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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

「私が選んだちひろ展」にて

続いてちひろ展へ。アクティ大丸では開館以来いわさきちひろの展覧会を開催し続けている。その度に新しくファンになる人々がいたり、改めて懐かしむ人々がいる。
ちひろの絵には心を浄化する力があると信じている。どの絵にも全てちひろのこころが込められている。
ちひろ一人の絵に押し付けてはならないが、心の荒んでいる少年たちにぜひ見てもらいたい。そして何かを感じて欲しい。
ちひろや小泉八雲に触れると私はいつも心が浄くなるのを感じる。
今回の展覧会は、ファンアンケートから人気の高い作品を集めたものらしい。一枚一枚にいろんな人の思いがこめられているし、色んな思い出がある。ちひろの絵の場合、『これが最愛』と言うほかにもこの絵もよい、この絵にも思い出が、という人々が多いはずだ。
私は幼児期に「おはなし大好き」という本を買ってもらい、今でも大事にしている。その挿絵は北田卓史やちひろなど錚々たるメンバーで占められていて、大人になった今でも違う目で眺めたり昔の目で読んだりしている。
幼稚園では『おにたのぼうし』に出会い、これは大人になってから手に入れた。節分が来るたびにこの話を知らない人に私は語り、絵のすばらしさを瞼に浮かばせる。幼稚園のとき好きだった絵本は今、私の手元に来てくれている。おにたのぼうし、片足だちょうのエルフ。物語では点子ちゃんとアントン、つる姫など。手元に無いのはちびくろサンボといやいやえんとももいろのきりん。
ちひろの麦藁帽子の少女は実の私の従妹にそっくりだ。何年か前に彼女に複製画をプレゼントしたが、驚くほどよく似ている。
ちひろの絵にアンケートを寄せた人々の中でも、他の絵で私の知り合いに似ているという作品が沢山あった。みんなそうなのだ。
だれかが、ちひろの絵に似ている。これはうれしいことだと思う。三十三間堂の千余体の仏像には必ず自分に似た顔があるというが、私はちひろの絵の中の誰かに似てみたいと思った。
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コメント
お邪魔します。
「ちひろ展」良かったですね!
私も子供の頃に出会って以来、大好きです。
最初の出会いは「トットちゃん」のさし絵だったかな?
もう一度行きたくなるような展覧会でした。
記事TBさせていただきますね。
2005/05/08(日) 13:43 | URL | naruko #7oNcH39.[ 編集]
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