美術館・博物館・デパートでの展覧会を訪ね歩き、近代建築を見て周り、歌舞伎・映画・物語に溺れる日々の『遊びに行った日を記す』場所です。 

夏色十色 ―山水の美―

毎日毎日暑い。
こう暑いと本当にアタマも体も動かなくなる。
七月半ば手前でこれだから真夏になるとどうなるのか。
まあ湿気が無くなればちょっとましかな。

アタマの働かない時は好きなものを見て過ごそう。
ということで近代日本画の世界へゆこう。

イメージ (647)

竹林の中の百合、涼しそうやなあ。

やっぱり暑いときは水がいいよね。
川端龍子 那智  ご神体と言うのはわかってるけど、キモチいいだろうなあ。

松林桂月 山水図  このヒトもさらっと涼しそうな絵を墨をうまく用いて表現する。

川合玉堂 緑陰重釣  出ました、川と言えばこのヒトですがな。涼しそう。オッチャンが一人で釣りをする。

今井守彦 緑の頃  ああ、心地よさそう。

…とここまでは涼しそう。
次からが熱い。
 中路融人 太陽  金色ですがな。暑そう…

堂本印象 彩屋聚楽  カラフルな屋根がずらりと一堂に。可愛いわ。メルヘンチック。浜辺の村。

横山大観 竹雨  チラシ。大観は大仰な絵よりこうしたしみじみした絵の方がいいよ。

富士山が四点。大観、栖鳳、小山硬、山下清。夏の富士の絵は涼しそうでいい。
冬なのかもしれないが、勝手に涼しくなろう。

立石春美 薫風  ああ、気持ちが明るくなる。レースをじっとみつめる美人。

伊東深水 晩涼  江戸中期の女が団扇を持つ。夏の微かな涼しさを楽しむ。

北野恒富 侠妓幾松之図 北野恒富  この女を描いた絵と言えば、三木翠山がいる。
 イメージ (649)

その三木翠山の美人画。 清流趨涼 小舟に乗る女の身体の不自然なポーズ、しかし船の上ならこれはありうると思うが。
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中村貞以 書家  パーマを当てたばかりの奥さんが…この奥さんの着物、涼しそうな柄ものだった。大きな葉っぱ。いい色のもの。

二階も引き続き夏の絵が。
徳岡神泉 菖蒲  白い花が咲いていた。派手でいい。

栖鳳 村居  サバととんがらしの絵。良くわからん取り合わせだが、料理屋の息子だけに魚とかなんでもおいしそう。

伊藤小坡 虫売り  これはいくつかバージョンあるよう。わたしは違うのを見ている。喜ぶ子供ら背中越しの女。

小川千甕 雷神 どんどこどんっと元気そうに雷を打っていた。

他にも爽やかないい絵が並ぶので、とても気持ちいい。

9/3まで。

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