美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 **なお現在コメント欄を閉鎖中です。

マルチクリエイター 松本かつぢの世界 その2

続き。

かつぢは描き分けが巧いひとだった。
三種の「アラジンと魔法のランプ」がある。
同一人物の手によるものだと思えないほど違う。
違うがやはりかつぢなのだった。

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シルエット版。

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アラジンが中国人だということがよく伝わる。
武井武雄、初山滋に通じるモダンさがある。

そしてセル画もある。
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なんだかスゴいな。

こちらは可愛い黒猫ちゃんの活躍。
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幸せな童画。

そして手塚治虫より早い時期に描かれたといわれる「?のクローバー」
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構図も巧いなあ。数ページでこうしてまとまっていて、そこにドキドキもあり、やったー!もある。

抒情画のときの背景には謎めいたときめきがあるが、マンガにはあえてそれを排除していたようで、そこがまたいい。
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抒情画の付録などを集めたコーナーもいい。
メランコリックな風情を見せるものもあるが、やはりかつぢは健康で陽気な少女たちが多い。
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情景の魅力を改めて思う。
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かつぢは50歳になったのを機に童画に向かった。
そしてコンビのベビー用品に愛らしいキャラたちを描いた。
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とても懐かしいし、懐かしいだけでなく、遠いものではないことにも気づく。

松本かつぢ資料館は二子玉川にある。
開館情報やアクセスなどはこちら
近年、村上もとか「フイチン再見」で描かれたかつぢの温かな人柄、それは作品にもにじみ出ていた。
とてもよいものを2017年の始まりに見たことを喜んでいる。
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