美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 **自宅でログイン出来ないので、現在「遊行七恵、道を尋ねて何かに出会う」で感想を挙げています。

2017.1月の東京ハイカイ録その1

金土日と東京をハイカイした。
毎度のことながら色々と予定変更はつきものとはいえ、色々と「しまった」が生まれるものだ。
極端なことを言えば日曜に観劇ではなく日延べして月曜に観劇すればよかったのだ。
朝の間に汐留ミュージアムに行けるし。
それを日曜にしたものだから、今回の行動時間が狭まり、しかも見に行ったものが悉くよかったので、ますます時間足らずになった。
今度からはもうちょっと考えよう。

東京についてからいつものロッカーにキャリーを放り込んで石神井公園へ向かう。
石神井池のほとりを歩くと余計に寒そうなので、やめて住宅街を行く。
突き当りはもう一つの公園のところ。こちらの池が三宝寺池になるそうだ。
わたしはふるさと歴史館の分館へ行きたい。
道を訊いて園内を進む。柵がある中だとは知らず、ちょっとむだをする。
分館で何を見るか。
柳生一族を描いた小説の紹介をみるのだ。

中では石神井に家を建てた檀一雄の書斎の再現がされていた。
檀一雄ファンのわたしはただただ嬉しい。
元は小松製作所創業者・小松税氏の建てた昭和2年の家の和室を昭和30年に移築したそうな。いい感じの和室で欄間も落ち着いている。
「奇放亭」ドンキホーテからの命名だという。
檀は放浪が身についているから、旅先のどこでもが書斎になったが、この和室はとても気に入っていたそうだ。

檀の著書もいくつも展示されていた。
「風と雲雀と丘」は麗子像が表紙絵、「夕日と拳銃」は小亭に唐美人が琵琶演奏の図、「孫悟空」は誰の絵かなかなかユーモラスな悟空がいた。

そして企画展の「柳生もの」もたいへんよかった。
展覧会の感想はいつものように後日ちまちまと挙げるが、小説家の産物の他にも柳生家歴代の資料や刀剣などもあり、面白かった。

寒空に紅梅が咲いていた。



本館のエン座に行くとさすがに平日なので空いてた。
季節限定の満州うどんというのがあった。
檀一雄へのトリビュートうどんだという。レシピは檀太郎。
パクチー、タマネギのみじん切り、筋ニク入り。
そこまでは確かに聴いたが、味付けを聴かなかった。
・・・ピリ辛過ぎるぞ。まさかの味でわたしは大量の酢を入れたが、かなりの汗。
これはダメだ、ニガテだ、やはりいつもの糧うどんがいいな。
今度はフキノトウの頃に来よう。

石神井池には野鳥がたくさんいた。白と黒の鴨が多い。上村淳之さんなら名前をすぐに挙げられるだろうが、わたしは「ああ、白黒の鴨か」で終わってしまう。
まだ「美味しそうやな」にならんだけマシである。

冬の空気は鋭い。
不純物が少なくなって清浄になるのか、風景はいい。





この池を見る度に因幡晃の「あの唄」の二番が思い浮かぶのだが、今回は冬だからか、より一層あの唄が慕わしくなった。
公園というものは西洋から来ているが、だからか風景を一部だけ切り取ると、どの国のものなのかわからなくなる。

三井記念美術館へ。「日本の伝統芸能」の後期を見たのだが、これがどうも前期だけでも良かったかもしれない。
いいのが出ているのだが何故かそんな風に思ってしまう。

上野へ。
時間が足りなくなっている。「春日大社」展は相当時間がかかると言うのであきらめて常設展だけを見るか。金曜なのに延長なしなのだ。5時までなのが恨めしいが仕方ない。
常に東博は頑張ってるのだ。冬の間くらい早よしまわなな。
東洋館、本館と楽しんでから公園へ。



都美へ。二階ではレセプションパーティの人々の影が見える。
わたしは地下へ。
「新東京百景 90年前の東京」展。無料。
撮影は川上澄生、平塚運一はダメだがあとは可能。パチパチ。90年前の東京風景。
モダンさと意外なわびしさの街を見る。たいへん楽しい。やはり版画はいい。
今回は全て自刻自摺。端々に工夫を凝らしている。
こういうのがある展覧会が好きなのだ。
ツイッターに挙げたものをいずれまとめよう。




科学博物館へ。


先にご飯を食べよう。

レストランへ。カフェよりこっちかなと。
おお、メニューが。


窓からは骨が大量に見える。いい景色だ。



さてラスコー展へ。
これがたいへんよかった。
高松塚古墳と同じで人為的にダメにしてしまったので実際に見ることは不可能。
それだけにこの再現技術の高さがありがたい。








「大地の子エイラ」を思い出したよ。
諸星大二郎の「巨人伝」はアフリカだったな。

常設展に向かうが時間がないので地球館にだけ。
レストランの下のホネさん方をみる。








などありまして、20時になり退出。
さむいわ~~~
ふと見上げると白い夜。雪はまだ降らなかった。
初日ここまで。
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