(小栗ものと一遍上人らの事跡や藤沢の歴史資料など)
しかし小栗の墓所のある長正殿では法事中。そぉっと向かいます。
馬の鬼鹿毛の供養もされている。

猫や犬の供養塔もあり。1410709510205.jpg 1410709524504.jpg

藤沢から横浜へ戻り、金沢文庫へ。
時宗の次は真言律宗。
鎌倉仏教逍遥ですな。

夏のぶり返しの強烈な日差しに焼かれながら仏道を遊行した二人。
最後は馬車道の神奈川歴博へ。あいにくパンチの守は不在でしたか。
「東京オリンピック」の資料いろいろみる。
日本国民の昂揚と興奮がよくわかるぜ。

常設では金太郎の浮世絵。こらこら遊び仲間の熊を谷底へ放り投げるな!山姥ママの腰に座るな!金太郎を小声で叱りつけながら見て回る。

最後は近くのサモワールという紅茶のお店で熱々のスコーンいただいておしゃべり。
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さらばでござる。
横浜でそれぞれ違う電車に乗ってゆく。

わたくしはやね、京急の快特で日本橋の高島屋へ。
芹沢ケイ介の染色の仕事を堪能する。
民藝のリアルタイム時代から後押ししていた高島屋での開催がベストですわな。
とてもよかった。作品+配置などなど。

二日目はここまで。
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