高麗美術館で白磁と屏風のいいのをみた。
わたしは高麗青磁が最愛なのだが、朝鮮王朝が白を、白磁を尊ぶ気持ちは最近になってわかるようになってきた(ような気がする)。

とかなんとか言いながらこのポスターを見たら白磁に惹かれるのではなくて魚に牛にヤラレますがなw
白磁鉄絵俑 18世紀 にこにこした顔の俑で頭部がカリフラワー形。…何かに似ている。そうだ、諸星大二郎の手塚治虫賞をもらった「生物都市」の宇宙人、あれにそっくりだ。
うーん、李朝にこんな宇宙人がいて、みんなを融合させたのか…←チガウ。
日時計があった。亀の上にペットボトルおいて作るワークショップもあるみたい。
この名前がなかなか難しい。「仰釜日△」 △は日冠に処の字で「ぎょうふにっき」と読むらしい。
読むことは出来なかったが、この時間は多分正確なのだろうな。
青花水滴の可愛いのがいくつもある。下地の白が白磁ではなく青白になっているのもいい。
白磁鎛(はくじ・はく) 鐘の一種なのかな、ちょっとわからない。上部にゴジラのようなのがいる。
螺鈿を楽しむ。
葡萄にリスなんだが、このリスたちが天衣無縫と言うか縦横無尽と言うか自由気儘、放埓無頼で可愛い可愛い。
顔は描かずシルエット風で生き生きしている。ブドウの玉を取ったのもいるし、走りくるのもいる。可愛いわ。
蓮池亀文箱 これがまた素晴らしい。綺麗わ。
魚型三脚盤 ああ、三本の足が全て立つ魚で、丸い天板には千鳥が渦の中心に向かって段々と小さくなってゆく…
可愛くて綺麗で欲しい欲しい。ええ螺鈿細工。
朝鮮のこうした家具の美は本当に凄い。
さて最後に魚楽八曲屏風
ファンキーな魚たちが自在に泳ぐ。エイもイカも蟹もイキイキ。出目むく魚もおるもんなあ。
陸では牛たちがなんだかこちらも楽しそう。いいなあ。

明るい、いい展示でしたわ。
11/23まで。
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