美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

通天閣 新天井画 原画公開展

クラブコスメチックス文化資料室さんも今回のイケフェスに参加された。
いそいそと出かけると、(株)クラブコスメチックスから寄贈された通天閣の新しい天井画の原画公開と、その製作過程映像などがあった。
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初代通天閣が生まれた当時、中山太陽堂を名乗っていたクラブはエントランスの天井画をプレゼントした。
このチラシの右上にあるのがその当時の写真。セピア色なのでちょっとわかりにくいかもしれないが、ところどころ「おお」と納得もゆくではないか。
当時の原画は版画家の織田一磨。
わたしは織田一磨のファンなので、そのことを教えていただき、とても喜んだ。

戦争やなんだかんだあり、あれから百年の今、再びクラブコスメチックスから通天閣へ天井画の寄贈になった。
今回は織田の原画をベースにした沖谷晃司さんの「花園に遊ぶ孔雀図」。
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前回と違い今回は八角形ということで、完全オリジナル部分も製作することになった。
更に元の色がわからないというネックがあったそうである。
難儀な事態である。
それがどのようにして今回の美麗な絵になったか。
そのあたりのお話を伺い、さらに映像を見て、大いに「おおお」になった。
いやもう、本当にこればっかりは行って・見て・聞いて、で大納得の話なのだ。

お話を伺うと2000年の町田での織田一磨展の図録にこの原画の下絵がある、ということなので早速帰宅後チェックする。
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ああ、ほんまや。

これで色彩設計も決まったようで、よかったです。
ついでにこちらは同図録にあった織田の孔雀図。
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クリックすると拡大化。
なるほど納得。

しかし前回と違い今回の天井画は八角形なので、もう少し裾野に必要な花々が。
ということで、選ばれたのがこちら。
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何かと申せば、クラブの当時の洗顔料。
花柄をモチーフにしたパッケージデザイン。その花を画面に加えることになったそうです。
いいねー。
沖谷さんの下絵では孔雀と花菖蒲と言うパターンもあり、これまた面白い。

この日は見に行けなかったけど、また近々新世界に行って通天閣の新天井画を拝もう。
そうそう、お土産コーナーでは通天閣限定のクラブコスメチックスの化粧品もあるそうな。
冬が近づいてきたから、新世界に行ったら絵を見た後はずぼらやのてっちり、というのもええなあ。

ところでこちらはくらしの今昔館にある昔の大阪の街並み模型の一つ、天王寺ルナパーク。
初代通天閣がネオンピカピカ。


こちらは朝の様子


さすがに天井画は見れなかったw
やっぱり本物を見に行けということですな。

展覧会ではほかに歴代ポスターの内から優品を選んでいた。
北野恒富の美人画ポスターがとても好きだ。
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北野恒富の展覧会は現在大阪商業大学商業史博物館で開催中。
それと谷崎記念館「大谷崎と挿絵」でも恒富の絵が出ている。

あとはいろんなパターンの双美人マーク。「わたしに似た子はだあれ」と言いながら探すのも楽しい。
11/6まで。
次は来春4/1~5月末まで「”素肌の美を増す”化粧品」展。
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