美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

西三河ハイカイ録

先月、大雨の日に半田に行った。半田は知多半島になるのかな、わたしはあんまり中部地方の地理に詳しくない。
赤レンガの写真を撮りに行ったが、愛知県と言うのは広いのでこれは他の所も回らなあかんなと思った。
「愛知」=「名古屋」ではなく、他にも多くの土地があることを改めて認識せねばならない。

とかなんとかいうて西尾市の岩瀬文庫に行くことにした。
前々から古文書や奈良絵本のいいのが「岩瀬文庫所蔵」というのを見かけるので、やっぱり遠いの知らん土地やのと言うていられなくなった。
それで9時から開館と言うのでそれに合わせて出かけることにした。

わたしは外出するとき、必ず複数の目的を持つことにしている。
愛知県の広さはなんとなく知っているので三河に行くのなら三河だけ、名古屋市内と組み合わせないことにして行き先を考えると、丁度うまいことに碧南の藤井達吉現代美術館で暁斎展をしているではないか。
しかもこれ先般ののとは違う構成やん、ということで西尾市と碧南市を行くことにした。
ところで地図を見たら隣接しているのに電車は真横には通らずに∩形ではないか。知立で乗り換えなどうもならんようだ。
惜しいなあ。歩けそうやん。
それで碧南に電話して尋ねたら「フツーは歩いたりとかは考えません」とのこと。まぁそうですわな。
それに歩くんやと西尾からではなく碧南から半田の方が近いな。
まあとりあえず逆Uの路線を使おう。

さて9時の開館につくにはわたくし徒歩も含めて6時に家を出ないとあきません。
かないませんね、遠いですな。
ママ様のご好意で車で駅まで送られましたが、これは雨やからまあええねんけど、帰りが歩くことになるのでちょっといややなとわがままなことを思っておりました。

新幹線から名鉄に乗り換え。名鉄はけっこう頻発しているが、わかりにくいのですよ。
電車の種類により立ち位置が変わるのだが、わたしの乗るのが何色テープかがわからんがな。
仕方なく適当に立ってたが、ようやく表示が出た。幸い合うてたが、わかりにくいなあ。
ホーム↓のテープしか見えんが、電車出て上に表示があるのに気づいた。停車中は見えん。あかんで。

桜前待ち、ちがう、桜町前につきました。
桜町前、アタマで理解してても、指は桜新町と打つし、書くし、声だして読んでるし、呼んでるわ。すまぬ、桜町前。
そのタタリか、ヤフー先生によると桜町前駅から岩瀬文庫は徒歩13分らしいが、現実のわたしはまっすぐな道であっても苦しんで9時を越えてしまったよ。
「まっすぐな道でさみしい」のは山頭火だけではなくてですね、わたしも真っ直ぐな道で民家だらけなのに淋しい状況でしたわ。
とりあえずなんとかついたが、もう9時5分やん。えらい目に遭うぜ。

「越境する絵ものがたり」展、凄い内容なのに無料。
岩瀬文庫ってすごいな…
今度感想書くときまたまた延々と果てしなく書きこんでしまいそう。

ところでこんなのを見た。


黒ウサギと言えば「白いウサギ黒いウサギ」の牧歌的な恋の話ではなく、わたしなんぞは新宮の水野氏の丹鶴姫と黒いウサギを思い出すのですよ…

一休みしようと休憩所に行くとお茶の接待を受けまして、ついでに朝食の残りのパンをかじりながら西尾市の観光リーフレットを読んでると、なかなかいいところがあるやないですか。
知らなんだわー
これはいかん、碧南には予定より一本遅れで向かおう。

というわけで西尾駅の方面へGO!
カメラはいらんやろと思ったのでスマホしかなくて惜しいことをした。
いい建物があちこちにあるぞ。







ここを出て延々と歩く。地図と現実との整合性が折り合わんわたくしの脳。
ヒトに尋ねるということでそれをなんとかするわけですね。

こんなのみつけたり。



こんなのもある。



まだまだあるぞ。



そうこうするうちにお城の近くに。
お城があることも今知ったわけですよ、申し訳ない。
京都から近衛邸を移設したところへ。















ガラスの向こうには西尾城。

ところで駐車場でこんなのみかけた。


他の所もみんな真っ直ぐ前向きやのに。

さて少し歩きまして尚古荘に併設された抹茶系和風カフェへ入り、抹茶そばをいただきましてから尚古荘へ。



大きな建物の座敷ではコスプレさん方が撮影中。



左側の亭に行くのにかなり急な石段上り下りしましたよ。



ここから駅までかなり早足したが惜しくも1分差で電車は行きまして、やはり「遅らせてもいいや」の時間のに乗ることになりました。
西尾市は鰻で有名らしい。いい匂いがしていたなあ。

知立で乗り換え碧南へ。
2008年の開館初日に行って以来の訪問。
暁斎、面白かったな。妖怪引きで幕のデジタル再現の布もかかっていた。

出てから近辺の建物を見て回ることに。


今日はお休みやけど平日は工場も見学可。




この向かいのお寺も立派。



実はここには清沢満之記念館があるが、八年前に藤井達吉現美オープニングのお祝いに行った時、地元のヒトに「キヨサワマンシを知らんのですか」と呆れられたことがある。
わたしは宗教者には関心があんまりないので、やっぱりここに入ることはないなと改めて思う。
そうそう、暁烏敏にも関心がないので、哲学とか信仰について詳しい人から色々言われたこともあったな。
何にも知らんもんですから、こんなわたしには関わらない方がいいですよ、ほんまに。

さてこの町には旧大浜警察署がある。そちらへ行こう。
と地図を出した時には既に見つけていた。


中には入れません。

敷地内にはこんなのもある。






機嫌よく川沿いを歩きましたが、もうほんまに焼き板のままの建物をたくさん見かけるみかける。
三州瓦のいいのもたくさんあるし。けっこうやなあ。



大きいスーパーに入る。
なんだかんだと買い物をしてから駅へ。
名古屋へ向かう。ああ、疲れた…

お土産など買うてのんびりと1時間弱新幹線に乗り、更に電車乗継ではなくバス一本で帰ることにしましたわ。
重い荷物を振り振り徒歩で帰宅。
ああ、疲れた・・・

それにしても三河地方はいい建物も多いし、これは面白い土地やわ。
また日を置いて出かけよう。
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