美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

没後50年 野長瀬挽花

和歌山県立近代美術館はたいへんよいところで、これまで見た展覧会は一度たりともハズレなし。
これは凄いことではないか。
わたしの知る限りそうそうハズレなしのところはない。
所蔵品はないが独自の企画でハズレのないのが東大阪市民美術センターだが、ここはその所蔵品で魅せるところ。
千葉市美術館と並んでのモノスゴイところだと思う。

野長瀬挽花の特集を見る。
撮影可能なので、チラシになくて、自分好みの作品は撮影し、それを挙げる。
イメージ (47)

若い頃からの模写がいい。
モモンガかムササビかヤマネかはわたしにはわからない。
おなか丸見えだぞ。
タイトルは「ムササビ」。ひっくり返ってたら飛べませんよ~~

元ネタはわからないが、何かの洋画かと。何故こんなナリかも不明。

学習として模写に励んだようで、菊池容斎、上田公長、応挙らの絵を模写したものも色々。
この写生練習帳からの1ショット。

後ろ姿が夢二風なのは付き合いがあるからだけやなく、時代かな。
もっちゃりしたのも魅力。

挽花は秦テルヲとも仲良しだった。
しかし作品には彼の持つある種のグロテスクさは出ず、むしろ可愛らしさが表に出ている。
イメージ (50)


1920年代は童画の時代だった。
ハイカラなちびさんたち。

国画創作協会も創設された。1918年の話。
集合写真があった。しかしそこに甲斐庄楠音はいない。

イメージ (49)

三味線を弾く女 絵の横の「生まるるも 育ちも 知らぬ人の子を いとほしむ 何の因果ぞ」は夢二の文字。
元は「隆達節」。安土桃山頃の小唄。
こうした俗謡は意外に長い命脈を保つ。
今はもう廃れてはいるが。

イメージ (51)

ついに渡欧してパリ、スペイン、イギリスを堪能する。
ちょっとばかりダルビッシュに面差しの似た少年の全裸像がいい。

戦後も疎開先の場で描くようになり、中央とは違った道を歩んだ。

場内をふらふら逍遥して集めたもの。
感想にはなっていないけれど紹介になって、多くのお客さん行けたらなあと願っている。

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