美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

2017.6 終了した展覧会のまとめ その1

ふと気づけば終了日が来た展覧会がいくたりか。
まとめて小さい感想を挙げてゆく。

・「夢二ロマン 神戸憧憬と欧米への旅」@神戸ファッション美術館 
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夢二の作品はたいへんな数がある。
版画作品、商業作品が多いからこそ、所蔵家も少なくない。
肉筆画も多い。
しかし、まさかこんなにも大量の滞欧米のスケッチを見ることがあるとは思いもしなかった。

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夢二の海外進出は決して成功とはいえず、明らかに思わしくないものでしかなかった。
失敗とは言いたくないが、彼が海外に出た間に時代が変わり、もはや「夢二式美人」に熱狂する人もそうはいなくなっていた。
そして夢二式美人を体現したモデルのお葉もいなくなり、行く先々で一瞬の片思いだけが続く。
 
今回の展覧会の絵を見ていて、そんなことばかりがアタマに浮かんでくる。
最晩年、50歳にもならずに夢二はなくなるが、その少し前に二十歳の娘と一瞬知り合い、勝手に結婚を思っている。
向こうは夢二を相手にもしていないのに。
そのことが悲しい。

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湖畔の舞妓 髪飾りと着物があじさい。可愛らしい。

この頃は夢二は良い仕事をしていた。

・夢二が描く大正ファッション゛弥生美術館
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夢二は縞柄が好きだということを今回の展示で初めて認識した。
そしてその縞も縦じまのみならず江戸以来の様々なパターンがあり、それを取り入れていたことをしった。

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久しぶりの回顧展。改めてセツのその美意識の鋭さ・厳しさに息をのみ、やっぱり近づいてはいけない人だと改めて思った。

樋口一葉兎と錦絵 周延が描いた「別れ霜の挿絵」@一葉記念館
新聞連載していた「別れ霜」その新聞が出てきたそうで、今回の展示へ。
物語はこちら
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絵と共に物語を読む。

一方、周延の明治の浮世絵を展示も。
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色々思うところも多いのに挙げ損ねたのが苦しい・・・
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