美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 **自宅でログイン出来ないので、現在「遊行七恵、道を尋ねて何かに出会う」で感想を挙げています。

2016年8月の東京ハイカイ録 その1

大阪の暑さには湿気も加わるから、東京よりひどい。
あまりに暑くて脱出して東京に三日半いた。三行半ではない。
帰るのは大阪である。

あまりに暑いので早朝の新幹線にした。それでロッカーに荷を預けてそのまま竹橋へ。
国立公文書館では企画展「たのしい地獄」展が平日だけ開催なので、とにかく木曜に来た以上は、とまっすぐに向かったのよ。
細かい感想は全て後日に挙げる。

しかしここでハタと思い出して先に工芸館へ。
「ナニデデキテルノ?」を大いに楽しみました。

そこから戻り初めて公文書館。
「たのしい地獄」、ほんまに楽しいわ。
資料もわかりやすく解説してくれていて、すごく面白い。
「賢覚草紙」もパネル展示して物語の流れ、要は二人の悪縁を示してくれた。
面白かった。
「一緒にいても地獄、離れていても地獄」こんなのもあるわけですし。





さて11時過ぎましたので速攻で霞が関へ。千代田線から出まして農林水産省の「手しごと咲くら」へクジラを食べに向かいます。
日本人として文化を守るためにもクジラを食べなくては(!!)
今回はマグロの漬け丼にプラスして、クジラの竜田揚げ、茄子の揚げ浸しなどをいだいたのですよ。
おいしかったわ。
混んできたし休み時間の邪魔をしてはいかんので早々に退散。

別室のイベントに参加。


おみやげにカレー粉を貰って帰る。楽しいイベントなりよ。

ここから神谷町のホテルオークラへ。
駐車場の裏から入るとたちまちアスコットホール。あまりに唐突に着いたので洗面室でクールダウンして化粧も一からやり直し。

ホテルオークラ夏恒例のアートコレクション展、「旅への憧れ、愛しの風景」大いに楽しみました。
今年は特にマルケの大特集があった。熊澤先生、お疲れ様です。
マルケ大満足。いやー、よかったわ!
日通の秘蔵のコレクションもあり、「ををを」がいくつもいつも。
近年の中でも特によかったと思う。

アタマの中でわたしが大満足の時に流れる音楽が大音響で鳴り響く。
ビゼーのカルメンの「闘牛士の歌」な、これですわ。
大体わたしの中では感情とテーマ曲が決まっていて、せつないけどがんばろうと言う時には清志郎の「わかってもらえるさ」が流れたりする。それで大満足でしかも闘志満々になるときにはこの曲な。
むろんガーーーーン・・・の時にはバッハの「トッカータとフーガニ短調」、つまり嘉門達夫「鼻から牛乳」ですわ。

戻って日比谷。出光美術館で「東洋・日本 陶磁の至宝」展。
出光美術館の陶磁器コレクションはもうほんと素晴らしいのですよ。
展示の構成もいい。
最初にばんっ!と目をみはるのが来たあと、次々に繰り出される名品たちに浸食されていって、最後まで溺れ続ける。
今回は何でも若手の学芸員さんが活躍したそうな。いいことやなあ。
会期が長いから、再訪出来るのもいいしね。やきものの佳さを改めて思い知ったよ。
で、今回出た図録が二種ともいい。



ここで一旦飯田橋へ。JRのあの西口回廊なくなるんやなあ。
妙に面白い空間でしたな。

紀の善で久しぶりにくつろぐ。おいしく抹茶ババロアをいただく。初めてここへきてからもう17年かな、ちっとも飽きない。
それにしても神楽坂はいいなあ。都内でも特に好きな町の一つ。
夕暮れが広がり祭の提灯がほんのり明るいのもいい。

松屋銀座に行く。銀座一丁目駅からがよいのです。
「ひつじのショーン」だけのつもりがここで「ガンダムORIGIN」原画展してるとは知らなんだ!

ひつじのショーンもウォレスとグルミットも全然見たことないのだが、この展覧会楽しかった。
セットが素晴らしいよ。パペットいいなあ。レストラン、病院、農家、みんな手が込んでる。
話も面白いし。今まで無縁だったのは惜しいことをした。いいものをみたわ。

さて大好きな安彦良和先生の世界へ。


ときめきすぎて胸が苦しい。
安彦さんの原画の魅力に溺死しそうになったよ。
キャラの表情、筋肉のありよう、思考の流れ、何もかも最高。やっぱりガンダム好き。
観客の年齢層が高いのはまあ納得、しかし時間の経過はより愛情を熟成させてくれるのも確か。
アニメ原画も良かったなあ。ドキドキしたわ。

初日はここまで。

2日目。かなりのんびりしてから出かけた。今回のテーマ(そんなもんあったんか)は「のんびりすること」なのだよ。←をい。
三田に出る。慶応大のオープン・キャンパスに合わせて三田の近代建築と彫刻とを見て回るのさ。
で、最初に挫折。まぁ男子学生というのは道案内出来ないというか道の説明が出来る子は少ないわな、小学生から大学生まで。
女子に訊くべきだったな。

彫刻だけここに挙げておくか。






建物はまた別項。

三田駅前に戻りソースかつ丼とトン汁のランチセットで元気を出して渋谷へ向かう。
松濤へ向かう道すがら蜃気楼のようなのが見えた。
それで思い出すのが「アラビアのロレンス」のネフド沙漠を越えるときの曲。
タイトルは「ネフド・ミラージュ」でしたな。
少年を助けに戻るロレンス。
戻ってきた彼を迎え入れるシェリフ・アリがロレンスに白のアラブ衣裳(なんと結婚式の衣裳)をあげるのだ。

ようやく松濤美術館につき、福岡市美術館でみたシンガポールの20世紀前半の意匠サロンクパヤのいいのをみる。
こちらは撮影可能。嬉しかったなあ。

そこから戸栗美術館へのわずかな距離がまたまた蜃気楼状態で、あれだ、タクラマカン沙漠ですがな。
喜多郎の「シルクロード」のテーマ曲が聴こえて来たもんな。危ないわ。
伊万里の唐草文様で涼しくなってから、太田へ。
「怖い浮世絵」展。
今回は肉筆画はなし。
かなり楽しめたのはやっぱりオバケ好きだからだろうな。うまくツボをつかれたよ。

新宿へ。損保にたどり着くまでに今度は前川清の歌声が・・・そう、「東京砂漠」。
色々遊んだよ。光と電気のマジック。







サントリーで終わり。ガレ。
ガレ・・・正直なところ「またガレか」と思っていたが、違いましたわ。
このガレ展はこれまでのとはアプローチが違う。すごくよかった。
作品をこれでもかと出すのではなく、その意義について教えてくれるわけです。
面白かったわ。

2日目終わり。
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