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美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

文京ちょっと昔の写真展

文京区の昭和30-50年代の写真展を見に「文京ふるさと歴史館」に行った。
弥生美術館から東大の構内を抜けて、赤門、正門、龍岡門のうちなんとなく龍岡門から出ると、素敵な近代建築がある。教会を横目に見ながらてくてく。
本郷も かねやすまでは 江戸のうち
川柳にも読まれたかねやすには、今日はゆかない。
真砂坂下だか上だかのところ、少し入ると歴史館がある。
ここから更に奥へ入ると菊富士ホテルや、伊勢屋質店や本郷館などがある。
足に任せて歩くのも楽しい地区だ。

歴史館には民間から募った写真のほか、定点観測地の撮影写真による今昔比べなどがあり、見ていて楽しかった。
無論私は大阪の人間だから、ここの住民ではなく、これらの写真を『近代建築・考現学・』的見地から見に来たのだが、そんな理屈などどうでもよく、楽しく見て回ることが出来た。

何がどうとか、これがこうとか、そんなことを挙げても仕方がない。
三丁目の夕日の後の時代なのだ。
ちびまる子の時代。それだ。私は昭和五十年代に子供時代を過した。
だから昭和五十年代の風俗が懐かしい。
いいなあ。
文京区には色々な名勝が残る。名所も多い。楽しいなあ。

しかし写真を見るうち多少気持ちが変わってきた。
今の風景と、過去の風景の差異に気づいたからだろうか。
そんなことは当たり前だ。都市風景は変化する。
人間の顔も違っている。
…これか。

大きな断絶がある。昭和から平成の間に。
埋めることは決して出来ない。
しかしわたしたちは今から数十年後に、いま現在の写真を見て
「ああ、懐かしい、楽そうな写真。いい時代だったのだなあ」
と言えるだろうか。

そんなことを考えながら春日へ向かって歩いていった。
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コメント
 文京区。東京での学生時代にはよく通った場所で思い出も沢山あります。後楽園ホールは特に何度訪れたことでしょう。ちょっと本郷の方に向かうと柔道の「講道館」もあり、コンデ・コマ前田光世が思い出されます。格闘技繋がりですね。学生時分「マーシャルアーツ」「ファイティン」という雑誌にイラスト描きのお仕事を頂いていたのですが、その出版社がやはり本郷に在り、懐かしくなりました。
 御茶ノ水から神田方面に歩いて行くのも楽しかった。古本屋やマニアックな書店を巡るのが好きでした。
2006/02/25(土) 16:42 | URL | xwing #lW1SJDGw[ 編集]
このツアーのとき、映画『死者の書』を見るために神保町をうろつきました。たまたま『自遊人』と言う雑誌で街が特集されていたのもありまして、興味深く見て回りました。
喫茶店(カフェではなく)を色々廻りたいと思いましたが、なかなか入りづらいものです。変にシャイなので。講道館をみると、すぐに姿三四郎を思い、そこから西郷四郎、コンデ・コマに移ります。
2006/02/25(土) 19:16 | URL | 遊行 #-[ 編集]
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