美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

2017年5月の東京ハイカイ録 その2

五月五日端午の節句こどもの日 と俳句のような川柳のようなのから始まる。
展覧会の感想はまた個別に後日。
とりあえずいきなり三ノ輪へ向かう。朝の九時には着きたいぞと出かけたのだが、いつもと違う出口から地上に出て、この看板を見て当惑。
これはわからんわ。


地図を見るのが上手な月猫さんもわたしに同意してくれはりましたよ。
随分前の雪の日に松涛美術館への道が見えなくなったとき、たまたま外に出た奥さんに松涛美術館の道を尋ねたところ「山本富士子の家のところを」と説明されて以来の困惑。
註:山本富士子さんとは昭和の美人女優。ミス日本である。

さてどうにかたどり着いた一葉記念館。今回は「別れ霜」という新聞連載小説の紹介。挿絵ごと見れて嬉しかったわ。掲載されてた新聞そのものが行方不明だったのが近年になり発見されての展示。めでたいことよ。
挿絵の周延の錦絵もいくつも出ていて、明治の東京府の様々な様子を目の当たりにした感じ。

三井記念美術館で西大寺展。89年かな、高島屋でも西大寺展があって、その時のチラシの事とか色々思いだす。
実は西大寺にはまだ入ったことがない。隣接するケーキ屋さんには一度行ったことはあるが。ニュースでよく見る巨大なお茶碗の回し飲みの現物もある。奈良絵のある茶碗で大塩正人窯のかも。

柏餅を三越に買いに行く。三越は神田祭が始まるのを待っていた。
わたしはもっちりしたお持ちにアンの入った柏餅が欲しいのだが、近年は柏団子の方が多くて困っているので、コンセルジェにこそこそと相談し、某店の柏餅を購入。別な店の試食をしたとき、餡はいいのにやっぱり柏団子だったことを話して、大体の好みを掴んでもらったのだ。
その柏餅をお供に佐倉へGO!

暑いのでバスで入り口まで。しもた、坂を上るのだよ、これだと。暑い暑い言いながら歴博に到着。
柏餅、おいしかったが、もっともっちり餅のがほしいな…

昨夏のみんぱくの「見世物大博覧会」の巡回なのだが、ちょっとさみしいなあ。
これはコヤだけか。ううーん。のぞきからくりも元から在る分か。残念。
デジタルの企画展もあったが、これもまだまだかな。しかしここが始めたというのはいいことだと思う。

16:15のバスでJR佐倉へ向かう。そこから千葉へ出るが、本当に昔日の面影なしの綺麗な明るいエキナカで、例によって上がってすぐのところのカワシマパンのコッペパンになんだかんだはさむのをたのむ。今日は現地のピーナツにホイップ、コロッケにキャベツの2つとフルーツ牛乳。おいしうございました。
これで道も間違えずに千葉市美術館へつけたらよいなあ…

ついたよ、なんとか。28分かかった。バスなしでこの時間は、わたしの中では早い方。なんしかここはわたしには魔境だわな。
で、滋賀に続いて千葉でもウォルター・クレイン。
たいへんよろしい。とはいえ、前回の滋賀同様感想が書けるかどうかは別問題。
わたしはやはり絢爛な絵本作品と細密なケルムスコットプレス社の本とが好きなんだが、シンプルな作品も悪くない。あっさりと楽しい。

機嫌よく帰るが、今回初めて京成の千葉中央から帰ることにする。
きぼーる通りとかを延々と歩くと…おお、京成千葉駅よりずっと明るい。
これはいい。今度からこれで帰ろう。

宿についてから支度してたお風呂グッズもって稲荷町へ。
先月から気になってた寿湯へ。端午の節句と言うことで菖蒲湯。
ヤクルト貰いました、ありがとう。
キモチよくお風呂に入りまして、グタグタの体も癒えまして、帰りはうまいこと乗り継ぎも簡易で、本当にええ心持でございましたわ。
この日はここまで。

6日最終日。
さて東京駅のいつものロッカーに荷物を放り込んでから動きます。
いきなり府中へ。新宿から特急に乗り換えたら、競馬開催の恩恵を受けてこの特急は東府中にも停車というやん。助かるなあ。
隣席の人、確かに耳に赤い鉛筆を挟み、イヤホンを聴きながら新聞を熱心に覗き込んではったわ。

暑いので日影を選んで歩くけど、やはり暑い。
なんだか色々妄想が湧いてくる。

最終日一日前だからか、すごーーーい行列。ひえーーー
まあしかし快適な環境で見てほしい、と言う設定で入場制限してはるからなあ。
国芳展後期。楽しかったよ。

常設の油彩画も色々いいのが出ていたし、牛島憲之も好きな作品があったのは嬉しい。
それやこれやで出たのが13時前。
駅まで持たずモスに入るが、なんだか妙に食べたりない。
駅まで来た時にパン屋さんでちょっとイートイン。胡麻チーズのパリパリに焼いたパンがおいしかったわ。あんドーナツは半分だけ齧って持ち帰り。

乗り換えに手間取り、渋谷についたらもう3時。國學院に行くのに何番出口がいいか思い出せず、近くの案内の女性に尋ねると「ヒカリエを越えて15出口から」とか言う。
前に國學院卒の方々から教わったのとは違うなと思いつつその通りにすると、ヒカリエから外へ出るのにまず一苦労、しかもやかましいし、混んでる。
更に外に出たらこのあっついあっつい中を、歩道橋を渡らなあかんルートやんか!
もおおおおおっ
しかも出た途端、あっ16bだと思い出したわ!
これはあかんで、こんな道を教えたら、あの案内、イケズで言うたのか道を知らずに言うたのか適当に言うたのか知らんが、実際に歩いてないでしょあんた、と確信。

色々艱難辛苦の果てにようやくたどりつく。
國學院所有の伊勢物語、竹取物語、酒呑童子それぞれの異本の比較だった。
それから絹本の俵藤太絵巻を長――――く延ばしての展示。
異本の比較を見ていると、実際に自分が学生の時に「をぐり」と「平家」それぞれの異本の比較をマジメに取り組んでたことが思い出された。
わたしの比較対象は説経節の「をぐり」ではなく、「小栗一代記」関連だった。
平家も色々やったなあ。須磨歩きとか京都歩きとか…
そういうことを思い出したわ。

他に神田祭今昔というミニ企画もしてて、昨今のアニメかな、可愛い少女らの絵が祭を宣伝してた。
それから去年奉納のこち亀絵巻も一部開かれてたのは良かった。
あとは昔の祭の様子やナマズの山車の模型もある。
この展示、もっと宣伝したらよいのに。

ようやく涼しくなったのは5時でした。ここでもどこからかチャイムが。
16b出口から地下へ。
銀座線に乗り継いで日本橋から東京駅へ。
まあほんと、この日は2つしか行けなかったけど、それはそれでいいわ。

お土産やお弁当など購入し、グリーン車へ。かなり空いてる。
ほっとするわ…
ところでこの車内でTLを追いかけたわたしはギョッッッとした。
阪神、なんなんやーっ0-9で広島にボロ負けしてたのが9-9になり、挙句は12-9で大逆転勝利、単独首位やとーーーーーっ
ひえーーーっこんな車内でコーフンしたかてしゃあないけど、やっぱりコーフンしたわ!
ああーっっわたしはこれでまた阪神の歴史に残る名シーンを見損ねてしもたがなーーーっ
最初は1985年のあの栄光の年の優勝直前の10月10日、まさかの平田の満塁打にイヤハヤ鳥人の北村の大キャッチ!
これをようやく見たのは近年になって「虎辞書なる!」の放送でしたな。
そして今回の大逆転劇。くーーーーっ!
見てたらどんなに血が沸騰したことだろう、天井知らずの沸騰と歓喜があったろうに!
あああ、惜しいことをした…

タクシーで運転手さんとその話をするもあんまり盛り上がらず、惜しいな。
帰宅してからはスポーツニュースを見倒したが、やっぱり凄いわ、阪神。

ギラギラしたキモチで自宅菖蒲湯に浸かり、ぐったりとねました。
今回のハイカイはここまで。
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