FC2ブログ

美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

俳人 蕪村

ここ数年与謝蕪村のよさにすっかりハマッている。
特に俳画がいい。弟子の呉春、その弟の景文も大好きだが、蕪村のユーモアと言うか諧謔味についついニヤリとしてしまう。
先般も伊丹の柿衛文庫で蕪村の俳画の展覧会を見て大いにウケたが、それやこれやで今回も天理図書館まで足を延ばした。
イメージ (33)

ここでは絵師としてよりも俳人としての面をメインに展示されている。
連句とか個人で読んだものなどなど。
尤もこのチラシにあるようにそこにこうした市井の人々が描かれているので、それがまたいい感じ。この時代の上方の文化とそこに集う人々の面白さと言うものは、ちょっと比肩できるものがないのではないか。

ところでここにある句集はさすがに翻刻してあるものばかりなので、読める字と読めぬ字とがあり、とてもとても全部を味わうことはできないが、一方で蕪村の文字の妙味にも惹かれて、読めずともええ感じやん、という好意が湧いている。

思えば「春の海 終日のたりのたりかな」「菜の花や 月は東に日は西に」など特に好きな俳句はみんな蕪村だったのだ。
炭団のオバケも大好きだし、これはもう意識する以前から蕪村が実は好きだった、という証拠のようなものだ。

展示は発句帖や連句会の草稿などもあり、当時の蕪村の状況を想いながらみてゆくことになる。
和田岬へ皆でいった安永七年三月、天明、明和の頃の句…
淡墨桜を描いた絵もよく、金泥料紙絵巻に句を連ねた「其雪影」もいい。

またこうした挿絵が可愛くてならない。
イメージ (41)
うずら。

こちらは気持ちよさそう。
イメージ (42)

新資料もたくさん見つかったとか。

イメージ (43)

今後はもう蕪村の展覧会があればもっともっと追いたいと思っている。
関連記事
スポンサーサイト



最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

フリーエリア