美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 **自宅でログイン出来ないので、現在「遊行七恵、道を尋ねて何かに出会う」で感想を挙げています。

11月の東京ハイカイ録 その1

霜月の東京ハイカイ録なりですよ。
今回は水曜日から都内潜伏。とにかく今月は忙しくてたいへん。
各展覧会の感想は後日延々と気息エンエンになりながら書きます♪

さて木曜の話。
目白駅には綺麗な花柄ステンドグラスが多々あるなあ。しかし撮影には不向き。光が入り込み過ぎる。
だいぶ紅葉してきたが、まだもう少し先かな。
学習院史料館に行く。
桜圃寺内正毅の旧蔵品を見る。
元は長州藩士だから松陰や晋作の書なんかがある。
晋作は「11番目の志士」「城下の少年」「幕末太陽傳」などでかっこいい姿を見せてたな。

寺内は陸軍大臣や後には総理大臣にもなったが、その功績によりたくさんの御下賜品を所有していた。
それらのうち、幕末から大正初期の蒔絵の名品が展示されていた。

江戸から東京に変わり、旧幕否定が先鋭化して、職人の技芸が失われそうになったが、皇室がこうした御下賜品に彼らの作品を充てたのは、まことによいことでした。
意匠も素晴らしい。菊の御紋は時に日になり月になり、紅葉流るる川を照らし、桜を闇に耀かせる。

銀器やない蒔絵のボンボニエールが可愛い。
これだけでも欲しくなる。
ああ、ええものを見せてもらいましたな。

今度はこちらも見たいね。


学習院向かいの学校がバウハウスぽい。今まで感じたこともなかった。

池袋経由して石神井公園に。こちらも秋の彩色はまだ。大きな池に浮かぶ影はまだあおあおしている。

ふるさと文化館に着いたら11時半だったので先にうどん。武蔵野はうどん文化圏。美味しくいただきました。

それから二階展示室の型紙を楽しむ。伊勢の型紙は三菱等で見たが、これは宮津の紺屋のもの。これまた素晴らしくて、職人の技芸はやはり東アジアが最高!とつくづく思ったねー。

池袋経由して新宿の損保に。長い名前にまだ愛称はつかない。
ノルマンディー展、海のほとりの絵画展。みんなノルマンディーへの、郷土愛の高い画家たちばかり。
デュフィとマルケが見れたのが嬉しいな。

そこから文化学院服装博物館まで歩く。新宿はニガテだが、このように徒歩線が繋がると、まだましやな。

毛利家から大村家に伝わる雛道具に、徳川米子さんの雛道具。和宮の婚礼道具に沢田美喜さんの婚礼道具。
あとは公家装束。
こちらも近代の職人の技芸の高さが際立っていた。

渋谷から用賀に。けっこう早いね。
……前に冬晴れの水天宮から乗ってトンネルをぬければそこは雪国だった、ということがあったな。

雨。しかしうまく美術館行きのバスに乗れた。
世田谷美術館でロシア構成主義のポスターをみる。
松本瑠樹コレクション。
偉大なる個人コレクション。
映画ポスターはフィルムセンターで御園コレクション辺りで馴染みのあるものが多いかな。また近年の展覧会でもタイポグラフィーやロシアアバンギャルド展で見たのがあるが、初見がたくさんあった。1枚ヒトコマまんがみたいなのがかなり凄かった。
吾妻ひでおの不条理日記を思い出したわ。

二階で魯山人を堪能。安斉の写真も良かった。
やはりシルバープリントはいいな。

閉館までいたが、雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂
やないが、誰もいない、灯りの乏しい長い道を歩くことは避ける。
マグリットぽい風景。


大戸屋で真鱈の霙生姜餡掛け。かなり好み。わたしはジンジャラーです♪

最後に元の電力館、今はシダックスになったとこに金子國義「ダンディズム」見に行くが、西武の信号の地点でもう金子の美男画がドーンッと目にはいる!
思えば90年の「楽園へ」から溺れてるのよな、わたし。
最後の晩餐を思わせる青年たちの集まりにときめきました♪

帰りにコンビニで月刊マガジン読む。買うのは帰宅後と思うが、内容が良すぎて、重たい雑誌を持ち帰るか否か悩む。
月マガは処分しないよ、わたし。
初日はここまで。
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