美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 **なお現在コメント欄を閉鎖中です。

東博で見た浮世絵 2016.5-6

毎日こうして少しずつ更新しているが、あくまでも自分の楽しみに過ぎない。
撮影の腕も悪いが、記憶と記録のためだから「ああ、あれを見たな」と思い出せたらそれでいいかな。

IMGP0059_2016062815455067c.jpg
新吉原大門口中之町浮絵根元 奥村政信  遊冶郎は笠で顔を隠して伺い歩く。

尾上菊五郎の舞子祇園お梶  鳥居清信IMGP0060_20160628154551c63.jpg
手彩色か。この祇園のお梶さんは池玉瀾の祖母。「東林」というお茶屋さんの女将で人気者。
池波正太郎「おとこの秘図」にもいい役で出てくる。

北斎の亀IMGP0061_20160628154553600.jpg
国芳の亀だとなんかやりそうだが、この亀は特に何もしでかしはしない。

鵙 小薊IMGP0062_2016062815455442e.jpg
「いすか」と「おにあざみ」 どちらも芝居に出てくるな、とふと思った。
「忠臣蔵」五段目勘平腹切。「イスカの嘴の食い違い」そう、このイスカはクチバシが合わない。
「鬼薊清吉」は「十六夜清心」の清心の後の名乗り。

子規 杜鵑花IMGP0063_20160628154617ff6.jpg
どちらも「ホトトギス」ですな。花はサツキらしい。ツツジやなくて。
時期的に五月らしい取り合わせ。
李白にこんな詩もある
蜀國曾聞子規鳥  蜀國曾て聞く子規の鳥
宣城還見杜鵑花  宣城還た見る杜鵑の花
一叫一迴腸一斷  一叫 一迴 腸一斷
三春三月憶三巴  三春 三月 三巴を憶ふ


次は広重
藤花に小禽 IMGP0064_20160628154619473.jpg
1990年「花と緑の万博」が大阪で開催されたとき、大阪市立美術館でロックフェラー・コレクションの花鳥画の浮世絵展が開催された。あれはいい内容だった。
こうした短冊形の絵が多かったが、江戸時代の人々は季節ごとに架け替えて、小さい花鳥画を楽しんだのだ。

江戸名所百人美女・御船蔵前 IMGP0065_20160628154620b3a.jpg
国貞ゑがく美女。
裾模様が楽しい。
IMGP0066_20160628154622782.jpg

縁先美人図 柳川重信IMGP0067_201606281546234da.jpg
表装がなかなか好ましい。
わたしはけっこう表具も額縁も好きなのですよ。
肉筆画の裾。綺麗なあ。
IMGP0068_20160628161558e30.jpg

三囲神社の夕立  鳥居清長  三枚続き 
IMGP0069_20160628161559102.jpg
ここは雪の日も嵐の日も舞台になるところ。

細部色々 雷さんの話し合い。
IMGP0070_20160628161600e40.jpg

IMGP0071_20160628161602db9.jpg

IMGP0073_20160628161603555.jpg

次からは今の展示。
よしはらの躰 菱川師宣 台所の図 IMGP0279_20160628163023bd8.jpg

蛸とか色々あり。IMGP0278_20160628163021bbb.jpg

梅雨にぴったりの図も。
小野道風 春信 IMGP0280_20160628163044186.jpg
蛙のジャンプがなかなかいいぞ。

茶摘みも。IMGP0281_20160628163045090.jpg
窪俊満 これは宇治茶だが、世田谷の齋田記念館では江戸の茶摘みの絵があったように思う。

浴室脇の男女図  川又常正
IMGP0282_20160628163047f83.jpg

IMGP0283_20160628163048a85.jpg
武家屋敷の二人。

大木の下の雨宿り 喜多川歌麿
IMGP0285_201606281631352c4.jpg

・・・いけませんなあ。IMGP0286_20160628163136f8f.jpg

また次も楽しみに出かけよう。
関連記事
スポンサーサイト
最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

フリーエリア