美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

紫陽花をみる

定宿の前の道路はこの時期は紫陽花であふれているので、いつからか遠出して紫陽花を見る、というのをやめてしまうようになった。
それで昨日・今日と都内にいて、今朝紫陽花見ようと表に出たが、その紫陽花がない。
少し北へ上がってもなかなかない。ようやくみつけたのはちょっとしぼみつつあるガクアジサイ。
丸玉の方のはない。おかしいなとまたまた歩いて歩いてようやくみつけたが、だいぶ萎れていた。
残念やな、ちょっと時季が遅れたみたい。
そやけど、そこから横に入るとまだまだ咲いていたのでよしとしよう。

で、昨日は横浜美術館に行き、日本画室をのぞくと見えたのがこちら。
KIMG3302.jpg
安田靫彦 窓
これ、なんで「窓」いうタイトルなのか長らくわかってなかったが、よくよく見れば、一種の錯視、トリックアートなわけで、花は外に咲いていて、窓際に空の花瓶があるのが、そこに紫陽花を生けたあるように見えるように描いてはるのです。
そう、靫彦にやられましたな。
イメージ (508)
ガクアジサイが窓から顔を見せてる。
一枚板のええところに赤絵の水滴、青磁の透かしの筆立、文鎮はよう見たら犬みたいなもの。
ええ絵ですな。

それでちょっとした公園に行くと紫陽花はこんな感じにあったりする。
イメージ (509)
紫峰 青梅の頃
山吹の葉と青紅葉がいっしょ。

子どもの頃はこっちの丸いのが好きだった。
イメージ (512)

しかし大人になるほどガクアジサイの良さに惹かれるようになった。
イメージ (511)

まあそうは言うてもこんな風に丸々してたら、やっぱり可愛いてしかたないと思いますな。
イメージ (510)

紫陽花は絵もいいが工芸品になってもよろしい。
螺鈿でキラキラするのを見ると嬉しくなる。
琳派の紫陽花は絵でも螺鈿のようにキラキラ。
イメージ (513)
抱一と雪佳
イメージ (514)

sun292-1.jpg

俳画にも紫陽花のええのがあります。
zen785-1.jpg

白い紫陽花も好き。明月院に行った時、雨上がりで無人で、という奇跡みたいな時間をもらいまして、堪能したなあ。
そのとき白い紫陽花がワイシャツみたいな白さで綺麗なと思ったなあ。
あれからなかなかそこまで白い紫陽花にはお目にかかってへん。
イメージ (515)

溺れてしまいそうな紫陽花もある。
イメージ (516)
蕩けてゆく…

まだ盛りのところがあるなら行きたいと思う。
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