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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

清水三年坂美術館「明治の彫刻」

このチラシをまず見ていただきたい。
イメージ (19)
これはポスターにも使われている。
朧銀が使われているのかと思った。
四分一(しぶいち)でやや黒めのものかと思って、展示室に入った。

衝撃的なことがあった。
このチラシの本物はなんと真っ白な牙彫ものだったのだ
びっくりした。それにしてもこのチラシは凄いセンスだと思う。
鬼神・羅漢図衝立 内藤旭松 技術も凄い・・・

思った以上に牙彫作品の大きさに驚きもする。

二童子捕魚 笹沢芳渓 これは明治天皇の可愛がってた作品。愛らしい。

浅妻舟 吉田道楽 鼓を打つ立ち姿。凛然としている。

先般、三井記念美術館で東都の人々を驚愕させた安藤緑山のウルトラリアリズム牙彫野菜類が並ぶ。
何度みても素晴らしい。ただ、惜しいことに緑山はこの色の秘密を隠したままあの世に行ったので、とうとうこの技能は闇の中へ消えた。

蛤貝 口を開けた蛤の中には松や漁をする人の姿が。
蛤が気を吐いたら蜃気楼だが、中にこのようなのを持ってたのか、蛤めー

角彫 孤猿 旭玉山 ひっくり返ってる。可愛いがな。

やや大きめの木彫をみる。
高村光雲の老子出関、西行法師、竹内久一の人麻呂などなど。かつては彼らのヴィジュアル・イメージが人々の中にきちんと生きていたので、誰がみても「ああ、あの人」とわかったのだ。
元禄美人、ウサギ、イノシシなども繊細に作られている。

逆に大変小さく、そして繊細巧妙な木彫をみる。
森田藻己 竹の中の大工、空豆、むき栗、薪束・・・すごい細かいし丁寧。びっくりした。

イメージ (20)

彫漆もならぶ。
堆朱のいいのが目に付く。

木造モザイクのようなのもあり、そちらもとても巧妙で、ほしいものが多かった。

芝山細工もある。大好き。昆虫図印籠(芝山根付) 野村樗平 ドーナツ型のがきれい。やはり芝山はいい。
「笠翁風」とあるのは「小川破笠」のことか。

ほかもいいのがころころある。
常設の方ではまた面白いものがあった。

日光陽明門の香箱は入れ子仕立てで面白い。名所がそれぞれ使われている。お皿には橋とか。そしてこの図像はすべて真景。

月ウサギの杵つき図もある。みんなで働くウサギたち。

面白いもの・きれいなものをたくさんみれてよかった。
5/17終了済み
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