美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

本野精吾自邸をたずねる

第42回「京の夏の旅」で初めて本野精吾自邸が公開された。
わたしがここへ行った経緯については既にこちらに挙げている。

本野作品は現存数が少ない。
現在売り出されている山科の旧鶴巻邸(栗原邸)、旧西陣織会館(現・京都市考古資料館)、京都工芸繊維大学の3号館か、そしてこの自邸である。
鶴巻邸西陣織会館は既にここで紹介している。
2010年には工芸繊維大で「「建築家 本野精吾展 モダンデザインの先駆者」展が開催されている。
当時の感想はこちら

中村鎮式ブロックを使用し、モダニズムの在り方を見せた建築家。
彼の自邸を紹介する。

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外観からして既に本野精吾だという実感がある。

門には表札。IMGP0001_201707120956372ea.jpg
かれはとても器用で自分の服も拵えたそうだから、これも本人の製作だと思われる。

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いつからあるのか知らないが、変に可愛い。

池もある。
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睡蓮とガクアジサイと。

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庭から二階を見上げる。
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二階建てで基本ワンルームである。台所もあった。
浴室、洗面所は未公開。
暖炉があり、それは実際に使用。装飾は葡萄文様。
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煉瓦にはメーカー名が。
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天井はかなり低い。
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フックつき。
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壁面は打ちっぱなし。そこに展示されているのは本野の息子さんが拵えた抽象的な染色作品。
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思えば本野の拵えた旧鶴巻邸の鶴巻鶴一も染色関係の教授だった。

二階へ上がる階段の天井には天窓が。
光が差し込んでくる。
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二階もシンプル
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ここにも息子さんの作品。
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二階から階段を見る。この家には廊下はない。
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階下へ。
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ドア、窓、サッシは昔のものと今のが混在。実際に暮らしておられたのだから当然。
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外観
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モダニズムの極みを見たと思う。
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