美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

3月の東京ハイカイ 後半の記録 その2

続き。
東京サブウェイチケット使います。

上野に出た。九時半に都美に入ったが随分な行列でバルテュス展の最終日を思い出したわ。
まぁでもボッティチェリ展再訪なのだよ。

見事に前回と同じ感想を抱いたな。リッピがたくさんあって嬉しいとか、ボッティチェリ描く少年・聖ヨハネがいずれも美少年だとか、ほぼ同じ書き方でメモっておりました。ははははは。

スカイツリーに行きましてな、郵政博物館で「奥の細道」をテーマにした原画展を見たのです。
自分が今も気に入って保管している切手もこの中にあり、楽しく眺めた。好きな俳句もいい字で書かれているし、きれいな絵が「奥の細道」の各地・各句を想起させるのも楽しい。

実はスカイツリーではいつも行くお寿司屋さんがあるが、お昼だから今回はやめて、今まで行ったことのない三階のイートインに行ったのだが、これがまたタイミング悪くモノスゴイ人だかり。イヤー参った参った。
柿安のハンバーグセット食べておいしかったけど、これはいかん。
しかも場所がやたら遠いしね。
地下鉄に乗ろうと二階へ降りると、あちこちのテーブルで買ってきたものを食べている人々が。
三階の状況を思うとこっちの方がいいかもな。今度昼に行ったらこれもありかも。
夜はここの七階。

北千住でちょっとオタオタしてからようやく千駄木へ。
鴎外記念館。百年前の新聞が面白すぎて読みふけってしまう。
新聞は数種。それぞれにいろんな鷗外の記事がある。
小説の連載や色んな事象に対するコメントや、新刊宣伝や軍からの進退とか色々あり、一般ニュースもまぁこれでもかと載り、更にはヒゲタ醤油、太田胃散の広告も確認したよ。
まあ本当、百年前の様子がイキイキと再現されるよう。鴎外のまっすぐな怒りや温厚さが読み取れるナマナマしさもいい。
ああ面白かった。
ここへ来るようになってから鷗外が遠い人ではなくなってきたなあ。

湯島で地上に出て御徒町へ。この辺りもこうして歩くと面白い。
東中野へ向かう。都庁前で乗り換え。
・・・すごい差異のある町やな。

黎明会のミュージアムへ。
京都のは行ってたけど東京のに来るのは初めて。
中国の陶磁器のいいのやインド=マトゥラーの石造彫刻、縄文から平安佛まで色々見どころの多い展示。
応挙もよかった。それから岡田茂吉の書で「月」を書いたのが、桂離宮の「月」の引手とよく似ていてよい字だと思った。

練馬経由で中村橋。「国芳イズム」中期。こちらも大変面白い。大いに遊べましたな。
じっくり楽しんで、機嫌よく退出したらもう6時。ここから両国はムリなので日本橋へ向かう。

車内で何気なくTLに流れてきたエストニアのアニメ「ビッグ・ティル」と再会する。
あれは90年代初頭に当時VTRを個別で見るスペースのあった京文博で見たのだわ。
懐かしい。


現代の京都画壇や京都で活躍する工芸家の人々の作品を見る。琳派とリンクするもの、ということでね。
京都文化博物館に収められている作品がずらり。
これをみていて非常に難しい状況を感じる。
古典に倣う技法のものは優美だが旧くなり、新規のものはただただ荒れているようにも思える。
難しい限り。

今日は蛇骨湯という天然温泉に行くつもりで銀座線に乗ったら、なんと隣席の女の人が蛇骨湯の地図を調べたりナンダカンダしていてびっくりした。
えー凄い偶然。
とはいえそのひとは田原町で降りずまだ乗っていったが、本当はどこへ行く気だったのだろうか

黒褐色のお湯にもびっくりしたが、ぬるぬるな膚になり、とても気持ちいい。ややぬるめなのも良かった。
ああ、また行きたいわ。今度はカラフルなタオルで行こう。

三日目終わり。

さて最終日は月曜の春分の日。
上野に出たらエキナカに警視庁の人らがおるのでなんだろうと思ったら、カシオペア最終日だったから。
テツの人だけでなく、やはり淋しいもんです。

東京駅のいつものロッカーに荷物を入れて、丸ノ内からバスに乗る。30分かかって東京都現代美術館に到着。
開館前だけどもう大行列のピクサー展。わたしは20分待ちで入ったけど、出たら50分待ちになってたな。
しかし50分待つ価値はある。
たいへん面白かった。全然ピクサーのアニメに関心のないわたしでも大いに楽しめた。
製造過程の様子を見せてくれたことで理解も深まったしね。短編映画の上映もあり面白く見たわ。

菊川へ。
お昼に大好きなサバの塩焼きも食べて機嫌よく府中へ向かう。
東府中ではソメイヨシノは咲いていないが大寒桜は満開。
綺麗でした。

ファンタスティックな江戸絵画。
おおおおおおおっ毎年ここの春の江戸絵画祭にはヤラレますぜ。
今年もここで見ないと一生知らないままだった絵をたくさん見たりで、すごくよかった。
図録もはやばやと買っておく。

常設は「花」をモチーフにしたものと谷中安規とがあった。牛島憲之は芝居絵がけっこう好きだ。
とかなんとかいうてたら3時過ぎてた。やばいでござる。
時間が予定がないーーー

あわてて両国へ。本日で最後の松山ビルの見学。ああ、残念也。
いい建物でした。

タイムアップ。今回はここまで。
新幹線に乗りました。

新大阪からタクシーに乗るのだが、なんと偶然にも以前に乗ったことのある運転手さんだった。
たくさん車あるのにこんなこともあるんやねえ。
お互いに覚えてましたわ。
機嫌よくおうちにつきました。

次の東京ハイカイは四月末です。
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