美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

東京ハイカイ録 その3

東京ハイカイ録 その3
朝早くから鎌倉入り。この時間はまだ人も少ない。

清方記念館。大仏次郎の出してた戦後の「苦楽」のための仕事。
戦前の「苦楽」はプラトン社、中山太陽堂。そのロゴを譲り受けて刊行した贅沢な作りの雑誌。
「清方と15世羽左衛門だけで拵える」とは大仏の言葉。
尤も既に羽左衛門は湯田中温泉で最期を迎え、清方も病中でちょっと大変だったのだが。

ふと思ったが、大仏が海老蔵に肩入れするのは戦後のことだが、やはりそれは羽左衛門がいなくなったことと関連づけて考えるべきかな。まあ、そうなんやろなあ。

胸を衝かれる下絵の美人を見たり、綺麗な配色を見たりと、やはり喜んでおりますのさ。いつ来てもいいものを見ている。

鶴岡八幡宮に向かう。一応拝みに行くが、七五三の人が多々。

国宝館は荏柄山天神を中心にした天神信仰のなんやかんや。常盤山文庫のコレクションも色々。
わたしも地元の天神さんの氏子やからなあ。
管公が左遷前に来たのさ。
奈良時代からの神社でね。

逗子に行くと目の前でバスが行ったよ。仕方なく待つ。新逗子まで走る気力はない。
乗ったら乗ったで、長いわ。降りたら降りたで、予定してたランチ先が見当たらん!←なんと逆方向を見てた。

仕方なく個人店でランチ。
しもた!やたら時間かかる!サンマの梅肉揚げを頼んだら、20分後に前菜三種、その10分後にサラダ、ようやくメインが来たのは実に発注から40分後!美味しいは美味しいが、もっと簡素なのがと思う。しかも相客は5人。クラクラしたわ。もぉアカン。よく考えたら藤沢のトンカツ屋もそうでしたわ。
大阪の時間と他県の時間は流れが違うのを忘れてたわたしがわるい。
しかもすごい値段。これはそこまでの価値はないけど、葉山値段やな。
負けた…(T^T)

加地邸の見学。外観のみ撮影可能。内部は禁止。井上祐一先生がわたしのわけわからん質問疑問に熱心に答えて下さり、本当にありがたく思いました。
先生、ありがとうございました。

さてそこからは住宅街を抜けて神奈川近美葉山館に向かう。途中に素敵な邸宅をいくつか見たりしてたら、あっという間に到着。

東欧アニメーション。
クロアチア、ポーランド、チェコの三か国のアニメーション。

正直なことを書く。
クロアチアのほぼ全ての作品があまりに怖すぎて、映像を見るうちに気持ちわるくなった。政治状況を前提に踏まえて見ないとアカンが、こんなアジアの片隅の遊び人のアタマでは到底理解不能だし、ただただ苦しいばかりだった。
一方的に送られる映像はある意味、暴力に近い。
近年わたしが映像を見なくなった最大の理由はそれだ。

ポーランドとチェコの諸作品は良かった。
もともとゼマンのファンだから嬉しい。
しかし、個人的にはやはり旧ソ連アニメーションの諸作品の方が大好きなのが多い。申し訳ないが、辛すぎた。

逗子から横浜。そごうでトーベ・ヤンソン展を見る。何度かムーミン展は見たが、彼女のは見なかった。そうか、そうだったか、やはり、ということを思ったり、色々考える。
いい人生を送ったトーベ・ヤンソン。
彼女のペン画が好きだ。

トーベ・ヤンソンの夏の家。再現と模型。




そごうを出た途端、熱を感じた。ヤバイが東急に乗り、渋谷に。先にはなまるうどんに入り、大量に生姜を食べる。これで一時しのぎ。あとは既に兵庫県美術館でみたものを再度見るから、気楽な鑑賞に。
感想がほぼ変わらないのはご愛敬やな。

三日目はここまで。
関連記事
スポンサーサイト
最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

フリーエリア