美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 **自宅でログイン出来ないので、現在「遊行七恵、道を尋ねて何かに出会う」で感想を挙げています。

宮西達也ワンダーランド

高島屋を巡回中の「宮西達也ワンダーランド」展を見た。
なんばで4/4終了、京都では4/27-5/9の予定。

絵は見知っていたが内容を見たのは今回が初めて。
こんなときやはり展覧会と言うものはありがたい。
前記事の「ピクサー」も前々記事の「ゴーリー」も展覧会があったからこそ知ったのだ。
そうでなければ知らないままだった可能性がある。

高島屋のチラシ。なかなか凝っている。
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実はこの下は折り返されてこんな感じ。
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初期の作品から現在まで。
最初に大ヒットシリーズの恐竜ものが出てきた。
こいつな。
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ティラノザウルスが嫌われ者だとは知らなんだわー。
そのティラノザウルスを主人公とした連作…というても同じ奴が主人公ではないの。
ただ、嫌われ者のティラノザウルスが他の恐竜の子どもを食うつもりで育てるうちに父性愛が生まれて…という設定のもとで彼らの物語が進む。
そしてそこには弱肉強食による戦いもあり、天変地異もあり、ほかにもいろんなトラブルがある。
ティラノザウルスは悲しい最期を遂げることが続く。でもそれで彼に守られた他のちびっ子恐竜が助かる。
嫌われ者で孤独だった奴が最後は満足して眼を閉じる。
せつない物語が多い。ポップな絵でそうしたせつない話が続く。
父性愛の強い物語が多いのは作者が男性だからかも、と思ったりもした。
重松清同様に。

ウルトラマンのシリーズもそう。ここのウルトラマンは家庭のパパ。
子育てにちょっと悩んだり、仕事で疲れたり、なんだか空回りしたり。
でもやっぱりウルトラマンだから頑張る。
可愛いウルトラマン。

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初期の作品は細い目の線で可愛らしさが目立ったが、ティラノザウルスが世に出てからは技法も変わったようで、そこからずっとたくましくて明るい絵になり、それがいい。

かぶとむしの渡世人のシリーズには笑ってしまった。
いいなー、そういうの。
名前がイカしている。「かぶと三十郎」ですわ。彼の死後には四十郎も出てきたりする。
そう、ここでも明るい面白い話ではなく、実はちょっとせつない物語が展開するのだ。

初期の作品の「にゃーご」がなかなかいい。
イメージ (48)
何をやらかすかわからないような猫、いいなあ。

難波でみたのはせわしない時間帯だったので、今度の京都ではじっくり見ようと思っている。
会場内ではなかなか楽しい工夫もされていて、遊ぶコーナーもあったりする。

絵本原画展はやっぱりいい。
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